「やけに癖(ヘキ)をついてくるな……」
アクションRPG『クリスタル・オブ・アトラン』の新キャラを見た瞬間、そう呟かずにはいられませんでした。
目の下の濃いクマ。無愛想な視線。ゴスロリ衣装から伸びる、無機質な「機械の義足」。しかも、設定年齢が24歳(機械の身体なので不老)。
24歳!? ウソだろ……。というか、足がスケスケなんですが!?!?
……落ち着きたい。深呼吸をしよう。
そもそも本作は、コンボアクションの爽快感が魅力のアクションRPG。2段ジャンプや空中ダッシュを駆使すれば、「10秒以上敵をボコボコにできる」怒涛の空中コンボも可能。地上から空中へ、途切れることのない連撃で敵を圧倒する快感を味わえるゲームです。
本来ならプレイ中に集中すべきは、敵の動きや自身のとるアクション(コンボルート)なはず。
なのに、気づけば画面の中の彼女……新職業「グレイシエッタ」のリンから目が離せなくなっていました。
「グレイシエッタ」のほかにも、太ももが眩しい「スターブレイカー」、謎の窓で我々を誘惑する「雲心」、筋肉ダルマの「バーサーカー」、細マッチョな魔法使い「ウォーロック」……。
このゲームをプレイしていると、妙に我々の「癖」を刺激してくるビジュアルのキャラたちを見かけます。
普段から魅力的なキャラを求めている同志諸君へ。『クリスタル・オブ・アトラン』は「自分の癖に正直になれる」ゲームでした。

※この記事は『クリスタル・オブ・アトラン』をもっと知ってもらいたいNuverseさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
ガードが堅そうな彼女が、空中攻撃中にチラリと見せる無防備な姿に心を奪われる
グレイシエッタ(本名:リン)──。包み隠さず明かすと、最初は「片脚が義足の無愛想な美少女」くらいにしか思っていませんでした。
その義足がスケスケなことには驚きました。でもそれも、自分の「癖(ヘキ)」にちょっと刺さったくらいです。ほんのちょっとだけ。

ただ、そのキャラクターデザインを細部までチェックしていくうちに、トーンの異なる「癖」の絶妙な組み合わせに唸ってしまったのです。
見てください、この「濃いクマ」×「アホ毛」の組み合わせ。ダウナーの象徴であるクマと、元気キャラの象徴であるアホ毛。本来なら反発するはずのふたつが共存している奇跡。
そして、ゴスロリ風のシルエットの中に、ベルトや手錠といった攻撃的なパンクファッションを落とし込むセンス。これらトーンの異なる「癖」をぶつけ合い、至高の「ダウナー系美少女」へと昇華させる手腕……。
これはもう、熟練の“癖職人”による仕事としか思えません。

また、実際にグレイシエッタに触れてみたところ、隠された「癖ポイント」を発見してしまいました。
これだけのフェチが詰め込まれたキャラデザなのだから、まだまだリンさんの魅力が隠されているに違いない。そんな期待を胸に、カメラを回して観察を続けていたのですが……。
……!?
目の下のクマも相まって、普段は目つきがやたらと鋭いリンさん(24歳)。それゆえガードの堅い印象があったのですが、空中攻撃をくり出すほんのわずかな一瞬、無防備な“お腹”がチラリと顔を覗かせるのです……!
立ち絵や公式PVでは決して拝むことのできません。プレイした者だけが辿り着ける大発見と言えるでしょう。この事実を知ってしまった以上、誰かに共有せずにはいられませんでした。


さらに、コスチュームを変更すると、彼女の持つ「違った魅力」が次々と開花します。デフォルトの衣装も完成度が高いですが、印象もガラリと変わったリンさんの姿を眺めるのも、たまりません。
とくに注目したいのは、「義足」へのこだわりです。デフォルトでは美しいクリア素材(スケスケ)だった脚が、なんと衣装によっては生々しい「人肌」のような質感に換装されているのです。
機械美あふれる透明感も至高でしたが、人間を模した脚の艶めかしさも破壊力抜群。どっちも選べないくらい最高です。



