モテる俺様系イケメンが、一風変わった女性に興味を抱き「ふっ、おもしれー女」……そこからはじまる恋模様に覚えは無いだろうか。
でも実際、自分と恋に発展するおもしれー女なんているわけない。おもしれー女は、モテる俺様系イケメンが全回収していく。
否、います。
ここに、あなたと恋をする「おもしれー女」が。
しかも、5人。
本作『敏感!恋のアンテナ ビンビン別嬪荘』は、プレイヤーが男性側となりおもしれー女の奇行にたっぷり翻弄されまくる、しかもそんな様子がフルモーションビデオで展開される恋愛シミュレーションゲームである。
今回はこのおもしれー女たちが登場する、おもしれーゲームを紹介していこう。
※この記事は『敏感!恋のアンテナ ビンビン別嬪荘』の魅力をもっと知ってもらいたいAimingさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
イカれたメンバーを紹介するぜ、彼女たちが別嬪荘の住人だ!!
奇行と言ってもこのテのゲームならば、ドジっ子キャラがお鍋を焦がすとか、変なキャラグッズを持ってる不思議ちゃんとか……そんなかわいいもんでしょ。そう思った諸兄、甘い。
本作に登場する5人のヒロインを紹介していこう。
菜緒
昔からの幼馴染。会話中おもむろにヘラクレスオオカブト(?)を捕獲、興奮のあまり両手を広げてブーンと駆け出したりするおもしれー女。背後の友人の顔がすべてを物語っている。
凪
K-POPアイドルを目指す練習生。痙攣するカマキリのような個性的なダンスを披露してくれるおもしれー女。あと基本的に暴力で物事を解決しようとするバイオレンス思想の持ち主だ。
アノン
リケジョの先輩で、中国からの留学生。初登場時の髪の毛がテーブル上にちらかるほど異様に長いが、次のシーンでは無かったことになるおもしれー女。
流花
現役人気アイドルで、友達の妹。野菜を洗おうとするも持っている蛇口を自分に向けてずぶ濡れになってしまう、不器用とかいうレベルではないおもしれー女。
美玲
ミステリアスなアルバイト先の常連客。閉店間際にやってきて泥酔するあたりはおもしれーというより迷惑客だが、「ぶんぶーん」という謎の呪文とともに連絡先を交換してくる。何を言ってるかわからないだろうが、実際そうなんだから仕方ない。
ゲームは主人公の拓海(たくみ)の視点で彼女たちと交流を深めていく。どこからどう見ても一筋縄ではいかない彼女たちのお眼鏡にかなう男になれるのか──それはプレイヤーの選択にかかっている。荷が重いよ。
彼女たちとの過ごすツッコミまみれの1年間、存在しない物件を紹介してくる異様な不動産屋
本作の舞台について説明しよう。
主人公・拓海は実在しない物件を紹介してくるという不動産屋の手違い(?)から、なんと大学生活をシェアハウスで過ごすこととなる。しかもそこにやってくるのは、なぜか女性ばかり。(なんらかの条例に抵触しそうな)うらやましい環境で生活することになる。というか、実在しない物件を紹介する不動産屋は、普通にダメだろう。
「シェアハウスで女の子と同居」ということで、お風呂に入ろうとしたらはちあわせでドッキリ★ハプニングな紳士的イベントも完備されている。諸兄もご安心いただきたい。(念のために書くが、あくまで全年齢対象の表現にとどまっている)
こうしたイベント中もさまざまな選択肢があるので、理解力のあるやさしい男になるのか、決断力のある頼れる男となるのか、そしてそれが彼女たちにどういった印象を与えるのか、いずれもプレイヤーの選択次第である。
もちろん季節のイベントとして夏の水着やハロウィンのコスプレなども完備。さまざまな女の子の魅力的な一面をみることができる、男冥利につきるとはこのことである。
なお、前述のような経緯(実在しない物件を紹介してくるという不動産屋の手違い)もあって、拓海くんのシェアハウス生活は「新しい家がみつかるまで」という期限つきのものだ。女の子とどのような結末を迎えようとも、1年でゲームは終了する。おもしれー女との時間は、はかねーのだ。
余談だが、1年経っても不動産屋は別に新しい家をみつけてくれない。たぶん忘れられている。
オーソドックスな選択式ADVゲームに、オーソドックスではなさすぎる彼女たち
