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2月13日に早期アクセスが始まるマーダーミステリーアクション『KILLER INN』先行体験会レポート。全キャラに固有アビリティが実装され戦略性はさらなる高みへ

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2月13日よりSteamで早期アクセス版が配信開始になる、スクウェア・エニックスのマーダーミステリーアクションゲーム『KILLER INN』。本作は、羊チームと狼チームに別れて戦う作品となっており、ゲーム序盤は比較的推理的な要素がありつつも、徐々にサバイバルなアクション性の高いものになっていくというユニークなスタイルのオンライン対戦ゲームである。

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ちなみに早期アクセス版とは、ゲーム自体は完成状態にはないものの、一旦発売してユーザーに遊んでもらいながら仕上げていくといったスタイルの開発手法だ。実は、同社ではこうした事例はあまりなく、過去に唯一の例としてあったのが『PowerWash Simulator』ぐらいだという。本作もこの早期アクセスの期間を通して、ゲームが徐々に仕上げられていく予定である。

本作のリリースに先駈けて、メディアやインフルエンサーを招いた体験会が開催されたので、そこで得られた情報を本稿でレポートしよう。

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一部はアンロックしていく必要があるため、最初からすべてのキャラクターは選べない。しかし、今回の体験会ではすべて選べるようになっていた

文/高島おしゃむ
編集/kawasaki

「チュートリアル」モードで基本的なプレイが学べる!

以前本作をプレイした時は、いきなり実戦に近い形だったのだが、今回はそのときに体験できなかったチュートリアルモードを遊ぶことができた。そもそも『KILLER INN』がどんな作品なのか知らない読者もいると思うので、このチュートリアルの紹介を通じて、どんなゲームなのか軽く紹介しよう。

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メニューから「チュートリアル」を選んでプレイ!

このチュートリアルでは、いきなりゲームが始まった状態でスタートする。ここで最初にやらなければいけないことは、部屋の中にある机からアイテムをふたつゲットすることだ。画面上部付近に何をしなければいけないのかアナウンスが表示されているので、そちらも参考にするといいだろう。

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アイテムを集めたら次に指示されるのが、マップを表示して目的地を設定することである。ゲーム序盤はクエストをこなしていくのだが、そのためにはスタッフの元に行きクエストを受注する必要がある。マップを把握していれば不要だが、慣れないうちはどうしても迷ってしまいがちだ。

そこで、マップで目的地を設定することでナビゲートしてくれるのである。ちなみに、目的地の設定自体はマップ上のアイコンを選ぶほか、画面右側のリストからも選ぶことができる。

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リストからでも目的地の設定が可能
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うっすらと緑色の光でルートをナビゲートしてくれる

スタッフが居る場所にたどり着いたら、Xボタンを長押ししてクエストを受注しよう。チュートリアルでは登場しないが、このスタッフからは医療キットやバールなど、ゲームを進めていく上で有利なアイテムも購入することが可能だ。

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ゲーム序盤はこのクエストを数回こなしていくことになる

マーダーミステリーアクションというジャンルで、クエストをこなさなければいけないというと少し気後れしてしまう人もいるかもしれない。しかし、このクエスト自体はお使いに近いシンプルなものばかりだ。たとえば、指定された場所に行ってマシンのボタンを押すだけといった感じである。

もちろんクエストを繰り返していくと難易度も上がるのだが、いずれもそれほど難解というわけではない。クエストをこなしていくことで経験値がたまり、キャラクター自体のレベルも上げていくことができる。どちらかというと、クエストをこなすというよりもレベルを上げることが主な目的だと思っていいだろう。

これは後ほど触れるが、キャラクターのレベルを上げることで固有のアビリティが使えるようになるからだ。

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クエストをこなすと経験値がたまり、レベルも上げていくことができる

このゲームは、単純にクエストをこなしていけばいいというわけではない。時には敵対する相手と戦う場面にもたびたび出くわす。それとは別に、鍵の掛かった部屋をバールでこじ開けるなど、特殊なアクションも用意されている。そうした要素もこのチュートリアルで体験できるようになっている。

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バールを使って扉をこじ開けよう

たとえば近接戦で敵から殴られそうになったとき、タイミング良くボタンを押すことでブロックできる。実際の対人戦では銃を使用したバトルが多いことから、あまり出番はないかもしれないが、こうしたこともできるということを学べるのは大きい。
また、チュートリアルには攻撃の要素も含まれていた。こちらはバールを使って殴りかかるというものだったが、実際にやってみると意外と狙いを定めるのが難しいことに気付かされる。

