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父と息子・親子2代のなかよしゲーマーが、メタ読みまで駆使したガチ攻略で『信長の野望 真戦』の“最強職人”に挑戦。お母さんに呆れられつつ、親子で2位・3位にランクインするまで

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『三國志 真戦』と『信長の野望 真戦』、忙しすぎる二足の草鞋

──kuniさんはもともと『三國志 真戦』をプレイされていたと伺っています。『真戦』を始められたきっかけも、それ経由だったんでしょうか?

kuni氏:
リリースの1ヶ月半くらい前に「『信長の野望 真戦』が出る」と知ったのが最初のきっかけです。当時は『三國志 真戦』のシーズン終盤だったこともあって合戦がとにかく忙しくて。事前登録もせずに「どうしようかな、やめとこうかな」と迷いながら当日を迎えたんです。

それでも戦国好きとしては気になって、リリース日の朝に思い立ってインストールしたんですが、やっぱり『三國志 真戦』と並行してだと忙しすぎて、一度は始めてすぐに辞めちゃったんですよ。

──リアルの生活もあるわけですし、この手のゲームは、やり込もうと思うほど時間がかかりますよね。その状況からなぜ復帰できたんでしょう?

kuni氏:
実は、最初に引いた無料ガチャで武田信玄が出たんですよ。「1発目で信玄!? このゲームってプレイヤーに優しすぎるのでは……?」と。「赤備え隊」の一門名から察した方もいると思いますが、武田はすごく好きな勢力だったので、それがすごく尾を引きました。

結局、そのことが忘れられずにもう一度インストールし直しました。そこから出生地を変える「再興」を使って、すべての領地を捨てて四国からやり直したんです。それが今の自分に繋がっています。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_012
kuni氏よりご提供

──初手から武田信玄は引きが強い……! ただ、お話を聞くと新作が出るので“スタートダッシュを決める”という遊ばれ方ではなかったんですね。似たジャンルのゲームでは、事前にSNSやDiscordで仲間を集める方も多いですが、kuniさんは本当にゼロからのスタートだったと。

kuni氏:
はい、完全に「野良」からです。四国で全く知らないプレイヤーたちをひとりずつ集めて一門を作っていきました。

──現在も『三國志 真戦』と掛け持ちされているとのことですが、お忙しくないですか?

kuni氏:
実は慣れてしまうと、不思議とタイミングがいいんですよ。『三國志 真戦』の決算時期に『信長の野望 真戦』の新シーズンが始まる……といった具合に、今のところ上手くサイクルが回っていますね。

──いまのお話でも少し伺えましたが、本作は戦略やコミュニケーションなど、じっくり時間をかけることが重要なゲームだと思います。

ただ皆さんもそれぞれ生活や仕事を持たれているわけで、時間は有限ですよね。実生活とゲームのプレイを、どのように両立させているのでしょうか?

真田迅之助氏:
私はごく普通の会社員なのですが、普段のルーティンとしては、まず朝6時頃に起きて、ベッドの中で1時間ほど集中してプレイしています。日中は仕事があるので、お昼休みと帰宅後の夜がメインですね。

息子の方は、1時間くらいの電車通学なので、その時間を活用しているみたいですね。あとは私と同じく昼休み。夜は寝る前のタイミングを合わせて、ふたりで一緒にプレイしています。

サービス業なので土日が必ずしも休みではなく、シーズン2では、終盤の重要な局面の時期がゴールデンウィークの連勤と重なってしまい、最後の追い込みに参加できなかったのが非常に悔やまれます。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_013
真田迅之助氏よりご提供

──一門の活動、特に「攻城」などは時間が決まっていますよね。

真田迅之助氏:
うちの一門は覇業を目指してかなりストイックに動いていたので、お触れ書きで「7時、9時、12時、 ……」と城攻めの時間がどんどん指示されるんですよ。忙しい時には分刻みのスケジュールだったり、同時に複数箇所攻めもあったり(笑)

