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横浜DeNAベイスターズの選手たちがピカチュウヘルメットを被って試合に挑む! 『ポケモンボールパーク ヨコハマ』開催記者発表会をレポート

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 株式会社横浜DeNAベイスターズと株式会社ポケモンが共同で開催するイベント「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」。それを記念して、スペシャルイベント「ポケモンボールパーク ヨコハマ」が、2023年6月30日から7月2日までの期間開催されることとなった。そのメディア向け記者発表が、4月25日にポケモンセンターヨコハマで行われた。

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 「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」とは、8月11日から13日かけて、パシフィコ横浜で開催される『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』『ポケモンカードゲーム』『ポケモン GO』『ポケモンユナイト』といったポケモン関連タイトルの世界チャンピオンを決める世界大会だ。

 昨年行われたロンドン大会では。世界50以上の国と地域から選ばれた1000名以上の選手が参加。インターネット配信経由で配信を視聴したユーザーは、全世界で述べ800万人以上もいたという一大イベントとなった。それに先駆けて、株式会社横浜DeNAベイスターズと株式会社ポケモンのコラボレーションとして実施されるのが、「ポケモンボールパーク ヨコハマ」である。

 イベントが実施されるのは2023年6月30日から7月2日までのDeNA対中日戦だ。また、期間中は選手たちがピカチュウヘルメットとピカチュウキャップを着用して試合が行われる。

 今回の記者発表会では、横浜 DeNA ベイスターズの山崎康晃選手と戸柱恭孝選手が登壇し、「ポケモンボールパーク ヨコハマ」に絡めたトークセッションが行われた。こちらではその模様をレポートする。

文/高島おしゃむ


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▲写真左から戸柱恭孝選手と山崎康晃選手。

ポケモン世代の山崎康晃選手と戸柱恭孝選手がアピール!

 選手の登場に先駆けて登場したのは、球団公式マスコットのDB.スターマンと、横浜 DeNA ベイスターズのユニフォームに身を包んだピカチュウだ。このピカチュウの背中には、「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」のロゴマークがプリントされている。
 ちなみにピカチュウのユニフォームには「025」の背番号が記載されているが、これはポケモン図鑑の番号から付けられたものだ。

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▲写真左から球団公式マスコットのDB.スターマンとピカチュウ。
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▲ピカチュウのユニフォームの背中側。「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」のロゴマークがプリントされている。

 キャラクターたちに続いて、山崎康晃選手と戸柱恭孝選手が登場。戸柱選手のほうは、頭に黄色いピカチュウがデザインされたヘルメットを身に付けていたということもあり、会場にいたメディア関係者からも大きな笑いが沸き起こっていた。

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──「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」が横浜で初開催されますが、感想をお聞かせください。

山崎選手:
 セリーグの頂点に立てるように、僕らも横浜スタジアムで盛り上がっています。ポケモンが横浜で世界一盛り上がる戦いになってほしいなと思っています。

──山崎選手は92年生まれでポケモン世代ですが、どの作品を遊んできましたか?

山崎選手:
 めちゃくちゃやってきたのは、金・銀です。今日、家からピカチュウバージョンを持ってきたんです。これはもう、僕の青春時代ですね。

──ピカチュウバージョンをユニフォームか出した選手は初だと思いますが、好きなポケモンはいますか?

山崎選手:
 僕は金・銀のスイクンですね。なかなか出てこないんですが。

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──戸柱選手、「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」では複数のタイトルの世界チャンピオンを決めますが、その中でプレイしているゲームはありますか?

戸柱選手:
 今までポケモンのゲームはほぼ全てやってきました。今は『スカーレット』をやっていますし、『ポケモン GO』も携帯に入れていますし、『ポケモンユナイト』もやっています。

──(今回の会場となった)ポケモンセンターもプライベートで来られますか?

戸柱選手:
 そうですね。実は昨日もお邪魔させてもらっていました。毎週月曜日に出現しているので。

──戸柱選手はお子さんもいらっしゃいますが、ポケモンが好きですか?

戸柱選手:
 上のふたりの娘が、すごくポケモンが大好きで月曜日に出現しています。すごく、貢献していると思います(笑)。正直にいうと、(お店の)どこに何があるか、把握しております。昨日は、上の子に光るピカチュウとショルダーを買いました。

──ポケモンカードゲームも遊びますか?

戸柱選手:
 そうですね。カードゲームは結構集めるのが好きです。やるのはいろいろと勉強しないといけませんが、ひとりしかやっていないので増やしていこうかなと思っています。

──山崎選手、ポケモンカードゲームの友達を増やしたいといっていますがどうですか?

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山崎選手:
 最近すごく話題ですよね。ロッカールームでも流行らせていきたいなと思います。

──キャップはベイスターズのBマークの下に、ピカチュウのしっぽが隠れているのがワンポイントになっていますが、被ってみていかがですか?

