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G TUNEが「RTX 5080」搭載の新製品を発表会でお披露目、「RTX 5090」搭載モデルも開発中。Ryzen 7 9800X3Dを搭載したモデルも発売、ミドル・エントリー向けモデルにも意欲示す

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マウスコンピューターは1月31日(金)、同社のブランドである「G TUNE」のリブランドと、NVIDIA GeForce RTX 5080搭載の新製品を発表した。
同日に開催された発表会には、マウスコンピューターの代表取締役社長の軣秀樹氏らが登壇。さらに、ゲストスピーカーとしてNVIDIA 日本代表兼米国本社副社長の大崎真孝氏も登場した。

製品の発表後には、製品部よりスペック・デザインの両面から製品の解説、質疑応答なども行われた。本稿では、その様子をお届けする。

・登壇者:
株式会社マウスコンピューター 代表取締役社長:軣 秀樹氏
株式会社マウスコンピューター マーケティング本部 製品部 部長:小林 俊一氏
株式会社マウスコンピューター マーケティング本部 製品部 プロダクトマネージャー:林田 奈美氏

・ゲストスピーカー:
NVIDIA 日本代表兼米国本社副社長:大崎 真孝氏
株式会社DetonatioN代表取締役社長:梅崎 伸幸氏
株式会社XENOZ代表取締役社長:友利 洋一氏
CELLORB 代表取締役社長:鈴木 文雄氏

文・取材/anymo


ついにNVIDIA GeForce RTX 5080搭載モデルがお披露目。「RTX5090」を搭載したモデルも開発中

今回発表されたのは、「G TUNE FZ-I9G80」(税込59万9800円)をはじめとする、1月30日(木)に販売が解禁された最新グラフィックボード・NVIDIA GeForce RTX 5080を搭載したモデル。

イベントの最初には、代表取締役社長である軣秀樹氏が登壇。

同ブランドの製品やゲーミングシーンのこれまでを紹介しながら、G TUNEの20年の歩みを振り返った。

G TUNEが「RTX 5080」搭載の新製品を発表会でお披露目、「RTX 5090」搭載モデルも開発中。Ryzen 7 9800X3Dを搭載したモデルも発売、ミドル・エントリー向けモデルにも意欲示す_001

さらに、2024年は昨年比で130%の出荷台数を予定しているとのこと。また、リブランドの背景について、ダイナミックに変化しながら拡大しているゲーミングシーンにおいて生まれた新たなニーズに対応するべく「変わるべき時がきました」と語られた。

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また、リニューアルに際して、新たなG TUNEが目指すビジョンや、力強さと品格の融合を目指したという新たなロゴについても発表された。

軣氏は最後に「さらにゲーミング市場を盛り上げていきたい」とコメント。進化していく技術やゲーミングシーンについて、熱意ある姿勢を示した。

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ついにクロスが取り除かれ、「G TUNE FZ-I9G80」がお披露目。プロダクトマネージャーの林田奈美氏より、新たなG TUNEが掲げるミッションのひとつである「最新のゲーミングを実現するスペックを反映する」を引用しつつ、ハードウェアスペック面の解説が行われた。

RTX5080では、「DLSS」が「DLSS 4」に進化。これにより、リアルな光と影のグラフィックをリアルタイムで描画し、ゲームへの没入感がより一層高まる。

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また、「NVIDIA Reflex」も「NVIDIA Reflex 2」に進化。入力に対する応答性がさらに進化することで、対戦型ゲームにおける入力・応答の遅延を削減している。

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あわせて、RTX 5080を搭載した商品のラインナップも公開された。Ryzen 7 9800X3Dを搭載したモデル「G TUNE FG」や、インテル Core Ultra 9 285Kを搭載した「G TUNE FZI9G80」などが並ぶ。さらに、発表会では参考出展となったものの「RTX 5090」を搭載したモデルも開発中。新型VJの登場にあわせてモデルのラインナップも拡充する予定とのことだ。

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「ゲームプレイを任せることができる信頼感や安心感」を表現し、ケースデザインを一新。機能面もバッチリなデザインを製品部が解説

また、製品部部長の小林俊一氏よりデザインについても解説がされた。アルミ素材によるクールなスリットデザインは、新製品の発売にあわせてケースデザインを一新したもの。素材が持つ存在感と力強さをかけ合わせることで、「ゲームプレイを任せることができる信頼感や安心感」を表現している。このほかにも、ブランドカラーの赤にフォーカスしたライティングなど、ビジュアル面での特徴が紹介された。

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さらに、パフォーマンスを支える機能面でのデザインについても紹介。

