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『モンハン』鎧の効果音、まさかの「ランドセル」から作られていた。釣った魚が跳ねる音は、“腕をペチペチたたく音”。「大カプコン展」で衝撃の事実が明らかに。吉田沙保里VSリュウの対戦映像など、盛りだくさんすぎる

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大阪中之島美術館と読売新聞社は、同美術館にて世界的人気を誇る日本のゲームメーカー・カプコンの展覧イベント「大カプコン展 -世界を魅了するゲームクリエイション」を3月20日(木・祝)より開催している。

「大カプコン展」は、カプコンがこれまでに手掛けた『ストリートファイター』『バイオハザード』『モンスターハンター』など数々のゲームタイトルの企画書や原画、ポスターやグラフィックワーク、そして体験型コンテンツや最新技術の一端を楽しむことができる展覧会だ。

「想像したことは、創造できる」をテーマに、カプコンがこれまでに実際に創造してきた作品の歴史や技術に触れられる本展覧会。今回は本イベントの開催に先駆け、一足早くメディア向けの内覧会に参加してきたので、その見どころをレポートとしてお届けしていこう。

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(画像は大阪中之島美術館公式サイトより)
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大阪中之島美術館の外観。正面玄関がなく、複数のエントランスを設けたデザインとのこと。

文/司破ダンプ
編集/anymo


スタートからいきなり約16mに渡る巨大展示も!ゲーム業界とカプコンの歴史を追うROUND 1「カプコン ゲームクロニクル」

今回の展覧会は、大阪中之島美術館の5Fにて開催される。エレベーターを使い上の階へと上がっていくと、観覧者を迎えるのは『ロックマン2』の「ワイリーステージ1」や、『モンスターハンター』の「英雄の証」など、カプコン作品のファンならばおなじみのゲームBGMだ。

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内覧会当日は、入り口前にてカプコン代表の辻本憲三氏(写真中央)、大阪中之島美術館官庁の菅谷富雄氏(写真左)、読売新聞大阪本社代表の田中隆之氏(写真右)らによるテープカットも執り行われた
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音声ガイドでは『バイオハザード』シリーズのレオン・S・ケネディ役や『デビルメイクライ』シリーズのダンテ役を務める声優・森川智之さんによる音声案内を楽しめる

入り口をくぐり本展示に入ると、観覧者を迎えるのは「ROUND1 カプコンゲームクロニクル」と銘打たれたエリアだ。本展覧会はテーマごとに五つのエリアに分かれているのだが、この「カプコンゲームクロニクル」はその名のとおり、カプコンの歴史を辿ることができるエリアとなっている。

キャラクターパレード

エリアの旗振り役を務めるのは、約16mにもわたる巨大スクリーン上をカプコンの人気キャラたちが大行進する巨大展示「キャラクターパレード」だ。

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『戦国BASARA』『大神』『魔界村』などのキャラクターも。なおこのアニメーションは今回のために描きおろされたとのこと

「キャラクターパレード」では現在のカプコンの主力3大タイトルである『ストリートファイター』『バイオハザード』『モンスターハンター』をはじめ、『逆転裁判』『ロックマン』などの多数の人気キャラが行進する様子を楽しめる。ぜひ、お気に入りのキャラを見つけて一緒に歩きたいところだ。

ヒストリー

キャラクターパレードを見ながら足を進めていくと、次に見えてくるのは「ヒストリー」のコーナー。ここではゲーム業界やカプコンの歴史を年代順に追い、カプコンのこれまでの歩みを振り返ることができる。

展示には実際に動いているゲーム画面も組み込まれているので、これまでのカプコン史をその目で追いながら、その進化を体感してみるといいだろう。

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歴代作品のロゴデザインも「CAPCOM」の並びとともに見ることができた(写真はCOMの部分)

あの『MEGAMAN』の原画も展示!貴重な資料やスタッフの創意工夫を見られる「ROUND 2 テクノロジーとアイデアの進化」

続いてのエリアとなる「ROUND2 テクノロジーとアイデアの進化」では、これまでにカプコンが手掛けてきた作品のアートワークや、作品開発の裏で行われていた創意工夫の数々を見ることができる。

