────1970年代頃から始まった家庭用ゲーム機産業。今日にいたるまで、様々なタイプの家庭用ゲーム機が誕生し、多くの人々を楽しませてきました。
時代の流れとともに歩みを進めてきた技術の発展によって、次々と新たな家庭用ゲーム機が誕生していく中で、多くの家庭用ゲーム機が、“古きよきもの” 、いわゆるレトロゲームへとその姿を変えていったことは皆さんもご存じの通りであり、これは自然の摂理とも言える現象でしょう。
そして、来る2023年3月28日の9:00、WiiUと3DSのニンテンドーeショップのサービスの終了が決定。家庭用ゲーム機の歴史に、またひとつ大きな区切りがつくこととなりました。
こういったニュースを聞くと感傷的な気分になってしまうところではありますが、このニュースがもたらしたのは寂しさや悲しさだけではありません……なんと、今回のサービス終了に合わせて、とんでもない割引率のセールが行われるのです!
何を隠そう、見出しにもデカデカとありましたように、今回の本題は、eショップのサービス終了ではなく、それに合わせて開催されるセールの方。本稿では、セガが行うセール “セガ 3DSファイナルセール” についてお話させていただきたいと思います。
対象ソフトが最大で95%オフとなるこのセールの期間は、3/2の0:00から、3/28の8:59まで。3DSのeショップが終了を迎えるその時まで開催される、およそ1ヶ月間にわたるセールとなっています。正真正銘、これがファイナルというわけですね。
そこで今回は、この度の “セガ 3DSファイナルセール” の対象となっているソフト、29本のラインナップについて書き連ねさせて頂ければと思います。
文/DuckHead
※この記事は「セガ 3DSファイナルセール」の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
3DS用の新規タイトルとして発売された、名作ソフトの数々
さて、まずは3DS用の新規タイトルとして発売されたゲームたちからサックリとご紹介。
最初のタイトルは『ソニック ロストワールド』。
セガの看板シリーズである『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの一作であるこちらのゲーム、いつも通りのソニックとDr.エッグマンの因縁の対決を主軸にストーリーが展開し、シリーズお馴染みのスピーディーなアクションが楽しめる作品となっています。
砂漠や南国、氷雪地帯など登場するステージの風景は様々。これらのステージには、昔ながらの2D横スクロールアクションステージと、奥行きのある3Dステージの2種類があり、多彩なプレイ感を堪能することができます。
そんな本作での印象的なシステムが “カラーパワー”。これは、道中に普通では行けないような場所へ行けたり、敵を一網打尽にしたりできるお助けシステム。6種類のカラーパワーを使い分け、各エリアを翔け抜けていきましょう。
ちなみに、こちらの『ソニック ロストワールド』には Wii U版もあるので、そちらについてもチェックしてみてはいかがでしょうか。
そして、ソニックシリーズ系列のゲーム作品である、『ソニックトゥーン』シリーズの『ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー』と『ソニックトゥーン ファイアー&アイス』もセールの対象ソフト。
この『ソニックトゥーン』シリーズは、日本では2023年現在Netflixで配信されている、海外制作のCGアニメシリーズ『ソニックトゥーン』と世界観を同じくするゲーム作品であり、お馴染みのキャラクターたちのデザインや設定に変更が加えられているのが、印象的なポイントのひとつ。
ソニックの相棒のテイルス辺りのデザインはマイナーチェンジに留まり、従来通りカワイイまんまでいてくれているのですが、ソニックのライバルであるナックルズの変貌っぷりが結構凄まじかったりします。
そういった経緯の作品であるため、厳密には『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズとは違う世界線という扱いになるそうですが、スピード感のあるアクションそのものは健在。本作での新キャラクターであるアナグマの女の子「スティックス」が、その自由過ぎる個性で人気を集めるなど、注目ポイントも多い作品です。
続きましては『STELLA GLOW』。
こちらは、数千年前には歌の力によって繁栄していたものの、人々の争いを嘆いた神により歌が奪われてしまった世界を舞台に、失われたはずの歌の力を行使して世界を滅ぼそうとする魔女との戦いを描く、シミュレーションRPG作品です。