フロントとボトムから吸気、トップからリアの方向に排気することで効率的なエアフローを実現している。さらに最大7個の空冷ファンと2基の360mm水冷ラジエーターが搭載可能。電源ユニットは独立シュラウド内に設置されていることで、独立したエアフローで冷却する。

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グラフィックカードの自重による歪みや経年によるズレ、脱落を防止するサポートバーによる「安心設計」も紹介された。ラバーを装着した大型スタンドで、設置とエアフローをサポートするとのことだ。

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また、ガラスサイドパネルは外部ツール無しで開閉が可能とのこと。ボトム、トップ、サイドには水洗い可能なダストフィルターが搭載されており、メンテナンス性にも優れている。この他にも、ヘッドホンホルダーや上部のコネクタにスライドカバーを搭載しているほか、光学ドライブの内蔵にも対応。カスタマイズでBlu-rayドライブも選択可能だ。

最後に、マーケティングプロモーションを担当する販売促進室の桑園勉氏が登壇。「ゲームを愛するすべての人を応援する」というミッションになぞらえて、同社のPR活動について紹介した。

2023年に刷新、縮小されていたeスポーツチームへのスポンサーシップについて、2024年より再び強化しているとのこと。CAG OSAKA、DetonatioN Focus Me、SCARZ、VARREL、よしもとゲーミングとのスポンサーシップを締結している。各eスポーツチームへのハードウェアの供給についても、「我々の大事なミッションである」と語った。

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さらに、PC、キーボード、ヘッドセット、マウス、液晶モニターのセットモデルも紹介。なお、こちらは合計で限定100セットとなっているとのことだ。

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発表会の最後には、質疑応答も実施。GeForce5000番台の「品薄」についてなど、購入を検討するユーザーがまさに気になる質問も飛び出した。

──今回、GeForce RTX 5000シリーズが結構市場に出てすぐに「供給に対して需要が少なく、入手しづらい」という話が出ています。マウスコンピューターさんは、製品の供給に関してはいかがでしょうか?品切れになったあと、再び入荷するものなのか……という点も気になっています。

林田氏:
大丈夫です!
弊社は、大丈夫です!

──今後のスポンサードについて、対象は広げていくのでしょうか?それとも、現在組んでいる方々との関係をより深めていくのでしょうか?スポンサードに関するプランや方向性がございましたら、教えてください。

桑園氏:
数を定めたり、ここが上限と定めているわけではございません。
我々が「スポンサーシップを締結したい」、もしくはその旨リクエストをいただいたとしても、ビジネスを一緒にやっていく上でのタイミングなどもあります。必ずお応えできるわけでも、我々のリクエストが通るわけではありません。

何か良いお話をいただければ、これからどんどん増えることもありますし、増えないことも十分ありえます。今後の動向について、見守っていただければと思います。

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──今後、ミドルやエントリーに向けた新製品はどのぐらいのペースで展開されていくのでしょうか?

林田氏:
まず、本日発表したフルタワーモデルは、どうしてもスペックが要求されるものがメインになっていますので、ミドルハイからハイエンドにあたるかなと思います。

次に、ミドルモデルの今後に関してです。先日発表されましたRTX 5070、5070 TIが控えておりますので、そういったところで展開していくことになるかと思います。フルタワーモデル以外にも、いわゆるマイクロタワーケースのモデルなどもございます。今後出てくる、新しいビデオカードをできるだけ早く市場にお届けできるよう、展開していきたいと考えております。

──DetonatioNさんにお伺いしたいです。明日の世界大会では、ユニフォームのロゴは新しいものになるのでしょうか?また、大会で露出する意外に、どういったところでスポンサーさんに貢献されていくのかを、詳しくお伺いしたいです。

(渋い顔をしながら)答えづらい質問なんですけど……。大会のルールで、始まっちゃうとユニフォームは交換しにくいんです。今回だけは……ご容赦くださいという形です。でも!G TUNEのロゴはしっかり入っているので!でも、新ロゴじゃないので、どうしようって思ってます……。

我々は、もちろんeスポーツチームとして競技シーンを追っていますが、ストリーマーも非常に有名な方々を抱えています。我々としては、もちろん競技シーンで勝利して憧れの存在として、PRの訴求をしていきたいと思っています。
また、ストリーマーを活用して、ゲーミングライフを今楽しんでいるユーザーに対しての訴求もしたいと考えています。

いちばんの希望としては、叶うのであれば、このモデルでDetonatioNモデルを出したいです!