キャラクター

「キャラクター」のコーナーでは、主要タイトルに登場するキャラクターのイラストや、設定画集を見ることができる。『ストリートファイター』シリーズのリュウなどはもちろん、『ヴァンパイア』のモリガンの設定画や、宝塚歌劇で演じられた『大逆転裁判』の衣装などもあるので、ファンは要チェックだ。

メインアート/ポスター/パッケージ

こちらは歴代タイトルのメインアートとしてパッケージなどに採用された原画や、歴代作品のポスター、日本版・海外版それぞれの歴代パッケージなどが集められたコーナー。なかでも各種タイトルで使われたメインアートの原画は、当然ながら世界で一点だけの超貴重な展示となっている。お見逃しなく。

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ある意味伝説となった『MEGAMAN』(海外版『ロックマン』)シリーズの原画も。
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初代XBOXで発売されたロボットゲーム『鉄騎』の超巨大な専用コントローラもここにあった

ゲームでは半透明が難しい/ドット絵時代の創意工夫

こちらは『ストリートファイターⅡ』や『ロックマン』を例に、当時の開発環境のさまざまな制約の中での独特な知識と創意工夫が紹介されているコーナー。

現代とは異なり、多くの表現上の制約があった数十年前のゲーム開発環境。しかしその中でゲームを生き生きと見せるためにスタッフがさまざまに頭をひねり、どのような努力でそれを乗り越えてきたかを伺い知ることができるようになっている。

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絵を半透明にする機能がまだなかった数十年前の時代に、半透明をいかにして表現したかが語られている

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『ロックマン2』バブルマンステージの滝は、実は色替えのみで流れているように見せていた、なんて話も

カプコンピクセルラボ

こちらはタッチペンを使い、実際にドット絵を描くことができる体験コーナー。

『ロックマン』シリーズのキャラはもちろん、『バイオハザード』シリーズのリッカー、『ファイナルファイト』シリーズのハガー市長、『モンスターハンター』シリーズのこんがり肉など、さまざまな人気キャラクターから好きなものを選び、制限時間以内に上手く描き切るのを目指そう。

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「カプコンピクセルラボ」。完成した画像は、最後にスマートフォンにダウンロードすることも可能だだ。
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『ロックマン2』よりエアーマン。「ぽかぽかエアー」、「ひえひえエアー」など、いくつかのカラーバリエーションが用意されていた

チェック部分をペンで塗っていく。実はチェック部分以外は塗られないように作られているので、こするようにして塗ることもできる…が、塗りミスした分は最終評価の減点対象になるのでご注意を。

フェイシャルトラッキングミラー

こちらはフェイストラッキングの技術を使って、カプコンの人気キャラになりきれるコーナー。いわゆるVTuver的なフェイストラッキングを、かなりの精度の高さで楽しむことができる。

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いくつかのキャラが用意されているが、筆者のおすすめは断トツで『バイオハザードヴィレッジ8』のドミトレスク夫人。邪悪な笑みがステキ
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『モンスターハンターライズ』のアイルーでドヤ顔も

カプコン流BGM演出/カプコン流効果音メイキング

このコーナーでは、いくつかのタッチパネル端末を操作して、カプコン流のBGMの演出方法や、効果音のメイキングに触れることができる。なかでも効果音メイキングは、さまざまなゲームの効果音を思わぬ方法で作り出していたことを知ることができ、驚きと新鮮さにつつまれること請け合いだ。

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「カプコン流BGM演出」では四つのスライダーを動かして、『モンスターハンター』シリーズで行われたシチュエーション切り替わり時のBGMの変化を体験できる
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「カプコン流効果音メイキング」で確認できる、『モンスターハンター:ワールド』の砥石音の作り方。実は左官工具をこすり合わせて出していた
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『モンスターハンターライズ』の鎧の音のメイキング。実はランドセルの音だった?
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『モンスターハンターワールド』の魚を釣り上げた時のピチピチ音はまさかのスタッフが腕をペチペチ叩いて出したもの

カプコンデザイナーの秘伝書は“やさしい美術解剖図”ならぬ“あやしい美術解剖図”?カプコンの表現技術に迫る「ROUND3 ファンタジーとリアリティ」

第3エリアの展示は「ROUND3 ファンタジーとリアリティ」をテーマに、カプコンがゲームに必要なリアリティを表現するために取り入れてきた、筋肉の表現方法や3Dなどの造形技術に触れることができるエリアとなっている。