キャラデザだけじゃない。彼女の戦闘スタイルが、設定と噛み合いすぎててエモい
グレイシエッタの魅力は、そのひと癖もふた癖もある見た目だけじゃありません。
実際に操作してみると、彼女の攻撃モーションは、その特異なビジュアルや設定と、恐ろしいほどに「解釈一致」していたのです。
まず戦闘スタイル。チャクラムや氷を使った広範囲攻撃も扱う彼女ですが、戦闘でメインとなるのはその細腕で振るう「鎖(チェーン)」です。
本来は拘束具であるはずの鎖を、彼女はあろうことか鞭のようにしならせ、敵を無慈悲に打ち据えます。その使用比率は体感で7割強。
「痛い」では済まないその重い一撃は、どこか刺々しさを感じさせる彼女の装いに相応しすぎる……!

グレイシエッタが「氷」を操る理由。それも彼女の内面部分が反映されている気がしてなりません。
公式PVでは、過酷な任務で仲間を失い、生き延びるために自らを機械化した過去が語られています。肉体を捨て、機械となったあの日から、彼女の人間としての時間は永遠に止まってしまったのではないでしょうか(個人の解釈です)。
始まりはキャラデザへのひと目惚れでした。ですが今はそれだけではありません。
バックストーリーとアクションの関係性を知ってしまったことで、よりグレイシエッタの魅力が深まったように思えます。ひと粒で二度美味しいってこういうことでしょうか。


じつは他の職業のビジュも“癖”が詰まってる。フェチの塊なキャラデザが誘惑してくる
グレイシエッタに惹かれた筆者ですが、町を行き交う他のプレイヤーを見ていると、自然と彼女以外の職業も目に入ってきます。
気になって公式サイトで各職業のイラストを眺めてみると、どの職業も非常に魅力的な……フェチシズムを感じるデザインが施されていることに気づきました。

(画像は『クリスタル・オブ・アトラン』公式Xアカウントより)
グレイシエッタ同様、「自分のデータで動かしてみたい」という欲が湧き上がります。
しかし本作は、ゲーム開始時にひとつの基本職を選び、そこから派生する二次職へ進んでいく形式です。そのため、最初に「剣士」を選んだ場合、途中で「パペッティア」「格闘家」「銃士」といった別の系統へ転職することはできません。
もし異なる職業で遊びたいなら、新しいセーブデータを作成して、最初からスタートする必要があります。
「最初からなんて面倒くさすぎる……」と思われるかもしれませんが、そこはご安心を。じつは二次職までの道のりが驚くほどスピーディーなのです。時間を測ってみたところ、およそ30分ほどで到達できました。
さらにふたつ目のセーブデータであれば、イベントスキップ機能が使えるため、所要時間はもっと短縮されます。これなら職業を選び直すのも苦じゃないですね……!

そんなわけで、いざ他の職業へ。
グレイシエッタ以外の職種を実機でチェックしてみましたが、やはり他のキャラクターたちも「癖」に刺さるデザインばかり。
肉感的な太もも、下乳が覗く謎の窓、バキバキに割れた腹筋……まさによりどりみどり。グレイシエッタも相当にフェチズムの塊のようなキャラデザですが、他職種のビジュアルも強烈な誘惑を仕掛けてきます。誰か助けてください。




……でも結局のところ、筆者の魂は機械仕掛けの少女・グレイシエッタへと還るのです。
なんと言っても彼女は機械の身体。物理的な破損のリスクはあっても、非生物であるがゆえに、理論上は半永久的にこの姿のままなのです。
他のキャラクターたちが年老いていく中で、彼女の時間だけが永久凍土のように止まっている。「不老の美少女」という属性は、信仰対象として夢しかありません。