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さらに、発表会の終了後には代表取締役社長である軣 秀樹氏への囲み取材に参加することができた。リブランディングに関して自身の想いを尋ねられた同氏は、「20周年という節目に新しいことをしたい」と明かした。あわせて、2024年の体制変更を機にロゴを一新して新たなスタートを切り、更なる成長を求めていきたいという意欲が軣氏と従業員の間で一致したと語られた。

また、リブランディングの契機については、先ほどと同じく20年という「周年記念」をひとつのタイミングとして挙げた。マウスコンピューターが30周年を迎えた際にブランドコピーをリニューアルしたことについても触れ、「変化をくわえることによって私のみならず、従業員の考え方が変わってくるんではないか」と同社の意欲的な姿勢を示した。

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NVIDIAが「最強、最高のパートナー」に。NVIDIA、DetonatioN、XENOZ、CELLORB各社がゲストとして登壇

本発表会では、NVIDIA、DetonatioN、XENOZの各社よりゲストスピーカーも登壇。それぞれのゲストによるコメントの一部を紹介する。

NVIDIA 日本代表兼米国本社副社長 大崎 真孝氏

本日は私にとっても、すごく重要な日です。

昨日、GeForceRTX50シリーズが解禁となり、皆様に大きな期待、反響をいただいております。ゲーマーのやクリエイターの皆様に最先端のパフォーマンスと映像体験を提供できることを、私共も確信しております。

GeForceが、AIをさまざまな人たちに提供します

これまではデータセンターなどエンタープライズ側が多かったのですが、これからAIがコンシューマーやクリエイターの製品に届いていきます。AIの民主化が日本で進んでいくことに、ものすごく感激しております。マウスコンピューター様の新製品は我が国にとっても、大きな意味を持つんじゃないかと考えています。

RTX 5000シリーズはゲームを映画のようにリアルにしながら、究極の応答スピードを実現していきます。そして、次世代のホームスタジオでの作業を可能にします。クリエイター様方の映像の高精細化はもちろん、過去のゲームのリマスタリングも実現します。ビデオ編集においても、次世代のものが実現可能です。

これからも、マウスコンピューター様にとって、NVIDIAは最強で最高のパートナーとして共に技術革新を提供し続けていきます。

株式会社DetonatioN代表取締役社長 梅崎 伸幸氏

DetonatioNとG TUNEさんは、もう10年来ぐらいの仲でしょうか。チームを結成してから13年目になりまして、競技シーンを追いながら「最高の舞台で戦う」ということを目指して頑張っています。その中で、我々はずっとG TUNEさんのPCを掲げて活動してまいりました。もちろんゲーミングハウスでも、多大なサポートをしていただいています。

我々は『Fortnite』『ストリートファイター』の大会にも参加しています。そのときに交流させていただくファンの方々は、10代前半であったり、もっと若い子どもたちであったり。そんな方々がゲーミングPCを親御さん買ってもらうときは、大きな買い物ですし「長く持つもの」が求められていると思います。

『ストリートファイター』に関しても、この2〜3年間でプレイ環境が変化してきています。PlayStationでプレイしていたものがパソコンが主流となり、「高性能」が求められています。また、配信者は画面上に自らのプレイ環境を映したりしています。この視点ですと「デザイン性の高いもの」が求められています。

今回の発表された新製品は、一眼見た時に「非常にスタイリッシュで、クールで、かっこいいな」と感じました。長時間配信における、冷却系に対するケアもされているということで、おすすめできるPCだと思います。

DetonatioN所属のチームはいま、『VALORANT』の日本代表として勝ち上がっています。実は、明日に大一番の大会があります。そして、もちろんG TUNEさんのロゴを背負って戦います。私達はG TUNEさんとともに、一勝でも多く勝ち上がって「日本代表をサポートするG TUNE」という姿をしっかりと知らしめていきます。

G TUNEが「RTX 5080」搭載の新製品を発表会でお披露目、「RTX 5090」搭載モデルも開発中。Ryzen 7 9800X3Dを搭載したモデルも発売、ミドル・エントリー向けモデルにも意欲示す_020

株式会社XENOZ代表取締役社長 友利 洋一氏

まず第一に感じたのですが、ブランドカラーが「レッド」っていうのが純粋に嬉しかったです。SCARZも赤を背負っています。eスポーツチームである以上やはり、ワクワクや楽しいという要素は非常に重要です。それを表現するときに、僕らも赤色というイメージが浮かびました。同じレッドというシナジーも、活かしていきたいと考えております。

僕らは、2012年にアマチュアチームとして発足し、2016年頃にプロスポーツチームとして株式会社を作りました。今の選手は、固定給、賞金、配信があり、なかなか裕福でございます……ですが、2012年、2013年の頃って、お金を稼げるって時代じゃなかったんです。「今の若者たちが、世界で戦えるようにしたい!」というところから、SCARZを作った経緯があります。