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素手による殴り合いはゲーム序盤に発生しがちだが、近接攻撃はブロックすることもできる
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バールを使って敵を殴り倒そう

プレイ中、ほかのプレイヤーが誰かを倒すと、通知が画面上に表示される。その犯行現場まで移動して死体を調べることで、犯人を特定するための証拠を集めることができる。狼チームでプレイしているときは、逆に証拠を隠蔽することも可能だ。

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誰かが殺されると、そのアナウンスがプレイヤーに共有される
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死体から犯人の証拠を集めることができる。その証拠から犯人の可能性がある人物のリストが、左上に表示される
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さっそく証拠の一部と合致する人物を発見。この時点で倒すという選択肢もあるが……まだ決定的な証拠はない

証拠を入手すると、それを元に犯人をある程度絞り込める。チュートリアルでは、証拠を集めていくことで狼の特定に成功。それがXinyuという人物であることがわかった。

狼が特定されると、プレイヤーにもその情報が共有され画面上にも赤く「狼確定」と表示されるようになる。クローズドベータテスト2からの変更ポイントとして、この「狼確定」が表示されると、その対象人物への与ダメージが20パーセント上昇するようになった。これにより、羊側が狼をより排除しやすくしているのである。

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証拠を集めて行くことで、狼を確定することもできる
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確定した狼を追い詰めて倒そう!

このチュートリアルでは、ほかにも作業台で武器を3段階にアップグレードするといった要素や、ガーディアンを倒して黄金の鍵を手に入れ、脱出するといった要素も体験できるようになっていた。

ちなみに、このアップグレードに関しても変更が入れられており、近接武器も3段階で強化していくことが可能になった。例えば戦斧などをアップグレードすることで、スウィングの速さや射程距離が変化するなど、武器としての使い心地も大きく変わってくるのである。

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チュートリアルではリボルバーの強化が行えるようになっていたが、近接武器の強化も可能だ

全キャラクターに固有のアビリティが追加に

チュートリアルをプレイした後で、メインである体験会の本番がスタートした。今回は全部で4試合が行われており、それぞれ狼チームと羊チームを2回ずつプレイしている。参加メンバーは総勢23名で、それぞれ狼チームが7名、羊チームが16名といった割合で分かれるという大規模なものだった。

ゲーム開始後は先ほどのチュートリアルでもご紹介した通りだが、実はクローズドベータテスト2から変更された部分がこのゲーム序盤である。以前は、ゲーム開始直後から、敵味方関係なく誰でも攻撃を加えることができた。しかし、それではゲームがまともに遊べなくなってしまうため、開幕から90秒の間は「ノーキルタイム」に変更されている。この期間、羊側は狼側を攻撃できるが、狼側から羊側へのダメージは無効化される。

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狼チーム同士は誰が仲間なのか最初からわかるようになっている

ゲーム開始後、90秒が過ぎると鐘の音が大きく鳴り響く。まさにこれがゴングとなり、ノーキルタイムが解除されたことを表している。
ちなみに新たな変更点として、キャラクターごとに固有のアビリティが実装されるようになった。例えば最初にプレイしたのはコスプレイヤーだったが、こちらはLV4まで上げることで「ハリネズミのあげだま」が使えるようになる。

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初回のプレイはコスプレイヤーをチョイス

こちらは、ハリネズミの相棒が自分の選んだアイテムを取ってきてくれるというものだ。これ以外にも、忍者ならばしゃがんだときに姿を消せる「隠密」が使えるなど、戦術的にも有用なアビリティがいろいろと用意されている。とくにゲームを遊び始めた直後は、どのキャラクターのアビリティが自分のプレイに合っているか探すのも楽しいところだ。

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コスプレイヤーがLV4で使えるアビリティの「ハリネズミのあげだま」。こんなにかわいい相棒が呼び出せるとは!?
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こちらは忍者のLV2で使用できるアビリティの「隠密」を使用しているときの姿。ほぼ姿が見えない状態になる

そうこうしているうちに、狼チームのプレイヤーはどんどん排除されていき、気が付けば自分ともうひとりの仲間のふたりだけの状態になってしまっていた。そこで仲間に付き添う形で羊たちの周囲をぐるぐる回っていたのだが、これが意外と気付かれない。そこで、仲間が攻撃したのに合わせて敵をひとり撃破することに成功!

