株式会社アカツキゲームスは5月15日(木)、同社の展開するアクションゲーム『トライブナイン』について、11月27日をもってサービス終了をすると発表した。
今後予定していたアップデート及び新コンテンツの配信は停止され、ゲーム内お知らせにて告知していた機能の追加・調整、不具合修正なども更新の予定はないという。
【重要】サービス終了についてのご案内
— トライブナイン【公式】 (@tribenine_tokyo) May 15, 2025
いつも「TRIBE NINE」をプレイしてくださり、ありがとうございます。
誠に勝手ながら、「TRIBE NINE」はこのたび2025/11/27をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。… pic.twitter.com/aLqcc5fRyx
今回の発表に至った経緯として、アカツキゲームスは2月20日の正式サービス開始以来、より良いサービスを提供できるよう開発・運営に努めてきた。しかし、今後のサービス提供について慎重に検討した結果サービスの終了という決断に至ったという。かさねて、プレイヤーには突然の告知となってしまったことも謝罪している。
なお、サービス終了に伴うスケジュールおよび今後の対応などは、ゲーム内お知らせまたは公式サイトにてアナウンス予定とのこと。また5月15日より、今後予定していたアップデートおよび新コンテンツの配信は停止となり、ゲーム内お知らせにて告知していた機能の追加・調整、不具合修正などについても更新の予定はないという。
くわえて、4月に公開されていたロードマップにて案内されていた「秋葉 才蔵」「秋葉 市之助」の2キャラクター、7月に予定していた第4章なども追加の予定はないとのこと。上記にともない、「秋葉 才蔵」のコスチュームが獲得可能だった「支援契約 レヴェニオ編」にて、武装支援、最高水準、契約レベルの購入に使われた有償エニグマエンティティは返還される。

本作においては、2月26日にゲーム内の「シンクロ(ガチャ)」の提供確率の変更や、使用したゲーム内通貨「エニグマエンティティ」および「シンクロメダル」の返還をはじめとしたさまざまなアップデートが実施されていた。毎月更新のディレクターレターでも、ユーザーからのフィードバックを通じて多くのシステム改善が行われていたことがわかる。
『トライブナイン』は、株式会社アカツキゲームスとトゥーキョーゲームス株式会社との共同プロジェクトで制作されたタイトルだ。理不尽なデスゲームを強いられるネオトーキョー国を舞台に、少年少女たちが狂悪に立ち向かい抗い続ける姿を描いたアクションRPG。基本プレイ無料でiOS/AndroidとPC(Steam)へ向けて配信されている。
なお、世界観構築に携わった小高和剛氏も今回の発表に際しX上で反応している。
ゲーム版での僕の関わりは「世界観設定」の提供だけでしたが、ユーザーの皆さんの期待に応えられず申し訳ありません。
— Kazutaka kodaka/小高和剛 (@kazkodaka) May 15, 2025
ただ、国産のアクションRPGにトライしたスタッフの皆さんは凄いと思います。お疲れ様でした。
色々な意見や要望があると思うので、公式の窓口に送って頂ければと思います。 https://t.co/mVj5giwXSx