MMOの皮を被った「ソロ充」ゲー。自分のペースで推しを愛でられる
今さらですが、『クリスタル・オブ・アトラン』のジャンルは「アクションRPG」です。
しかし、ゲームを起動してみると、拠点となる町には多くのプレイヤーが溢れ、自由気ままに過ごしています。
物語の重要NPCには人だかりができ、チャットでは本作と無関係なゲームの話や、今日の昼ご飯の話題で盛り上がる……その雑多で賑やかな光景は、まるで「MMO」のようです。

ここで気になるのが、「他人との共闘を強いられるのでは……?」という点ではないでしょうか。これに関しては、ハッキリと「NO」だと断言できます。
本作はメインストーリーやダンジョン攻略を含め、基本的にひとりで進行する場面がほとんどです。特徴的なのは、レベルや装備のパラメータ以上に「プレイヤーのアクション操作」が重要視される設計であること。
そのため、落ち着いて敵の攻撃を見極めていけば、適正レベルより高い難易度のコンテンツであっても、ソロで突破できるバランス調整になっています。
「パーティプレイはちょっと苦手……」という筆者でも、ストレスなく自分のペースで楽しめたのは嬉しいポイントでした。
本作は公式が「魔法と機械のコンボアクションRPG」と謳う通り、攻めの姿勢でガンガン攻撃を押し付けていくコンボアクションの爽快感が魅力のひとつです。
コンボルートの制約はほとんどなく、筆者自身、グレイシエッタのチェーンやチャクラム、氷攻撃を組み合わせ、試行錯誤しながら自由にアクションを組み立てていました。
「この攻撃からあの攻撃を繋げたらどうだろう」「空中に打ち上げてから好きなスキルで追撃してみよう」など、3Dアクションならではの自由な発想でコンボを開発する体験は格別です。
もちろん、これはグレイシエッタに限りません。どの職業でも等しくコンボを繋ぐ楽しさが味わえます。
つまり、性能を気にせず「見た目(フェチ)」だけで選んでも絶対に失敗しないということ。グレイシエッタで実証済みですので、安心して推しキャラで始めてください!
ソロで操作に慣れてきたら、ぜひメインコンテンツのひとつでもあるマルチプレイにも挑戦してみてください!
機械の身体にサンタ服。このアンバランスさが最高。「ウィンターフェスティバル」開催中
『クリスタル・オブ・アトラン』では、クリスマス特別イベント「ウィンターフェスティバル」が開催中です。
ログインするだけで報酬がもらえる「ウィンターチェックイン」のほか、チーム対抗の雪合戦「無限雪遊び」、謎の雪だるまと戦うボス戦「雪玉コロコロ」といったコンテンツが登場。
さっそく雪合戦に参加しましたが、みなさんのエイムが良すぎてボコボコにされました(血涙)。


イベントアイテムを集めると、ショップで育成素材や限定エモートのほか、サンタ気分を味わえる頭装備「ウィンターハット」と交換可能です。
コスチュームガチャの「スノーウィーシュガー」と組み合わせれば、王道のサンタコーデが完成。もちろんグレイシエッタも着用できます!


また、着ぐるみ風コスチュームと、雪だるまに変身できる「雪だるま変身バッジ」などがセットになった「スノースピリットパック」も販売開始。
こちらは2026年2月12日までのロングラン販売となっているので、気になる方はぜひチェックを!



さて、現在はウィンターシーズン真っ盛りの『クリスタル・オブ・アトラン』ですが、年が明けた2026年1月には、新エリア「浮遊集落」の実装が予定されています。
新エリアの開放にあわせてメインストーリーが追加されるほか、レベルキャップも現在の「60」から「70」へと引き上げられることになりました。
全職業に追加される新スキルも気になるところですが、個人的には、グレイシエッタの魅力がさらに深まるような、艶やかな新コスチュームの登場を期待せずにはいられません!

©Nuverse