本作のストーリーは章ごとに進行していき、各章に設定されているイベント戦闘をクリアしていくために、章ごとに定められた自由時間を有効的に使って、フリー戦闘でレベルアップをしたり仲間との絆を深めたりして戦力増強をするというのが基本的な流れ。
そんな本作では、世界を守るために歌の力を使う仲間の魔女たちが使用する“歌魔法”が大きな鍵を握っており、この力を引き出すためには、魔女の心に住まう負の感情 “マモノ” を倒す、“調律”を行わなければなりません。魔女たちは作品におけるヒロイン的な立ち位置でもあり、“調律”では彼女たちのバックボーンに触れていくことになるため、ギャルゲーのような要素も少ーしだけあったりします。
ゲームシステムは分かりやすく、登場するキャラクターは敵味方共に個性的。是非一度プレイしてみて頂きたい名作タイトルです。
次のタイトルは『ヒーローバンク』。
テレビアニメやコミックス、果てにはカードゲームと幅広く展開されたこちらの作品、ある日100億円の借金を背負うことになってしまった主人公 豪勝カイトが借金返済のために “ヒーローバトル” に挑むという中々ぶっ飛んだ設定のゲームとなっています。
テレビアニメにも展開されたということもあり、全体的にアニメチックな本作のメインとなるのは、“ヒーローバトル” 。リング上に散らばる “おひねり” を拾い集め、貯まった資金を使って攻撃技を繰り出していくというシステムです。強力な技には膨大な資金が必要となるため、『ヒーローバンク』というタイトルが示す通り、常にお金の問題と戦い続ける独特なゲームとなっています。
そんな『ヒーローバンク』の目玉のひとつが、様々なコラボ。これらのコラボは、主にヒーローバトルに登場するヒーロー着で行われており、ビッグエコーやムーンスター、ショウワノートなどといった、他でコラボの話をあまり聞いたことがないような実在企業とのコラボを筆頭に、警視庁と東京消防庁という公共機関とのコラボも実現しています。
……警視庁と東京消防庁のコラボって、どうやって話を通したんでしょうね。
また、本作には『ヒーローバンク2』という続編も存在。『ヒーローバンク』では1vs1のシングルマッチだったヒーローバトルが、『ヒーローバンク2』では2vs2のタッグマッチに変更され、新たなプレイ感で楽しめます。
また、『ヒーローバンク2』では前作にはなかった新たなコラボも誕生。その中の1つであるふなっしーとのコラボでは、ふなっしーをモチーフにしたヒーロー着……というよりは、ふなっしーそのものなヒーロー着が登場します。
そんな『ヒーローバンク2』もセール対象作品であるため、ヒーローバンクシリーズの2作品を一気に購入してみるのもアリではないでしょうか。
さて、タイトルは変わりまして、続いては『セブンスドラゴンⅢ code:VFD』。
こちらの作品は正統派RPGであり、宇宙から飛来する謎の生命体、ドラゴンとの戦いを描いています。
本作の大きな特徴の1つが、キャラメイクの豊富さ。男女問わず様々な外見が用意されており、選べる職業も豊富。サムライ、ゴッドハンド、デュエリスト、パニッシャーなど、聞いているだけで心のどこかがくすぐられるような職業ばかりです。
更には作ったキャラクターのボイスを、40名にも及ぶ豪華声優陣の中から選ぶことができます。その中には藤原啓治さんのお名前も。
プレイヤーは、この豊富なキャラメイクを駆使して、3人のメンバーで構成されるユニットを最大で3つ組むことができ、9人編成のパーティでドラゴンに挑みます。これら3つのユニットは、別々に行動したり協力したりすることができるため、プレイヤーが選ぶことのできる戦略の幅はかなり広くなっている印象です。
過去作はDSやPSPで発売された、機種をまたいで展開された『セブンスドラゴン』シリーズの最終作である本作は集大成と呼ぶにふさわしく、やりごたえも十分。リメイクを望む声もある名作です。
続きましては『初音ミク Project mirai でらっくす』。
人気フィギュアシリーズ “ねんどろいど” のデザインの初音ミクを主演とする、3Dリズムアクションゲームです。
正直なところ、ボーカロイド曲は趣味の守備範囲外で非常に疎いのですが、本作には、そんな私でも知っている『千本桜』『いーあるふぁんくらぶ』『ロミオとシンデレラ』『マトリョシカ』などの楽曲をはじめとする人気曲が、全部で48曲収録されています。
こちらのゲームはプレイをしたことがなかったため、今回改めてプレイ映像を確認させていただいたのですが、ねんどろいどのキャラクターたちが動き回る様はカワイイの一言。癒しでしかない空間がそこには広がっていました。
また、本作ではリズムゲーム以外にも、110着以上のコスチュームからキャラクターの着せ替えを楽しんだり、キャラクターたちがくつろぐ “マイルーム” の模様替えを楽しんだりすることができます。