春麗/ダンテ プロジェクションマッピング

こちらは『ストリートファイター6』の春麗や『デビルメイクライ5』のダンテを石膏像で再現し、その上にプロジェクションマッピングを施すことで、ゲームで使われる3Dモデルがどのように作られているかを周囲360度から見ることができるというコーナーだ。

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『ストリートファイター6』春麗のプロジェクションマッピング

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ワイヤーフレームの投影によってポリゴンモデルの素体を確認できるところから始まり、ノーマルマッピング(ポリゴン数を増やさずに凹凸を表現する技術)やテクスチャといったものが次々に投影され、モデルがどのように作り上げられているかを見ることができる。

写真ではなかなか伝わりづらいと思うので、ぜひ実物を確認してみていただきたい。

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『デビルメイクライ5』より、主人公・ダンテのプロジェクションマッピングも

「らしさ」を描く-キャラクター造形の秘伝書-

リアリティに溢れ、筋骨たくましい、カプコンらしいキャラクターデザインはいかにして生みだされていったのか?このコーナーではその礎となった人体構造の考え方や、カプコンのデザイナーに伝わるという秘伝書「あやしい美術解剖図」の内容に触れることができる。

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あやしい美術解剖図。おそらくはJ. シェパード著『やさしい美術解剖図』をもじったもの

モンスターハンター・超立体図鑑

こちらはモンハン世界を再現したフィールド模型に、プロジェクションマッピングとAR(拡張現実)を組み合わせ、自然環境の作り込みや、環境に適したモンスターをリアルに表現してきたクリエイターの想像力に触れられるというコーナーだ。

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(画像は大カプコン展公式Xアカウントより)

現地ではプロジェクションマッピングによってフィールド模型に投影される季節が次々と移り変わり、さらに周囲にあるモニターを確認することで、ARによるさまざまなモンスターの姿を見ることができる。

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バイオハザード・新ウォークスルー体験

こちらは懐中電灯型のセンサーを持ってコーナーを探索することで、『バイオハザード』の世界を新感覚で体験できるインスタレーション展示。

ちょっとしたお化け屋敷のようなコーナーを歩き、一見何もない壁をセンサーで照らすと、突然そこにゾンビが現れる!という、なんとも不思議な体験を味わうことができる。

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このような懐中電灯型センサーを持ってコーナーを回る
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一見すると、何もない壁だが…
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センサーで照らすと、突然そこにゾンビが!

なおこの「バイオハザード・新ウォークスルー体験」は今回の大阪会場と、2025年12月20日(土)より開催予定の東京会場でのみ展示予定とのこと。こちらは今回の展示の中でもかなり印象に残った面白い展示だったので、ぜひ現地で体験してみていただきたい。

やはり吉田沙保里は最強だった!おなじみ「テイ!」で波動拳をいなし、リュウをシメにかかる姿も見れる「BONUS STAGE」

ROUND 1からROUND 3では、カプコンの歴史を追いながらその技術の発展を見てきたが、ここからはBONUS STAGE『スト2』でいうと車を殴って壊すステージ的な、エンタメ味にあふれた体験や特別なコンテンツの視聴ができるエリアとなっている。

モーションキャプチャ―ミラー

いまやゲームに欠かせない技術である、モーションキャプチャの疑似体験コーナー。ここでは特殊なスーツや機材を使うことなく、モーションアクター気分を味わうことができる

現地では『逆転裁判6』の成歩堂龍一、『ストリートファイター6』のリュウ、『ロックマン11』のロックマンのモーションアクター体験をすることができた。

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最後には「異議あり!」や「波動拳」といった、おなじみのポーズをとることもできた

吉田沙保里vs.リュウ -私より強い奴に会いに行く-

こちらは『ストリートファイター6』のリュウと、「霊長類最強女子」吉田沙保里さんによる対戦を視聴できるムービーコーナー。

対戦格闘ゲームの進化に迫るべく、現実世界と架空世界の対戦を実現させたというこの企画では、カプコンの合成技術により『スト6』世界に降臨した吉田沙保里さんが、リュウとの対戦に挑む

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かつては『ストリートファイター6』の発売にあわせて、リュウやダルシム(の実物大パネル)とも渡り合った吉田沙保里さん。おなじみの「テイ!」で波動拳をいなし、必殺技でリュウをシメにかかる姿は必見だ。また映像には実際のゲームと同様にアール氏の実況もつけられており、迫力満点の演出となっている。

なおこの映像は、大阪会場のみの展示となるとのこと。対戦の結末がどのようなものとなるかは、ぜひその目で確かみ…確かめてみろ!