そんな中で、非常に重要なのがPCです。G TUNEさんのようなパソコンメーカーが、選手が求める安定性や機能を叶え、安定して戦える環境を作ってくださるのは僕も、選手自身もとても嬉しく感じています。この新しいロゴを背負って、戦っていくことに僕らもとてもワクワクしています。

僕たちの特徴として、現在スポンサー企業様が20社近くいらっしゃいます。中でもLIXILさんやニューバランスさんといった、eスポーツと縁が深くないように感じる企業様もいらっしゃいます。なおかつ、親会社であるJ.フロントリテイリングには、PARCOや大丸という百貨店も含まれています。

これらを活かして、やっていきたいと考えていることがあります。例えば、G TUNE様を知らない方々に対して新しくPRしていくことで、より広い層にゲーミングを届ける機会があるんじゃないかと考えています。

SCARZのミッションが、ふたつあります。

ひとつが「日本から世界へ」。僕自身、競技シーンが大好きなので選手を応援したい、飛び出すところをサポートしていきたいと考えています。

もうひとつは「ニューエリア」というものを掲げています。
eスポーツのいいところって、電脳空間を戦うので人種や性別が一切関係ない、みんな平等に戦うし、楽しい──だと感じております。

また、「まだゲームを知らない方々に対して、ゲームを届けていく」というのもeスポーツチームの役目だと考えています。僕たちのホームタウンとして渋谷と川崎に拠点を構えて活動をしているのですが、その中で小学校や中学校で講演会をさせていただいたりするんです。

ですが、やはりまだ「ゲーミング」を知らない方々も一定数いらっしゃいます。特に、親御さんは知らない、けど「子どもがすごいゲームにハマっています。どうしたらいいですか」っていう相談が結構あったりするんです。ですので、健全な道を示しつつ、ゲーミングの楽しさを伝えていきたいです。

最後の話題になります。今後G TUNEさんと取り組んでいく中で、僕たちが勝手ながらやっていきたいと思っていることがあります。それは、選手からのフィードバックを常に届けていきたいと考えております。
そフィードバックを得て、どんどんと進化していく世界線を作れば、より良いものができるんじゃないかと考えております。お互いに、これからも良いパートナーシップを築けていければなと考えております。

CELLORB 代表取締役社長 鈴木 文雄氏

CELLORBの会社紹介をする前に、ぜひとも触れておきたい話がありまして……。

実は、発表会の会場である「e-sports SQUARE」は、私が前職で2014年の1月にオープンさせていただいたという経緯があります。その発表会のときに、当時のマウスコンピューターの社長を招待させていただきました。

そのときから、G TUNE様には私が通身してきたeスポーツ事業を長年にわたりサポートいただきました。11年経った今日、マウスコンピューター様に私がお招きいただくのは感慨深いですし、すごく喜ばしいことでございます。これからもマウスコンピュータさん、G TUNEさんと共に頑張っていきたいと思います。

我々はプロeスポーツチームVARRELを運営、主催大会も開催しています。最近ですと、IPビジネスとしてファッションブランドや選手のグッズの展開、バレルには所属していないプロeスポーツプレーヤーのマネジメントも行っています。

今日、ぜひお伝えしたいなと思ったことがあります。「ゲームインフルエンサーの時代が来た!」ということです。昨年末、電通さんからの発表がありましたが、Z世代の特に男性が、あらゆる視聴コンテンツの中で最も見ているものがゲーム配信なんです。45%が毎日1時間ゲーム配信を視聴している。さらにその中から、64%の方々が、ゲーム配信者の情報をきっかけに商品を購入したという経験を持っているんです。

ゲームインフルエンサーが、これほどあらゆる企業の商品・サービスの提供に大きな影響力を発揮している時代というのは、これまでなかったと思います。弊社もまさに、IP事業を立ち上げている中で、自社のグッズを我々のストリーマーから発信することで、たくさんのファンの方々に買っていただいます。今、まさにこのことを実感しております。

マウスコンピューターさんも、インターネットを通じてダイレクトに商品を販売されています。11年前のやっぱりマウスコンピュータさんから、eスポーツの業界のパッションや未来のビジョンとかにご支援いただきました。

ですので、eスポーツ業界側がもっともっと、スポンサー様のビジネスに実例で貢献していきたい。これからは、G TUNE様の革新的なブランドイメージの向上にもちろん寄与しながら、販売にしっかりコミットしていきたいと考えています。

G TUNEが「RTX 5080」搭載の新製品を発表会でお披露目、「RTX 5090」搭載モデルも開発中。Ryzen 7 9800X3Dを搭載したモデルも発売、ミドル・エントリー向けモデルにも意欲示す_021

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