『初音ミク Project mirai』シリーズの集大成的な作品として、ファンからの人気も高い本作、現在でも中古ソフトがそこそこのお値段となっているのですが、今後更に値段が高騰することが容易に予想されます。今がまさに買い時なのではないでしょうか。
続いてはパズルゲーム『ぷよぷよ™テトリス®』。
後に続編も発売された本作は、パズルゲームの二大巨頭と言っても過言ではない『ぷよぷよ™』と『テトリス®』のコラボ作品であり、ぷよぷよとテトリスを交互に行き来する “スワップ” や、1つのフィールドにぷよとテトリミノが降り注ぐ “ぷよテトミックス”といったゲームモードで楽しむことができます。
また、通常のVSモードでは、ぷよぷよvsぷよぷよ、テトリスvsテトリス、ぷよぷよvsテトリスの組み合わせで対戦が可能。完全な異種格闘技戦である本作は、元々違うゲームをひとつにするというところで、プレイヤーのバランス感覚が試されるものの、気軽に楽しむ対戦ツールとしては非常に優秀。
シンプルにぷよぷよ同士、テトリス同士で対戦ができるため、かなり重宝しました。テトリスとぷよぷよを行ったり来たりしながら、友人と8時間ぶっ通しでオンライン対戦をしてしまったのはいい思い出です。
また、『ぷよぷよテトリス』には、歴代ぷよぷよシリーズの人気キャラクターだけでなく、テトリス側のオリジナルキャラクターも登場。彼らのキャラクターデザインも素晴らしい仕上がりで、私は中でも特にティとオーが好きですね。
その他にも「ぷよぷよ」シリーズからは『ぷよぷよクロニクル』もセール対象タイトルとして名を連ねています。
こちらの作品は、「ぷよぷよ」シリーズ25周年を記念して制作されたアクションパズルRPG。メインとなるRPGモードでは、プレイヤーはマップ上でキャラクターを操作しつつ、ぷよぷよで戦闘。キャラクターの育成やチーム編成を楽しみつつ、物語を進めていくことになります。
本作の良いところは、何と言っても、3Dモデルで表現されたキャラクターたちがカワイイということ。老若男女、有機物無機物問わずカワイイものが好きな私としては、このグラフィックだけでも買う価値があると思ってしまうようなクオリティ。アルルはもちろんのこと、カーバンクルやサタンなどもどえらいカワイさです。
また、本作には『ぷよぷよ』『ぷよぷよ通』『ぷよぷよSUN』『ぷよぷよフィーバー』など18種のルールのぷよぷよが収録されているため、対戦ツールとしても楽しむことができます。
過去の名作ソフトに新要素を追加したリメイク作品群、“セガ3D復刻プロジェクト”
さて、続いて紹介していきますのは、“セガ3D復刻プロジェクト” により制作された、往年の名作たち。
この“セガ3D復刻プロジェクト” は、セガの往年の名作を3DSに向けてリメイクした復刻シリーズであり、そのラインナップに目を通してみますと、他の機種などにも移植されていることの多い名作たちがズラリ。
「他の機種でもリメイクが出ているんなら、別に3DSで無理して買わなくても……」といったご意見も出てくるところではあるかとは思いますが、これらの復刻版では、ゲームが立体的に浮かび上がって見える “3D化” が実装されているという、他のリメイク作品にはない大きな特徴があるのです。
この3D化は、DSから3DSへ移行する際に新機能として追加された目玉機能の1つであり、3D化に対応した3DSのゲームソフトでなければ体感できないもの。この点だけでも唯一無二の個性を持つセガ3D復刻アーカイブスですが、これだけではありません。
3DSやWiiUのeショップでは既に “バーチャルコンソール” と銘打って、過去の名作が配信販売されていたことから、“セガ3D復刻プロジェクト”では、それらの移植作との差別化を図るべく、なんと、各タイトルで新ボスや新モードといった追加要素を実装しているのです。この点から見ても、“セガ3D復刻プロジェクト”のソフトたちが、ただの移植ではないということが伺えます。
ということで、前置きはこの辺にしておきまして、“セガ3D復刻プロジェクト”の作品群を見ていきましょう。最初のタイトルは『セガ3D復刻アーカイブス』。これは、“セガ3D復刻プロジェクト” により発売されてきたタイトルをいくつかまとめたパッケージ商品の第一弾。
本作に収録されているメインタイトルは6つ。主人公のハリアーがステージを奥へ奥へと突き進むプレイ感が非常に楽しい、3Dシューティングの元祖とも言える作品にして金字塔『3D スペースハリアー』。
プレイ中にBGMとして流れる音楽も楽しみながらスポーツカーで各地を巡るドライブゲーム『3D アウトラン』。なんとこちらの『3D アウトラン』では、オリジナル作品には無かった新曲が2曲も追加されています。
主人公のイルカ “エコー” を操作し、仲間たちを連れ去った大竜巻の謎を解き明かすため、世界中の大海原を泳ぎまくる、メガドライブで発売されたアクションアドベンチャー『3D エコー・ザ・ドルフィン』。
