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書籍『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』Kindle版が本日限定で58%オフ。世界的ベストセラー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』訳者の本格講義

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酒井隆史による『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』のKindle版が、本日のみの期間限定で58%オフの399円で購入できるセールを実施している。酒井氏は世界的なベストセラー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の日本語翻訳を行った訳者の一人。

誰も見ない書類をひたすら作成するだけの仕事、無意味な仕事を増やすだけの上司、偉い人の虚栄心を満たすためだけの秘書、嘘を嘘で塗り固めた広告、価値がないとわかっている商品を広める広報……。本書はそうした「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」にまつわる数々の謎に迫る書籍だ。

タイトルからもわかる通り、本書はデヴィッド・グレーバーのベストセラー『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』の解説本だ。元になった本を読んでいない人でも十分にそのエッセンスを理解できるように解説することが、本書のねらいなのだという。

『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』は、世界には「まったく無意味で有害ですらある仕事、しかも当人ですらそう感じている仕事」が増殖しているのだということを実際に調査し、指摘する。

同書ではそうした「ブルシット・ジョブ」に就く人は社会的な評価が高く、より多くの報酬を得ている一方で、社会的に有意義な仕事をしている人が低い報酬や劣悪な労働環境に苦しんでいること。またそれでいて「ブルシット・ジョブ」に就く人もまた、生きがいの得られない無意味な仕事に苦しんでいることについて、なぜ現代社会がこのように構成されているのかを紐解いてゆく。

元書籍はA5版サイズで500ページを超える大著ながら、世界的なベストセラーとなって多くの人に読まれたもの。本書ではその内容を250ページあまりの新書本として凝縮し、再構築している。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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