株式会社SNKは5月13日(火)、2021年より同社の代表取締役社長を務めていた松原健二氏が同職を離れることを公式サイトでのプレスリリースにて発表した。
松原氏は今後、アドバイザー職という役割を担うことになるという。また、今回の経営体制移行に伴い取締役会議長が暫定代表取締役社長職に任命される予定であるとのことだ。
プレスリリースでは「株式会社SNKは、引き続き戦略的ビジョンに基づいて邁進し、
新たなリーダーシップ体制のもとでの未来に期待を寄せています」と述べられている。

松原氏は株式会社コーエーテクモホールディングス代表取締役社長、株式会社セガゲームス代表取締役社長COO、株式会社セガ代表取締役CPOなどを歴任した人物。2021年8月に株式会社SNKのCEO(最高経営責任者)に就任。その後同年10月から同社の代表取締役社長を務めてきた。
株式会社SNKの近年の動向としては、2021年4月にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子によって設立された非営利団体「MiSK財団」の所有する企業が同社の株式を大幅に取得。グローバルを意識した戦略を展開すると表明されていた。
買収以降の作品では、2022年『THE KING OF FIGHTERS XV』などがリリースされているほか、直近では2025年4月24日から『餓狼伝説』シリーズ26年ぶりの新作『餓狼伝説 City of the Wolves』が発売中だ。