Steamで販売中のPC版『ラスト レムナント』が9月5日で販売停止へ。Xbox 360版から大幅改善されたスクエニの大規模戦闘RPG

 スクウェア・エニックスは、Steamで販売中の『ラスト レムナント』の販売を全世界で停止すると発表した。日本では9月5日(水)午前2時ごろに停止される見込み。販売再開は現在未定とされている。

(画像はSteam | The Last Remnantより)

 『ラスト レムナント』は、スクウェア・エニックスの『サガ』チームが完全新作として開発し、2008年にリリースされたRPG。最大の特徴が戦闘システムで、コマンド入力のターン制ながらも、プレイヤーは個別のキャラクターではなく最大5名で構成された部隊(ユニット)を複数操作する。数十人が戦う大規模な戦場がUnreal Engine 3でダイナミックに描かれるほか、異なる能力のキャラクターでユニットをどう組むのかというSLG的な深い戦略性が魅力だ。

 本作はかつてMicrosoftがXbox 360にてより多くのJRPGを発売しようと取り組んでいた時期に発表された作品であり、世界同時展開で販売されてもいるものの、ロード時間の問題や処理落ち、一部の『サガ』らしい難解なシステムやバランスなどが、国内外から賛否両論の評価を呼んだ。また同作は当初PS3版もリリース予定だったが、現在も発売の目処は立っていない。

(画像はSteam | The Last Remnantより)

 しかし今回販売が停止されるPC版は、Xbox 360版から大幅にリファインされており、Steamでも2220件のレビューのうち80パーセントが良好な評価を示している。単純なロード時間や処理落ちの改善だけでなく、バトルの倍速機能やモーションの最適化といったゲームスピードの上昇や、ユニークリーダー数の撤廃や戦闘中に使用するアーツ(技)の細かい設定といった戦略面での自由度の向上など、現時点で『ラスト レムナント』の完全版がPC版であることは疑いようの余地がない。

 残念ながらあと10日ほどで販売が停止されてしまうPC版『ラスト レムナント』。販売停止の理由も明かされていないため、今後入手できるかどうかも不透明となっており、気になる読者の方はチェックしておいた方がいいかもしれない。SteamのPC版は日本語にも対応しており、価格1080円にて販売されている。

文/ishigenn

ライター
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn
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