仕事の合間を縫って、なんとか兵器部隊だけでも送り込む、といった工夫をしていました。逆に、私は平日休みも多いので、他プレイヤーのイン率が低い時間帯を狙ってこっそり攻める……なんてことも楽しんでいますね。

『真戦』プレイヤーは時間管理が上手? 早起きからポモドーロ・タイマーまで

──kuniさんは一門の当主として、さらに多忙ではないでしょうか。

kuni氏:
私も家族持ちのサラリーマンなので、家庭と仕事が最優先です。子供が3人いるので、隙間時間を見つけるのが大変ですが、私も真田さんと同じく早朝派ですね。5時か5時半には自然と目が覚めてしまいます。

真田迅之助氏:
このゲームをやってると、朝は早くなりますよね(笑)。

──ゲームのトップ層が健康的な朝型生活を送っているというのは、一般的な「ゲーマー」のイメージとは真逆で面白いですね(笑)。

kuni氏:
そうなんです(笑)。起きてすぐに戦況を確認し、合戦中であれば「誰がいつ動き、どこへ攻城をかけるか」という指示をまとめ、お触れ書きを出します。日中は仕事の合間にDiscordでメンションを確認し、夜にようやく腰を据えてプレイする……といった形です。家族の理解には本当に感謝しかありません。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_014
kuni氏よりご提供

──指示を出す側は、動く側の何倍も考える時間が必要ですよね。お仕事中に他の一門から攻められたりすると大変ではありませんか?

kuni氏:
むちゃくちゃ大変です(笑)。シーズン1のときは野良の状態からすべてひとりで立ち上げたので、戦略も外交も自分でやるしかなくて。急に攻撃を受けたりすると「ああっ、誰に指示を出せばいいんだ!」とあたふたすることもありました。それでも覇業を達成できたのは、サポートしてくれた仲間たちのおかげですね。

真田迅之助氏:
その状況で覇業を取るのは本当にすごいですよ。

──平川さんも、モデルや茶道家として外での活動も多いかと思いますが、どのように時間を捻出されていたのですか?

平川氏:
私はこの3月まで大学生だったので、卒業論文やレポートの提出が重なった時期にゲームにハマってしまって、それが大変でした(笑)。

一同:(笑)

平川氏:
勉強しなきゃいけないけれど、ゲームも進めたくて、私も隙間時間をやりくりしていましたね。軍を移動させると、目的地に着くまで10分とか20分とか時間がかかるじゃないですか。だからその移動時間ぶんタイマーを設定して、その間にワーッと勉強に集中して、タイマーが鳴ったらゲームに戻って……みたいな。

──まるでポモドーロ・タイマーですね(笑)。このゲームをガチでやってる方って、みんな時間管理がうまいんですか?

平川氏:
効率的にすすめるのが好きなんです(笑)。タイマーが鳴ったらスマホに戻って、また次の移動時間をタイマーにかけて勉強に戻る。私も全然課金していないほうだったので、追いつくためになるべく時間を有効に使えるように対策していました。

ただ私はけっこう夜型で、朝方のおふたりの話を聞いて、自分もがんばらないといけないなと思いました。夜はスタミナ消費が激しい時間帯があったりして非効率なんですけど、夜に遊ぶサイクルになっていると、どうしても早起きできないんですよね。

真田迅之助氏:
リリース初期の頃は深夜に猛烈な攻勢をかけてくる「夜型の一門」もいて、朝起きると陣地が真っ赤に……なんてこともありましたね。今のシステムで深夜の攻城が制限されるようになってからは、私たちのような社会人も安心して眠れるようになりました。

やっぱりみんな「歴史」が好き

──こうしたゲームをプレイされる皆さんですから、やっぱり歴史や戦国時代にも、もともとお詳しかったりするのかな?と思ったのですが、実際のところいかがでしょうか?