『ファイナルファイト』メトロシティサブウェイ/『逆転裁判6』日本法廷

こちらはゲームに登場する舞台の一部を再現したコーナー。なかでも『ファイナルファイト』のメトロシティサブウェイは実際に座ることもできるとのこと。スタッフさん曰く、フォトスポット的に使ってほしいとのことだ。

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『ファイナルファイト』のメトロシティサブウェイ
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『逆転裁判6』の日本法廷。弁護人・検察官のテーブルは紙製?っぽかったので、叩いたりしないように

『ストⅡ』リュウの企画段階の名前は「角田」だった?黎明期の企画書や現在のスタッフの思いを追う「FINAL ROUND 受け継がれるカプコンらしさ」

いよいよ最後のエリアとなる「FINAL ROUND」。ここではカプコンの礎となった過去のレジェンド級タイトルの企画書・仕様書や、現在の主力スタッフへのインタビューが集められ、これまでに築き上げられてきたカプコンらしさを見ることができる。

伝説の企画書たち

『SONSON』、『ストリートファイター』、『ロックマン』、『モンスターハンター』など、カプコンの礎となった伝説的タイトルの企画書や、仕様書が集められたコーナー。

ドット絵を打ち込む前の資料として用意されたと思しき手書きのドット絵や、開発中の仕様を垣間見れば、当時の創意工夫や、あのキャラクターのイメージ元は実はあれだったのか!など、当時のスタッフの思いにも想像が広がりそうだ。

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『SONSON』のキャラクターやアイテムのドット絵に関する仕様書
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『ロックマン』のボスキャラに関する仕様書
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『モンスターハンター』アイルーもしくはメラルーの仕様書と思しき資料。「ネコゴブ」と書かれており、ゴブリンのようなイメージが入っていた?
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「ストリートファイターⅡ」の最初期の資料。のちにリュウになったと思しきキャラの資料には「空手家 “角田”」の文字が。初代『ストリートファイター』のリュウとは別人物となる予定だったのだろうか?
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『スト2』の背景の元となった貴重な資料も。

開発者インタビュー

カプコンのディレクターからサウンドデザイナー、プランナーまで、現役クリエイター12名へのインタビュー動画が集められたコーナー。「カプコンらしさ」や「大事にしていること」など、クリエイターとしての思いや考えが語られている。

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かわいすぎる「ロックマン」キューピーや、懐かしの記念メダル打刻器も…オリジナルグッズも充実の物販コーナー

ひととおりの展示も紹介したところで、最後に紹介するのは「大カプコン展」オリジナルグッズも充実の物販コーナー

限定グッズだけでもかなりの数が用意されており、とても全部は紹介しきれないのだが、今回はその中から気になったものをいくつかピックアップして紹介しよう。

このほか、懐かしの記念メダル打刻機も。記念メダルはもちろん「大カプコン展」限定デザイン。

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「記念メダル」(全2種)各700円

また「大カプコン展」限定グッズ以外に、一般販売商品も充実のラインナップとなっていた。


3月20日より、いよいよ開催となった「大カプコン展」。今回、いざ現地に足を運んでみると、なじみ深いゲームタイトルの裏にあった創意工夫や、そのために用意された資料の濃さに圧倒され、また今回の展示のために新たに作られたであろうコンテンツの多さにも驚かされることとなった。

これまでにカプコンのタイトルに触れてきた方は、ぜひその足でこれらの展示の数々を見にいってみていただきたい。

「大カプコン展 -世界を魅了するゲームクリエイション」は、3月20日(木・祝)から6月22日(日)にかけて大阪中之島美術館にて開催され、その後に名古屋・鳥取・東京でも開催予定だ。

※月曜日と5月7日(水)は休館
4月28日(月)、5月5日(月)は開館

なお大阪会場での開催においては、土日祝、3月全日および、4月28日(月)から5月6日(火)のゴールデンウィーク期間については繁忙期に設定され、同期間中は日時指定予約制となることに注意されたい。こちらの詳細については、「大カプコン展」公式サイトのチケットのページを参照いただきたい。


編集者
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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