数あるスマホゲームの中で一番オシャレかもしれない。センスしか感じない。
カフェで遊ぶのにピッタリな、手軽に楽しめる物理パズルゲームを、『ネコアップ』や『スバラシティ』などの制作者として知られる個人クリエイター「Ryuji Kuwaki」さんが公開されています。
『キャンディフィジクス』です。
ルールは簡単。クッキーのようなパネルがあり、タップすると消えます。
消えているパネルはタップすると現れます。
パネルを消して乗っているキャンディーを転がし、コーヒーカップやワイングラスなどの入れ物に入れればクリア。
とてもシンプルなゲームですが、決して簡単ではありません。
キャンディーの動きは物理シミュレートされており、転がる勢いが強いと入れ物からこぼれ落ちてしまうこともあります。
入れ物が動いていて、落とすタイミングを計らないといけない場合も多いです。
ミニキャンディーが置かれている場合は、これを全部回収してからクリアしなければなりません。
キャンディーとミニキャンディーが二色以上ある場合は、同色でないと回収できません。
パネルは何度でも消したり出したりできますが、よく考えてからキャンディーを転がさないと取り返しが付かない場合が多く、思考性は高いです。
そして当面は1ミスでゲームオーバーなので、手軽だけど難しい。
でも、その難しさが病み付きになるゲームで、ステージがランダムに登場し、毎回展開が変わることもあって、延々とやり続けてしまう中毒性があります。
なにより特筆すべきなのはその雰囲気。
落ち着いたBGMと、観葉植物やコーヒーメーカーを映した洒落た風景、キャンディーがカップやスプーンにあたる時のカチカチというリアルな音が、とてもゲームにマッチしています。
プレイが終わるごとに強制で動画広告が出るのが難点ですが、5秒で消せるのでそこまで面倒ではありません。
また、プレイごとに溜まっていくゲージが一定量に達すると、広告が非表示になります。
課金で消すのではなく、プレイの積み重ねによって消えるというのは珍しいですね。
ゲージの増加によって序盤ステージのスキップや、数回のコンティニューも可能になります。
短時間で遊べ、通信できない環境でも問題ないため、外出中に楽しむアプリとしても最適。
ルールも簡単なので、万人に勧められます。
完全に無料で課金がないため、子供にやらせても大丈夫。
こういったゲームが日本から出て来たのは嬉しいですね。
とてもスマホにマッチした、文句なくイチ押しできる作品です。
キャンディフィジクス
カフェのようなお洒落な雰囲気の物理パズル
・物理パズル
・Ryuji Kuwaki(日本、個人)
・無料
文/カムライターオ
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