頼れるのは己の拳だけ。アクセル、ブレイズ、アダムの3キャラクターのいずれかを選択して強大なシンジケートに立ち向かう、世界的に大ヒットしたベルトスクロールアクション『3D ベアナックル 怒りの鉄拳』。
現代に生きる忍、ジョー・ムサシを主人公とする横スクロールアクションで、シリーズ最高傑作との呼び声も高い名作『3D ザ・スーパー忍Ⅱ』。本作では、上級者へ向けてダイレクト操作モードが追加。原作にはない防御アクションを駆使して遊ぶこともできます。
可愛らしいグラフィックで人気を博した『ファンタジーゾーン』に、主人公オパオパの弟ウパウパを操作することが出来るモードや新たなボスなどといった要素を追加した『3D ファンタジーゾーン オパオパブラザーズ』。以上が『セガ3D復刻アーカイブス』のラインナップです。
そして、『セガ3D復刻アーカイブス』では、これらのタイトルに加えて、ボーナス特典として、『スペースハリアー3D』と『アウトラン3D』の2タイトルが収録されています。これらはセガ・マークIII / マスターシステムで発売された1980年代のゲーム作品であり、3Dグラスに対応した、1980年代当時の3Dゲームとのこと。
専門的なことはトンと分かりませんので省略させていただきますが、なんでもこれらのボーナスタイトルは、発売当時の立体視の技術がまだまだ発展途上であったことからプログラムがまちまちだったそう。そのため、3DSへの移植に当たっては、全てのシーンを手作業でひとつひとつ確認し修正するというとんでもない手間と時間がかかっているんだとか。
『セガ3D復刻アーカイブス』に収録されているタイトルは単品でも購入可能で、そちらもセール対象となっているのですが、凄まじい作業時間と熱量で制作されている特典タイトルの存在を考えますと『セガ3D復刻アーカイブス』が個人的にはオススメです。
……しかも『セガ3D復刻アーカイブス』版の『3D スペースハリアー』は、単品版よりも3D表現に磨きがかかり、立体視も改善されているそうですよ。
続きましては『セガ3D復刻アーカイブス2』。文字通り、『セガ3D復刻アーカイブス』の第二弾です。
本作に収録されているメインタイトルは、前作から1つ増えた7作。
言わずと知れたセガの看板キャラクター、ソニックの鮮烈なデビュー作の3D復刻版、『3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ』。
空から機体を見下ろした視点のトップビューと、自機の後方からの視点のバックビューの2つのスタイルで進む、ヘリコプターの独特な操作感も楽しめるシューティングゲーム『3D サンダーブレード』。
女神アテナを救うべく獣人に変身しながら戦う男たちの物語。何とも言えない味わい深さがある表情の獣人のタイトル画面も印象的なアクションゲーム『3D 獣王記』。
その美麗なグラフィックで話題を集め、多くの機種に移植されている人気作。広大な宇宙空間を舞台とするSFシューティングゲーム『3D ギャラクシーフォースⅡ』。本作では、稼働当時のアーケードゲームでの動きを再現した「ムービング筐体」モードが搭載されており、当時のファンにはたまらない仕上がりになっています。
ハイスピードでコースを急上昇、急降下、急旋回するジェットコースタータイプのレースゲーム『3D パワードリフト』。
なお、単体版ではオマケモードも追加されています。
人気シューティングゲーム『ファンタジーゾーンⅡ』のストーリーモード『ファンタジーゾーンⅡ オパオパの涙』と、ゲームオーバーになるまでエンドレスでゲームを楽しめるスコアアタックモード『ファンタジーゾーンⅡ リンク・ループ・ランド』、これら2つのゲームが1つになった『3D ファンタジーゾーンⅡダブル』。
相殺システムの導入により対戦の楽しさがより一層増幅し、シリーズの土台が築き上げられ、シリーズ最高傑作として本作の名を挙げるファンも多い傑作『3D ぷよぷよ通』。
……そうなんです、『ぷよぷよ通』も3D化しているんです。正直、「ぷよぷよでこの機能いる?」と思ってしまってはいるのですが、逆に興味が湧いてきているのもまた事実です。
なお、こちらも単体版ではオマケモードも追加されています。
これらの収録タイトルの中で特筆しておきたいのが『3D パワードリフト』。『セガ3D復刻アーカイブス2』の制作にあたって行われた、収録して欲しい作品アンケートで他を圧倒しNo.1に輝いたというこちらのタイトル、あまり移植されていないゲームでして、存在している移植作もセガサターンやドリームキャストというそこそこのレア物。現在はこの3DS版が、比較的入手しやすい貴重な移植作となっています。
……SEGA AGESシリーズとして、Switchに移植してくれてもいいんですよ?
