Amazonにて、一般社団法人ダム工学会 近畿・中部ワーキンググループによる書籍『ダムの科学[改訂版] 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る』のKindle版が、日替わりセールの対象となっている。価格は紙の本の1210円(税込)に対して、67%オフとなる399円(税込)。セールは本日7月25日限定だ。
本書は、ダムの仕組みや歴史、建設技術をはじめ、完成から何十年も経過したダムを使い続けるための「ダム再生」について解説する一冊。日本は雨が多く、国土のおよそ75%を山地が占めるため、大雨による洪水と、雨が降らないことによる渇水が発生しやすく、ダムはこうした事態を防ぐ役割のひとつを担っている。
前半の「ダムの基本」では、ダムに関わる人々や完成までの流れ、治水や利水を目的としてダムをつくる理由、洪水を調節する方法などを紹介。世界と日本のダムの歴史、黒部ダム、人工衛星からも見えるダム湖についても取り上げている。
さらに、重力式コンクリートダム、アーチ式コンクリートダム、フィルダムといった種類ごとの特徴を解説。ダムに適した場所や建設方法、使用される材料、「CSG工法」や日本生まれの「RCD工法」、ICTやAIを駆使した施工、水力発電の仕組みなどにも触れている。
後半の「ダム再生」では、既存のダムを「永く使う」「賢く使う」「増やして使う」「ネットワークで使う」という4つの観点から解説。耐震対策や地震観測、施設を診断する技術、長寿命化、ダム湖の水質を守る方法、たまった砂を排出する技術のほか、最新の運用技術や未利用エネルギーの活用などを紹介する。

くわえて、ダムの嵩上げや施設・設備の改造、トンネル洪水吐、2つのダムをつなげる技術、ダムの役割分担や目的変更についても収録。なお、電子書籍版には紙の書籍の購入特典「限定オリジナルダムカード」は付属しないが、「ダムカード」の画像は電子版の巻末に収録されている。