山崎選手:
 今までにないデザインかなと。ベイスターズのBに、さりげないしっぽが非常に僕はおしゃれだなと思っています。ぜひこれを手にして、横浜スタジアムに遊びに来てほしいなと思います。コレクションのひとつにもいいかなと思います。

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──インパクトがあるピカチュウがデザインされたヘルメット。これを被ってピカチュウと一緒に試合に臨むことになりますが、いかがでしょうか?

戸柱選手:
 最初、何人か見たときに「えっ?」という感じでしたが、僕はすごくテンションが上がってしまって。これに合わせてエルボーとフットをピカチュウ仕様にしようかなと思い、もう頼んでしまいました。仲間を増やすために、何人かに「みんなで合わせよう」といってみようと思っています。

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ピカチュウヘルメットはダメって言われても持ち帰る!?

 山崎選手と戸柱選手によるトークセッションはここまでだが、ここから先はメディア関係者による質疑応答が行われた。こちらではその一部を抜粋してご紹介していく。

──先ほど戸柱選手からヘルメットの印象をお聞きしましたが、山崎選手から見た感想を教えてください。

山崎選手:
 とても斬新だなと。黄色いヘルメットって使用したことないと思うんですよね。ベイスターズでイメージを付けて。ポケモンは横浜の会社ですよね? あっ、違うんですね、失礼しました(会場一同笑)
 我々もポケモンと縁があると個人的には思っていますので、これを見て子供たちもポケモンとベイスターズと一緒に応援できるようなゲームになるといいなと思っています。

──対戦する相手ピッチャーも、このヘルメットを見ていろいろと思うことがあるかもしれませんけど、そちらに関してはいかがでしょうか?

戸柱選手:
 エルボー、フットも黄色にするんですけど、リストバンドも黄色にして、相手ピッチャーを動揺させようかなと。ピカチュウの力を全部借りたいなと思っています。

──山崎選手がマウンドに立ったときに、このピカチュウヘルメットを被った打者が出てきたら驚きますか?

山崎選手:
 びっくりはしますよね。記念のゲームで特別な試合ですけど。これは……目を惹きますよね。ベイスターズのBが(ヘルメットの)後ろにあるっていう。本当に、持って帰りたいって言ってましたもんね、このヘルメットを。

戸柱選手:
 ダメって言われても持って帰ります(笑)。

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──全シリーズを通して、一番好きなポケモンを教えてください。

山崎選手:
 僕はピカチュウも好きですし、ミュウも好きです。たぶん、可愛らしい方に寄っていくのかなと。それこそふしぎなアメでレベルを上げたりとか。能力は上がらないので困っちゃうんですけど(笑)。本当に好きなキャラクターですね。

戸柱選手:
 今のふしぎなアメはですね、能力上がるんですよ。金・銀はバンギラスが大好きで、めちゃくちゃ強いじゃないですか。今であれば、ウルガモスです。めちゃくちゃ強いんです。むしとほのおという斬新なタイプがすごく好きです。

──ポケモンにはほのおとかみずとかいろいろなタイプがありますが、おふたりはご自身を例えるとどんなタイプですか?

山崎選手:
 僕は押さえピッチャーなので、10万ボルトのような一撃必殺で、ツーシームで三振をバッタバッタと取っていけるような属性のでんきタイプなのかなと思います。

戸柱選手:
 娘によくパパリキーって言われます。カイリキーっていうかくとうタイプのポケモンがいるんですけど……じゃ、かくとうタイプで。

──ポケモンのアニメでは友情や仲間を大事にするなどの要素がありますが、何か野球に通じることでポケモンの良さはありますか?

山崎選手:
 僕は、モンスターボールを投げる肘の使い方ですね(会場爆笑)。内側からちゃんと投げにいくというのがしっかり映っているので、勉強になっています。

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戸柱選手:
 このポケモンが負けたら次誰かが助け合うみたいなものがありますが、野球も一緒だと思っています。ピッチャーがやられたときは、打者がカバーして取り返す。野手がなかなか点を取れないときは、バッテリーのピッチャーを含めてカバーをするというのが、すごく繋がるかなと思っています。

──ピカチュウとスターマン、どっちがカワイイですか?

山崎選手:
 ピカチュウとスターマンが並んじゃうと、なぜかスターマンが弱くなってしまう現象が起きていますが……図鑑の番号がピカチュウの背番号に付けられており繊細にデザインされているところは、ポケモンファンとしても嬉しいなと思っています。こうした細かなディテールも見ていただきたいですね。

戸柱選手:
 ピカチュウ自身がカワイイので、ユニフォームはなんでも似合うなと。しっぽを出したらもっとかわいいなと思っています。このピカチュウは男の子ですが、しっぽの形で男の子と女の子が分かるんです。女の子は、しっぽの上がハートっぽくなっています。ピカチュウは存在自体がかわいいので、しかも似合っていますし。

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 というところで、今回の記者発表会はお開きとなった。この「ポケモンボールパーク ヨコハマ」では選手だけではなく、来場者も一緒に戦えるようにビジターを除く来場者全員にピカチュウサンバイザーが配布される予定だ。こちらもレアなグッズとなりそうなので、ぜひこの機会に横浜 DeNA ベイスターズの試合も観戦に行こう!

ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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