Netflixは2025年10月8日、実写ドラマシリーズ『ウィッチャー』シーズン4の新たな予告編を公開した。
この予告編では、リアム・ヘムズワースが新たに演じる主人公・リヴィアのゲラルトのほか、新キャストであるローレンス・フィッシュバーンが演じるレジスが姿を見せている。本シーズンの配信開始日は10月30日を予定している。
シーズン4では、シーズン3の終盤で大陸を揺るがせた大きな出来事の後、離れ離れになってしまったゲラルト、イェネファー、シリの3人が、それぞれの決意を胸に別々の道を歩み始める物語が描かれる。予告編では、彼らが旅の道中で新たな仲間と出会う様子も示唆されている。

予告編では、物語の鍵を握る新キャラクターである、エミール・レジス・ロヘレック・タージフ=ゴドフロイ、通称「レジス」の姿も大きく取り上げられている。原作小説でも人気の高いキャラクターであるこの重要な役を、映画『マトリックス』シリーズのモーフィアス役などで知られるベテラン俳優、ローレンス・フィッシュバーンが演じる。
Netflixの実写ドラマシリーズ『ウィッチャー』は、アンドレイ・サプコフスキの同名小説シリーズを原作としたドラマ作品である。これまでのシーズンでは、短編集『最後の願い』と『運命の剣』、そしてゲラルトとシリの物語が本格的に始まる長編シリーズ第一作『エルフの血脈』と第二作『屈辱の刻』を基にした物語が描かれてきた。
公式サイトによれば、本シリーズはシーズン5をもって完結することが決定しており、シーズン4と最終シーズンであるシーズン5で、原作小説の残り3作品(『炎の洗礼』、『ツバメの塔』、『湖の貴婦人』)の物語が描かれる予定だ。
主人公リヴィアのゲラルト役は、これまでヘンリー・カヴィルが演じてきたが、シーズン4からはリアム・ヘムズワースが引き継ぐことが発表されている。9月14日に公開されたティーザー予告編では、このヘムズワースが演じる新たなゲラルトの戦闘シーンが初めて披露され、注目を集めていた。
『ウィッチャー』シーズン4は、Netflix限定で10月30日より配信予定。