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『ティアキン』でもゲルドの街に “壮大なドラマ” が隠れているに違いない──ゲルド族ひとりひとりに話しかけてみたらそれぞれの「人生」が『ブレワイ』からしっかりと引き継がれていた

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『ブレワイ』のラブポンドで結ばれたゲルド族とハイラル人の間に娘が生まれる

 しかしながら、ヴォーイハントで見事に運命の男性と出会うことができたゲルド族もいます。それが、ペディ。『ブレワイ』ではゲルド族に古くから伝わる伝説の聖地「ラブポンド」でワビスケというハイリア人と結ばれました。

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『ブレワイ』で結ばれたペディとワビスケ

 ところが『ティアキン』では、母親となったペディが娘のアクレットを連れてゲルドの街に戻り、

 父親のワビスケは牢屋に入っていました。

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牢屋に入れられるワビスケ

 というのも、ゲルド族の掟のひとつに「娘が年頃になったらゲルドの街に戻る」というものがあり、母親のペディは娘のアクレットを連れてゲルドの街に戻ってしまったとのこと。

 しかし父親のワビスケは「ペディともアクレットとも離れたくない」という気持ちから男子禁制のゲルドの街に侵入してしまい、牢屋に入れられてしまったようです。

 その牢屋の小さい窓から時折見える娘の姿に満足しているようでした。幸せの形は人それぞれ……。

 このようにゲルド族は、ハイリア人などほかの種族と結ばれることで耳の形や肌の色など少しずつ見た目も変化しています。そのためこれまでのゲルド族の特徴である「褐色の肌」に「赤い髪」とは異なるゲルド族も現れ始めました。

 恋愛教室の講師ワーシャはその変化が顕著に出ているひとりです。

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ピンク髪を持つ恋愛教室の講師ワーシャ

 とはいえこれまでピンク髪のゲルド族はワーシャただひとりでした。ところが、『ティアキン』では新たにピンク髪のゲルド族が増えています。そのひとりが、ペディとワビスケの娘であるアクレット。

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 アクレットはワーシャより少し濃いめのピンク髪ではあるものの、唇の色もワーシャと同じピンク色。ピンク髪でピンク唇はゲルド族のなかでもかなりめずらしいため、もしかして将来的にワーシャのように恋愛教室の講師になったりする可能性もあるのでしょうか。

 アクレットの母親であるペディは、ほかのゲルド族がなかなかたどり着けなかった伝説の聖地「ラブポンド」でワビスケと出会っているヴォーイハントの大成功者なので、娘のアクレットに恋愛教室の講師になる「恋愛の素養」があっても不思議ではありません。

 ちなみになぜか『ブレワイ』でも『ティアキン』でも酒場の常連客であるヤイドラー、スマティ、ピーロが決まってペディの話をしています。

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『ブレワイ』でのヤイドラー、スマティ、ピーロ
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『ティアキン』でのヤイドラー、スマティ、ピーロ

 『ティアキン』ではネリッシュ、プレスタ、デルタンの3名が恋愛教室に通っていますが、彼女たちが卒業したらヤイドラー、スマティ、ピーロが生徒になるのでは……? などと妄想が膨らみます。そんな続編あったらいいな。

『ティアキン』では小さな子どもたちまでもが恋愛教室へと通い、さっそくこじらせる

 さて、ゲルドの街の恋愛教室では『ブレワイ』と『ティアキン』で少しレッスン内容が変わっていました。

 『ブレス オブ ザ ワイルド』
 昼:恋愛教室
 夜:料理教室

 『ティアーズ オブ ザ キングダム』
 昼:子ども向け恋愛教室
 夜:おとな向け恋愛教室

 『ティアキン』では新たに子ども向けの恋愛教室が開かれているようです。通っているのはあの子どもたち。『ブレワイ』からすでに「レンアイ」に興味を持っていたカーラ、ティクル、パールです。

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『ブレワイ』での子どもたち

 『ティアキン』ですっかり成長した子どもたちを見て「あらあらあら~」と、親戚のような気持ちになったのは筆者だけではないはず。

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『ブレワイ』(左)と『ティアキン』(右)のカーラ
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『ブレワイ』(左)と『ティアキン』(右)のティクル
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『ブレワイ』(左)と『ティアキン』(右)のパール
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『ブレワイ』(左)と『ティアキン』(右)のマキュア

 そんな子どもたちが「ステキヴァーイ」になるために恋愛教室へと通っています。カーラの妹のマキュアについてはまだ小さすぎるとのことで、恋愛教室の外から眺めていました。

 しかしながらレッスンの内容は「男性はウソをつく生き物と覚えておきましょう」「男性は「用はないけど…」と言いながら話しかけてくる生き物です」など、尖ったものばかり。

 そのため子どもたちは「ヴォーイ(男性)はウソをつく生き物だ」と、さっそくこじらせているようです。

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 講師ワーシャは宝飾屋「Star Memories」のオーナーであるアイシャと男性を取り合った過去もあるため、いろいろと苦労しているのでしょう。しかしワーシャは「頑張る」と「無理する」は “別物” とも言っていました。

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 たしかにそこの線引きができれいれば、しんどくなりにくい気がします。筆者は自分へのメッセージとして強く心に刻みました。恋愛に限らず大事なことだと思います。

最後に

 5月12日の『ティアキン』発売に向けて、11日の夜は23時55分まで仮眠を取り、24時からハイラルへと旅立ちました。本稿に書いたことは20時間くらいで調べた範囲のため、対象のゲルド族が限定的であることをご了承いただけますと幸いです。

 本文に入れられなかった小ネタとしては、キャリバンがすっかり「水路の人」になっていたこと。『ブレワイ』ではヒンヤリメロンを水路に投げ込み、『ティアキン』では手紙の入った瓶を水路に投げ込んでいます。

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『ブレワイ』でのキャリバン
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『ティアキン』でのキャリバン

 『ブレワイ』でもゲルド族ひとりひとりに「人生」がありましたが、『ティアキン』ではその人生を引き継いでいることに震えました。本編やミニチャレンジ(サブクエスト)ならまだしも、彼女たちはたくさんいるゲルド族のひとりですから。

 『ブレワイ』でのデルタンの失恋を覚えている人がどれくらいいるでしょうか。

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 カラカラバザールのシュシュは相変わらず愛想が悪いこと、兵士のマーパが槍兵隊を卒業したいと考えていること、宿屋のオルイルがエステの施術を始めたこと……

 本編で描かれることはなくても、ひとりひとりの物語は続いています。

 もしいままであまりゲルド族に話しかけていなかったら、個性豊かに活き活きと生活する彼女たちをぜひ見てみてください。

 私はゲルドの街にいるだけで、すごく元気をもらえます。

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©Nintendo

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編集部
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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