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『龍が如く6』がセールで990円だったので遊んでみたら、どう考えても殺しにいってる超爽快な喧嘩バトルが面白かった

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メインのストーリーとは関係のない、お楽しみ要素

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 さて、『龍が如く6』は、ミッションをこなすことでメインストーリーを進行させていくゲームですが、愚直にメインストーリーだけを進めていく必要はありません。本作には、それ以外にも様々な遊び要素が用意されているのです。

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 その分かりやすい一例が、サブストーリー。

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 このサブストーリーでは、桐生ちゃんが尾道仁涯町のゆるキャラである小野ミチオの中の人としてイベントに参加して欲しいと頼み込まれ、渋々ながらそれを引き受けることになる話など、どう考えてもメインストーリーとは全く関係のない物語、余談が展開されていきます。

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 しかし、サブストーリーは小野ミチオのようなネタ要素が強いものばかりではなく、中には感動的な結末を迎えるものもあれば、

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 「急にどうした」と思わされるシリアスSFの色合いが濃いものがあったり、

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 「桐生、ライザップへ行く」なんて感じのサブストーリーもあるなど、あの手この手でプレイヤーを楽しませてくれます。

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 ちなみに、ライザップでのトレーニングは、シンプルな連打ゲーではあるのですが、少しずつ目的を達するために必要な連打数が増加していくことで、筋トレにおける後半の辛さを描写するという細かさが好きです。細かいところにまでこだわってるゲームっていいですよね。

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 そして、もはやミニゲームという領域を超えたやり応え満載の、“クランクリエイター” と呼ばれる乱戦バトルモードも『龍が如く6』にはあります。
 これは、先ほどのオカダ・カズチカがトップを務める組織、JUSTISと戦うことがメインのミニゲームのようなモードであり、大人数vs大人数で乱闘を繰り広げるチームバトル

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 クランクリエイターは、桐生が直接戦いの場に乗り込むことは無く、時間経過によって蓄積されていく出撃ゲージを消費しながら組員を送り込んで戦うというゲームシステムとなっているため、その様相が街中で繰り広げられる通常の喧嘩バトルとは大きく異なります。

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 その詳細については今回割愛させていただきますが、出撃コストは低いが弱い組員と出撃コストは高いが強い組長を上手く使い分けて戦う必要があるなど、クランクリエイターはしっかりとしたゲームシステムが構築されているため、ミニゲーム的なお楽しみ要素でありながらもついつい遊びたくなる独特な魅力を持っています。

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 また、本作に用意された遊び要素はこれだけではなく、神室町には様々な施設があり、多様なお楽しみが用意されています。

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 例えば、ゲームセンターへ行けば、

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『スペースハリアー』
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『Virtua Fighter5 Final Showdown』
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『ぷよぷよ』

 『スペースハリアー』『ファンタジーゾーン』『スーパーハングオン』『Virtua Fighter5 Final Showdown』『ぷよぷよ』などといったセガの往年の名作タイトルたちで遊ぶことができる(『ぷよぷよ』『Virtua Fighter5 Final Showdown』は、タイトル画面から2P対戦も可能)ほか、

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 雀荘へと足を向ければ、Vシネマよろしく、麻雀に興じることもできます。

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 和了った時の桐生ちゃんのドヤ顔は、一度は拝んでおくべき素晴らしき表情。

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 ……たとえ、それがどんだけクソしょうもない手役であったとしても、恥ずかしさなど微塵も感じさせない自信に満ち溢れた満面のドヤ顔をしてくれるのですから、桐生ちゃんのファンはやめられないんです。

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 その他にも、タイミングよくボタンを押すシンプルな音ゲーをしながら、熱唱する桐生ちゃんの姿を観察することができるカラオケや、

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 『龍が如く』シリーズではお馴染みのお楽しみ要素の目玉、キャバクラで楽しいひと時を過ごすこともできます。

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 もっと言えば、スナック・ライブチャット・ダーツ・ネコのいないネコカフェなどといった、ありとあらゆる種類のエンターテインメントが本作には存在しています。メインストーリーの続きが気になるところではありますが、脇道に逸れて遊び惚けるのもまた『龍が如く』シリーズの楽しみ方の1つ。
 メインストーリーは静かに桐生ちゃんの帰還を待ってくれていますから、是非とも寄り道を謳歌していきましょう。

終わりに

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 さて、冒頭でもお話しましたように、『龍が如く6』は、それ以前に発売された『龍が如く』シリーズの集大成と言うべきタイトルとなっています。
 そういった性質上、本作がシリーズをやったことが無い人にとっては中々にハードルの高い作品であるということは間違いありません。

 しかし、本作がシリーズのエッセンスを存分に受け継いだ安定の面白さを持つ作品であるということも疑いようが無い事実であり、逆にどれか1つでもシリーズ作品に触れたことのある人であれば、是非ともプレイして欲しいソフトと言えます。

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 さて、今回ご紹介してきた『龍が如く6』を始めとし、主人公を春日一番に移した続編『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』や、『龍が如く6』内でも遊ぶことができる『Virtua Fighter』シリーズの『Virtua Fighter esports』、そして、以前に記事を書かせて頂きました『ソニックオリジンズ・プラス』といった注目タイトルがお手頃価格で購入できる、「セガ オータムセール」が 9/13(水)~27(水)に開催されています。

 ちなみに、注目のセールタイトルはこちら。

・『龍が如く6 命の詩。』:990円(74%オフ)
・『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』:1499円(77%オフ)
・『Virtua Fighter esports』ゲーム本編&DLCパック:660円(80%オフ)
・『ソニックオリジンズ・プラス』:2940円(33%オフ)

 『龍が如く6』以外にもお買い得なゲームが多数登場するこのセールをキッカケに、『龍が如く』シリーズは勿論、これまでプレイしていなかったセガの名作に手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

©SEGA

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ライター
レトロゲームから最新ゲームまで、面白そうだと感じた家庭用ゲームを後先考えず手当たり次第に買い漁る男。500を越えてから、積み上げたゲームを数えるのは止めました。 ディズニーアニメ・お笑い・音楽・漫画などにも広く浅く手を伸ばし、動画投稿者としても蠢いています。
Twitter:@DuckheadW

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