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【今日は何の日?】『世界樹の迷宮』第1作目が発売された日(1月18日)。手描きマップを作成しながら3Dダンジョンを探索! アトラスの人気RPGシリーズがここから誕生

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1月18日は『世界樹の迷宮』第1作目が発売された日だ。

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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』。(画像は『世界樹の迷宮』アトラス公式サイトより)
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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』。(画像は『世界樹の迷宮』アトラス公式サイトより)
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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』パッケージ。(画像は『世界樹の迷宮』シリーズ公式アカウントより)

2007年1月18日にアトラスから発売されたニンテンドーDS用ソフト『世界樹の迷宮』は、ビデオゲーム黎明期に登場した3DダンジョンRPGの面白さを、ニンテンドーDSの機能を駆使して現代に甦らせた作品だ。

最大5人のパーティーを組んでダンジョンを探索するキャラクターは、プレイヤーが自分自身で作成し、名前も自由に設定できる。またキャラクターの外見も、職業ごとに数種類が用意されており、プレイヤーの好みで選択できる。

ストーリーに関してもキャラクター固有のドラマチックな展開が用意されているわけではなく、プレイヤーの想像力を刺激するような文章で、ダンジョン内での出来事が語られる形になっている。

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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』。(画像は『世界樹の迷宮』アトラス公式サイトより)
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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』。(画像は『世界樹の迷宮』アトラス公式サイトより)

『世界樹の迷宮』の特徴として、「手描きマップ」の存在が挙げられる。プレイヤーは3Dダンジョンを探索しながら、ニンテンドーDSの下画面にタッチペンを使って、ダンジョンの形状を自分で描き込んでいく。さらにアイコンを配置して、イベントやアイテムなどの位置を記録することもできる。これにより、ビデオゲーム黎明期にプレイヤーがマップを手描きしながらゲームを遊んでいた感覚を、追体験できるわけだ。

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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮』。(画像は『世界樹の迷宮』アトラス公式サイトより)

ゲーム内容としてはやや硬派な印象のある『世界樹の迷宮』だが、その一方で日向悠二氏の描くキャラクターイラストが、高い人気を集めることに。完全新規のタイトルながらヒットを記録して、『世界樹の迷宮』はシリーズ化されていく。

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ニンテンドーDS『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』。(画像は『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』アトラス公式サイトより)
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ニンテンドー3DS『世界樹の迷宮X』。(画像は任天堂ホームページより)

2008年に『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』、2010年に『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』が、それぞれニンテンドーDSで登場。2012年には『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』、2016年に『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』、そして2018年にシリーズの集大成となる『世界樹の迷宮X』がそれぞれニンテンドー3DSで発売されている。

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ニンテンドー3DS『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』。(画像は『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』アトラス公式サイトより)

2013年にニンテンドー3DSで発売された『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』は1作目のリメイクで、ストーリーモードやキャラボイスを追加。2014年には第2作目のリメイクである『新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士』も発売された。

 

加えて、スパイク・チュンソフトの「不思議のダンジョン」シリーズとコラボした『世界樹と不思議のダンジョン』『世界樹と不思議のダンジョン2』も発売されている。

また、『ペルソナ』シリーズのキャラクターが『世界樹の迷宮』のゲームシステムで冒険を繰り広げる『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』といったタイトルも登場している。

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Nintendo Switch『世界樹の迷宮Ⅰ HD REMASTER』。(画像は任天堂ホームページより)

そして2023年には、第1~3作目のHDリマスター版を収録した『世界樹の迷宮Ⅰ・II・III HD REMASTER』がNintendo Switch/PC(Steam)で発売されており、『世界樹の迷宮』は現行機種でもプレイできる。画面はHDサイズになっているが、手描きマップをはじめとするシリーズ独特のシステムは健在だ。

ライター
過去には『電撃王』『電撃姫』『電撃オンライン』などで、クリエイターインタビューや業界分析記事を担当。また、アニメに関する著作も。現在は電ファミニコゲーマーで企画記事を執筆中。
Twitter:@ito_seinosuke

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