本作は選択肢から自分の行動を選ぶことでストーリーが進行する、オーソドックスなADVゲームスタイルだ。システムや操作に戸惑うことはほぼないと思われるので、彼女たちとの思い出作りに集中できる。
戸惑うとすれば、極めてオーソドックスな操作のあとに繰り出される彼女たちのリアクションだ。
たとえば、アルバイト先の居酒屋に幼馴染・菜緒(カブトムシ素手掴み女)とアイドル練習生・凪(カマキリ痙攣ダンス女)が別々に来店する修羅場イベント。無論、ふたりは恋のライバルとしてバチバチの展開になる。実写ドラマならば険悪な雰囲気の芝居や音楽などで演出されそうな場面だが、本作はこうなる。
いや、絶対違うよ。
突如格闘ゲーム風の画面になり、物理バトルの火蓋が切って落とされる。恋敵は物理で殴ればよい。
ちなみにここで繰り出される技も、ゲーマーならばニヤリとするチョイスなのでプレイ時に是非確認してほしい。トンチキだが、ホスピタリティを随所に感じる奇妙なあたたかみは、本作の魅力のひとつだ。
周囲にはおもしれー女しかいない。俺は道明寺司か跡部景吾か……いや全然違う。
これまでの紹介でなんとなく理解いただけたと思うが、終始このようなコミカルというか異常というか、とにかく普通ではない雰囲気でストーリーも進行する。恋愛ドラマに何を求めるかは人によるところだが、ここにはふたりを別つ困難な障害や、ふさぎこんでしまうような悩み展開は無い。
基本的にモテモテなので、プレイヤーも悪い気はしないだろう、終始明るい雰囲気で楽しくプレイできるのが魅力だ。
おもしれー女に囲まれた拓海くんは基本的にツッコミ役として振り回されるのだが、決してクールなモテ男というわけではない。彼もまた、おもしれー男としての才覚を秘めているのだ。
たとえば、突然の停電イベント。ここで「暗視ゴーグルを使う」という選択肢がある。なぜそんなものを備えているのかというプレイヤーの疑問をよそに、拓海くんは女の子たちに「危ないからおしりをこっちに向けて」などとめちゃくちゃな指示を出す。
危ないのは、お前ではないだろうか。
オチとしては悪ノリがバレて女の子全員の好感度が下がるというもので、ゲーム的には“ハズレ”の選択肢となっている。しかしそんなハズレ選択肢もしっかりとフルモーションビデオで展開されており、謎の熱の入りようだ。恋愛ドラマではなかなかみられない展開だろう。
わかっていても、おかしな選択肢を選んでみたくなる。複数人でリアクションを楽しむパーティゲーム的な遊び方もおおいにアリだと思う。
最終的にはちゃんと恋愛ゲームとしてまとまる……ズルいぞ!
次から次へとツッコミどころが登場するにぎやかなつくりである本作。つい忘れそうになるが、登場する女の子はおもしれー女でありつつ……みんなちゃんとかわいいのである。
ゲーム終盤になるといよいよ恋のアンテナもビンビンになるのか、女の子もそれまでとは違った一面をみせてくる。
将来を考える物憂げな表情など、これまでの彼女たちとのギャップに新たな魅力を感じることだろう。おもしれー女にツッコミを入れ続け、笑って過ごしてきたいままでとは、違う展開が待つ。
誰かを選ぶということは、他の誰かの気持ちに応えられないということなのだ。
本作でも複数の女の子が自分を選んでほしいという場面は何度もあるのだが、落胆するあの子の顔を見るのがちょっと、いやかなり苦しい。
そしてその先にある結末がどうなるのか、是非確かめて欲しい。
それまではただただ明るく、おふざけ気味にすら感じられた本作が、いつの間にかしっかりと恋愛ゲームとしてプレイヤーを悩ませている。おもしれー女に翻弄されているのは、拓海だけではなく、プレイヤー自身だったのである。
なんと巧みなプレイヤー誘導。敏感な恋のアンテナという謳い文句は伊達ではない。
本作は、プレイ済ルートもチャート確認できるので周回もしやすいだろう。もちろんお約束のシーンリプレイやオフショットのオマケもあるので、お気に入りのシチュエーションを気軽に何度も味わえる。
おもしれー女との恋愛体験をしてみたい人はもちろん、フルモーションでの恋愛シミュレーションに興味がある方も、『敏感!恋のアンテナ ビンビン別嬪荘』を一度プレイしてみてはいかがだろうか。
