平川氏:
私はそれほど詳しいというわけではないんですが、弟が熱烈な歴史好きなんです。中学生の頃には戦国時代の主要な合戦だったり、参加した武将なんかを詳しく暗記していて、よく話してくれましたね。そのおかげで、ゲームに出てくる武将たちの名前にも最初から馴染みがありました。

真田迅之助氏:
その弟さんは『真戦』をプレイされていたりは……?

平川氏:
今年の3月まで受験生だったので、流石に誘えなくて(笑)。いまは大学生になって少し余裕が出てきたようなので、シーズン3から声をかけてみようかなと思ってます。

kuni氏:
私の入り口は、「三国志」でしたね。小学生のころ、三国志を入り口に歴史全般、特に戦国時代や幕末に強く惹かれるようになりまして。社会科の歴史の授業もだいぶ好きになりました。

今でも家族旅行を兼ねて城跡を巡るのが趣味のひとつです。現地で撮った城の写真を一門のチャットに上げて、「ここに来ました」と報告して盛り上がるのも楽しみの一つですね。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_015
kuni氏よりご提供
『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_016
kuni氏よりご提供

──ちなみに、お好きな武将などは?

kuni氏:
これも一門の名前の通りですが、「赤備え」の武将たちがとにかく昔から大好きなんです。飯富虎昌から始まり、山県昌景、井伊直政といった、赤備えの伝統を継承した面々ですね。中でも一番の推しは真田信繁(幸村)です。

私自身、赤色が好きなのもありますが、あの真っ赤な具足を身に纏って先陣を切る姿には、抗いがたい格好良さを感じます。ですから、編制も武田編制には特別な愛着がありますし、ゲームの中でも好んで使っています。

──真田さんはお名前からして「真田」がお好きなのかなと思っていましたが、いかがでしょう?

真田迅之助氏:
そうですね。私は地元が長野県で、まさに武田家のお膝元だったので、武田信玄の逸話から真田十勇士まで、子供の頃からよく聞かされていました。

まさに私は「真田迅之助」という名前の通り、真田一族が大好きなんです。実家が長野という縁もありますが、大学院生の頃、ちょうど研究分野の研究所が「真田の里」にありまして、数年間そこで暮らしていたんですよ。砥石城や上田城にも訪問したりして、すごく思い入れが強くなりました。

真田信繁(幸村)が一番有名だと思いますが、私は特にその父親の昌幸が好きで、「シーズン3に昌幸が登場する」という情報を掴んでからは、無課金で必死に貯めた小判をすべて彼のために残しています。もう、絶対に手に入れたいなと。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_017

──昌幸への愛が凄まじいですね。

真田迅之助氏:
好きが昂じて、真田親子の「のぼり旗」まで作りました(笑)。
私の地元では、家に男の子が生まれると、端午の節句に鯉のぼりではなく、家紋と武者絵が描かれた大きな「のぼり旗」を立てる風習があるんですよ。通常は信長や家康が選ばれることが多いのですが、どうしても真田親子の絵柄にしたくて、作成してくれるところを八方探し回ってオーダーしました。

今はマンション暮らしなので実家の庭に立ててもらっていますが、親元から送られてくるその写真を見ると、いまでも嬉しくなりますね。

『信長の野望 真戦』コアプレイヤーインタビュー|親子2代仲良しゲーマーの生態を聞いてきた_018
真田迅之助氏よりご提供

──親子で『真戦』をプレイされているということですが、そうしたところも信繁・昌幸父子への想い入れに繋がっているのでしょうか。

真田迅之助氏:
そうですね。真田昌幸は信濃の小さな勢力ながら、北条、上杉、徳川といった大国に囲まれ、翻弄されながらも生き残る道を探し続けました。最終的に真田の血筋を残すため、兄の信之は徳川へ、弟の信繁は豊臣へと分かれた「犬伏の別れ」は有名ですが、家名を途絶えさせないという執念にはすごみを感じます。やっぱり真田親子にはどうしても思い入れがありますね。

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編集・ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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