個人的な願望はともかく、『セガ3D復刻アーカイブス2』にもボーナスタイトルとしてセガ・マークIII / マスターシステムで発売された『ファンタジーゾーンⅡ』と『メイズウォーカー』が収録されています。これらも、手作業で3D化を実現した渾身の移植作。
さらに、『セガ3D復刻アーカイブス』を持っている場合は、セガ・マークⅢ版の『ファンタジーゾーン』が特典として付属します。
ちなみに、こちらの『セガ3D復刻アーカイブス2』に収録されているタイトルたちも、それぞれ単品で購入することが可能。もちろん、単品でもセールの対象ソフトとなっています。
さて、ここまで『セガ3D復刻アーカイブス』と『セガ3D復刻アーカイブス2』についてお話させていただきました。
実は、この『セガ3D復刻アーカイブス』シリーズには、『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』という第三弾が存在するのですが、こちらは、収録タイトルの1つである『3D アフターバーナーⅡ』が諸般の事情により2022年12月で配信が終了したことに伴い配信が終了しています。
しかし、『3D アフターバーナーⅡ』と『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』に新規収録されたタイトル以外の作品は現在でも単品で販売が続けられており、これらのゲームも今回のファイナルセールの対象となっています。
そのタイトルというのが、鮮烈なデビューを飾った前作からスピード感にさらに磨きをかけ、パワーアップして帰ってきたシリーズ第二弾『3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』。
シリーズ最高傑作にして、格闘アクションの最高傑作との呼び声も高い傑作ベルトスクロールアクションゲーム『3D ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌』。
世界各地を舞台に、最高時速324kmのバイクを操りコースを爆走するレースゲーム『3D スーパーハングオン』。
元となったアーケードゲームは、巨大バイクにまたがり、そのバイクを傾けて操作するというものとのことですが、本作ではムービング筐体モードとジャイロセンサーを組み合わせることで、アーケード版の操作感を再現することが可能となっています。
そして最後は、『ダイナマイトヘッディー』『斑鳩』『ガーディアンヒーローズ』『シルエットミラージュ』などの数々の名作で知られるゲーム会社、トレジャーが生み出した傑作アクションシューティング『3D ガンスターヒーローズ』。
ちなみにですが、これらの『セガ3D復刻アーカイブス』、現在パッケージ版の価格が高騰してきております。特にFINAL STAGEが凄い状態なのですが、今回のeショップの終了により、1と2の値段も更に上がっていくことが予想されます。
そのため、この機を逃してしまうと、これらのソフトの入手が非常に困難になることは明白。「DL版じゃなくてソフトが欲しいんだ!」という場合やFINAL STAGEについては話は別ですが、少しでも迷っている方は、今回のセールで購入を決めてしまっても良いのではないかと思います。私は買います。
終わりに
さて、かなり駆け足な紹介にはなってしまいましたが、以上が、セガ 3DSファイナルセールにおいてセール対象品となっている全てのソフトとなります。
今回のセールはファイナルと銘打っているだけあり、かなり太っ腹な価格。eショップが終了してしまうわけですから、まさに売り切りといった形になるのですが、このラストチャンスに合わせて、これまでは手が伸びていなかったタイトルを一気に買い占めてみるのも良いのではないでしょうか。
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