だが、その間仲間が倒されてしまい、その直後に自分も銃で倒されてゲームは終了となった。

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羊をひとり倒すことには成功したものの、最後のひとりになってしまった
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羊チームの勝利となったが、個人的にはもっとも成績が良かった5位に入ることができた

「証拠のかけら」を集めて敵と味方を判別!

2戦目と3戦目は羊チームでのプレイだったが、それぞれ途中で狼に狩られてしまい、順位的には10位と7位という散々な結果になった。個人的なプレイとしては残念だったが、チームとしてはそれぞれ勝ちと負けを経験したため、若干複雑な気分になる。
ちなみに、途中で自分が倒されてしまったあとは、仲間の視点でゲームの続きを観戦することが可能だ。

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死体を調べている途中、背中から撃たれてしまった。まさに油断大敵!
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自分が死んだ後も、仲間の視点で続きが観戦できる

羊チームでプレイする際に重要なのは、誰が狼なのかを判別することだ。従来までは死体を漁ることで証拠を集めていくことで狼を特定することができたが、それに加えて新たに「証拠のかけら」という要素も追加されている。これは狼と羊の両方が一定のレートでマップ上に落としていくもので、それを3つ集めることでひとつの証拠にできるのだ。

現時点では狼特定の表示しかでないが、アップデートで羊確定の表示もされる予定になっており、より敵と味方の判別がしやすくなった。それに伴い、初期配置されているNPCの死体からは証拠ではなく証拠のかけらがふたつ出るように変更されている。これは、誰も殺していない状態であるにも関わらず、正体がバレてしまうのを防ぐためだ。

また、作業台で行える証拠のアップグレードも、証拠の欠片をひとつ集めた状態にするというものに変更されている。いずれにせよ、死体から集めた証拠と合わせて、いち早く誰が狼で誰が羊なのか特定していくことが、羊側でプレイするときに重要となりそうだ。

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ジグソーパズルのような「証拠のかけら」を集めて、狼と羊を判別しよう

悪事には代償が伴う!? 「罪レベル」が新たに登場

体験会の残り時間的にはあまりなかったのだが、最後に4戦目のゲームもプレイすることができた。こちらはふたたび狼チームだったのだが、やはり派手に動き回るよりもできるだけ仲間をアシストするような動きに徹してみた。

2回目のクローズドベータテスト以降、もうひとつ新たに追加された要素がある。それが「罪レベル」と呼ばれるものだ。これは狼チームのプレイヤーのみに設定されているパラメーターで、ゲーム開始時は「LOW」からスタートする。

しかし、羊を倒すことで徐々に罪レベルが上昇。最高値の「HIGH」になると、窓やドアを破ったときに証拠をドロップしてしまうようになる。それだけではなく、罪レベルに合わせて「証拠のかけら」を落とす頻度も増していくのだ。これを防ぐことができるのは、唯一体を洗うことである。つまり、血まみれの状態だと証拠を残してしまいやすいということだ。

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狼チームでプレイするときに「罪レベル」も表示されるようになった

この最後の狼プレイでは、死体からの証拠や証拠のかけらを消して回ってみた。また、仲間が羊と交戦しているときは、そちらにも加勢している。この隠蔽という行為は、証拠の欠片の場合はすぐできるが、死体の場合はタイミング良くボタンを押していかなくてはならない。もちろん失敗しても何度でもやり直しができるので、羊チームのプレイヤーに気付かれる前にサクッと証拠を隠蔽していこう。

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狼側では「証拠のかけら」は簡単に隠蔽することが可能だ
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死体から証拠を隠蔽するときは、タイミングよくボタンを押す必要がある

この最後の試合は、たまたま一緒にプレイした仲間が強すぎたということもあるが、無事最後まで生き残ることができチームも勝利することができた。このように、プレイスタイルは人それぞれだが、その中から自分が得意とするスタイルを見つけてチームに貢献するというのもこのゲームの楽しみ方のひとつといえそうだ。

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以上、ざっくりではあるが今回の体験会のレポートをお届けしてきた。久々に本作をプレイしたのだが、基本的な楽しさは以前遊んだときとそれほど大きな印象の変化はない。しかしながら、新たな要素が追加されるなどゲームとしてもどんどん進化していきそうな期待が高まる仕上がりになっていた。

2月13日からは、いよいよ早期アクセス版がSteamで配信開始になる本作。マーダーミステリーの緊張感を、オンラインゲームとして気軽に体験できるタイトルだ。マダミス好き以外にも、人狼やアクションゲームが好きな人も、ぜひともチャレンジして欲しいタイトルである。

ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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