東映特撮YouTube Officialは12月17日、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズの劇場作品から年末年始にふさわしい5本を期間限定で無料配信&プレミア公開すると発表した。
仮面ライダーシリーズからは『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』を配信。スーパー戦隊シリーズからは『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』と『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』を配信する。
そして両シリーズがクロスオーバーする作品として『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』と『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』もラインナップしており、非常に豪華な年末年始となりそうだ。
(画像は「東映特撮YouTube Official」より)
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』は、2014年に公開された映画で、当時の現行作『仮面ライダー鎧武』がメインとなる内容。
タイトルの通り「平成ライダー」と「昭和ライダー」が対立するという衝撃的な展開が挟まれており、葛葉紘汰(仮面ライダー鎧武)に対して妙に厳しい本郷猛(仮面ライダー1号)などの描写はファンの間で語り草となっている。
とはいえ平成ライダーと昭和ライダー、それぞれのライダー観を独自の視点で描いており、対立を通してライダーの歴史、そもそも何をもってライダーなのかを深く考えさせられる作品とも言えるだろう。
なお、映像作品で「平成ライダー」「昭和ライダー」の分類が初めて明確になったのも本作。作中でもファンが俗称として使用してきた当該ワードが使われているが故に、神敬介(仮面ライダーX)からは「お前平成ライダーだったのか……次はこの俺が相手だ」などのパワーワードが飛び出す。
『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』は、2021年に公開された映画で、当時の現行作『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』がメインとなる内容。
仮面ライダーシリーズの放送開始50周年と、スーパー戦隊シリーズが45作目を迎えたことを記念したWアニバーサリー作品でもあり、長い歴史を誇る両シリーズの“これまで”がとある人物(演:鈴木福)を通して描かれるほか、両シリーズのヒーローが大集結する。
両シリーズの原作者であるマンガ家・石ノ森章太郎氏が生み出した“ヒーロー”とは何なのか。同じく創作を生業とする小説家が主人公を務めた『仮面ライダーセイバー』、アカレンジャーなど歴代の戦隊ヒーローをモチーフにした『機界戦隊ゼンカイジャー』を通して、“二次創作”といった題材にも東映が自ら切り込んだ衝撃作でもある。
特にスーパー戦隊シリーズは今年の2025年に50周年を迎えたと同時に、50年という長い歴史を「一つの区切り」として扱い、一旦は幕を下ろすことが話題となった。その上で『スーパーヒーロー戦記』における登場人物のセリフを噛み砕くことに、新たな意味が生まれそうだ。
その他にも両シリーズのヒーローが集結する映画が無料公開される。『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』に至っては『美少女仮面ポワトリン』『アクマイザー3』といった他の東映特撮作品をモチーフにしたキャラクターも登場することが話題になった。
今回の年末年始特別配信企画の配信スケジュールは以下の通り。
『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』
2025年12月28日11:00~2026年1月10日23:59『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
2025年12月29日11:00~2026年1月10日23:59『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』
2025年12月30日11:00~2026年1月10日23:59『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』
2025年12月31日11:00~2026年1月10日23:59『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
2026年1月1日11:00~2026年1月10日23:59




