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ゲームで死ぬとセーブデータ削除の「デスゲームモード」で原作再現!?『SAO』アインクラッド編を題材にした新作アクションRPG『Echoes of Aincrad(エコーズ オブ アインクラッド)』を先行プレイ

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『ソードアート・オンライン』(以下、『SAO』)を題材とする、シングルプレイ専用の新作アクションRPG『Echoes of Aincrad(エコーズ オブ アインクラッド)』の先行体験会がメディア向けに開催された。

本作は、『SAO』の人気長編「アインクラッド編」を完全新作ゲームとしてリブートしたタイトルであり、家庭用ゲームとしては初めて“アインクラッドの第1層”から描かれるという。

アインクラッド編は、デスゲームと化したVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の世界に閉じ込められた主人公・キリトたちがダンジョン最上階のクリアを目指していくという、原作の序章にあたるストーリーだ。

『SAO』新作アクションRPG『Echoes of Aincrad(エコーズ オブ アインクラッド)』先行プレイ_001

ゲーム内で死亡すると現実世界のプレイヤーも死亡するというデスゲームの中、生死をかけたダンジョン攻略を行うことになるアインクラッド編。本作でプレイヤーは、そうした状況に巻き込まれた参加者の1人として「ソードアート・オンライン」の攻略を行うことになる。

そんな本ゲーム最大の特徴は、ゲーム内で死亡するとセーブデータまで一緒に消えてしまう「デスゲームモード」を搭載している点だ。

……えっ、セーブデータも消えるの?

冒頭に行われたプレゼンテーションでは、開発者が困惑した参加者の反応を楽しむように笑いながら「無慈悲なモードになっております」と語った。まさに“原作再現”ともいえる気合の入った仕様だ。体験会はさながらデスゲームの導入のように不穏さMAXのスタートとなった。

とはいえ、デスゲームモードは本来2周目から解放される要素だそう。しかし、ダウンロード版のデラックスエディションと、110分超えのCGアニメーション(長編プロモーション映像)が収録されたアプリが同梱されるダウンロード版のアルティメットエディション購入者には、デスゲームモードの早期解放権が特典として付くとのこと。

今回はそんな開発中の『エコーズ オブ アインクラッド』を先行プレイしてきたので、そのざっくりとした所感をお届けしていくとともに、後半では開発者への合同インタビューも合わせてお送りする。

取材・文/そりす
編集/海ソーマ


リアルな《アインクラッド》の世界がイイ! ヒリつく戦闘でキリトの凄さがわかるかも?

今回のゲームプレイでは、ある程度ゲームが進行したタイミングで引き受けることができるという、サブクエストの1つを体験することができた。ゲームを始めてまず驚いたのが、フォトリアルなタッチで描かれる広大な《アインクラッド》の世界。

キャラクタービジュアルは、いわゆる“アニメ調”をベースとしたものだが、写実的な背景との間にギャップを感じることはなかった。木々の間から差し込む光芒やフレアについ見惚れ、「この街からもう出たくない!」と、開始早々にニート冒険者になってしまうところであった……。

しかし、体験会の時間は限られている。クエストに出かけるため、行き交う街の人々の流れを縫うようにして走り抜け、ターミナルから目的地へとワープ。出発前にはパートナーキャラクターを設定し、2人1組のバディ体制で冒険へ出かけることになる。

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パートナーの選択画面。キャラによって装備武器やスキルが異なる

本作はフィールド自体がダンジョンのように、目的地までが分かりやすく地続きになっている。広大なエリアに対して、サブクエストごとに行動可能範囲が区切られていくという具合だ。

オープンワールドではないとのことだが、クエストエリアの仕切りがなければ、むしろ大自然の中で途方に暮れていたかもしれない。

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バトルは「ライトアタック」、「ヘビーアタック」といった通常攻撃2種に加えて、武器ごとのスキル、パートナーとの連携技などを駆使して戦いを進めていく。

また、回避、防御などを絡めながら敵と慎重に戦うことになるものの、“爽快感重視のアクションRPG”感覚で戦うと、けっこうつらい。とにかくスタミナが消耗しやすいので、敵の攻撃に対して適切な回避と防御が求められてくるのだ。

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そのため、ピンチのときは仲間に指示を出して「スイッチ」し、敵のターゲットを集めてもらう。その隙に体力とスタミナ回復を行う……といった具合のヒリつくバランス感で、ロールプレイを前提とするシビアな手応えを感じる。

複数の敵に囲まれると状況はなかなか厳しくなる。パートナーキャラクターとの連携技によって、これを突破することも可能だが、クールタイムが長いことから「奥の手」と言ったところ。今回の試遊は難易度「ノーマル」とのことだが、なかなか歯ごたえがあるように感じた。強敵を次々と相手にする原作主人公・キリトの凄さが際立つゲームバランスのように思える……。

とはいえ、レベルを上げたり、装備やスキルを選ぶという要素もあるため、プレイヤーのとれる選択肢も多い。与えられた状況に対してどう挑むかというのがプレイヤーの腕の見せ所になりそうだ。

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連携技で敵に大ダメージ
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回復スキルを使用するパートナーキャラ「イオリ」

今回はサブクエストと言えど、未開放のマップを探索しながらの攻略になったため、チェックポイントにあたる中継地点を見つけては、自室に戻ってステータスの振り直しと武器種の変更を行っていた。

武器は剣や短剣、細剣のほか、両手斧や片手棍なども選択可能だ。防具も胴・腕・足の3部位を、見た目や効果が異なるものから選んで使用できる。装備ごとにステータスはもちろん、バトルスタイルも大きく異なるため、クエストで戦う敵の登場傾向に合わせた装備変更を行うというのも攻略のポイントになりそうだ。

途中、かなり苦戦したため、試遊時間ギリギリでのボス攻略となったが、なんとか無事にサブクエストをクリアすることができた。

ボスは複数に分かれて触手や花びらなどで遠近両方の攻撃を仕掛けてくる「リトル・ネペント・フラワー」。味方の回復スキルで猛攻をしのぎつつ、連携技も駆使しての勝利であった。

まだ見ぬ冒険の先にはどんなボスたちが待ち構えているのか、それは製品版の発売を楽しみにするとしよう。

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少し分かりづらいが、植物系のボス敵との戦闘の様子

以上、『ソードアート・オンライン』の新作アクションRPG『Echoes of Aincrad』の先行プレイの所感をお届けした。

ハイクオリティに描かれたアインクラッドの世界を舞台に、「SAO」プレイヤーのひとりとなって歯ごたえのある冒険を楽しめる本作。正直、本試遊だけでもそれなりに死亡したため、セーブデータ削除のある「デスゲームモード」でのプレイはかなり緊張感のあるものになりそうだ。

ただ、後半で紹介するインタビューでも語られているのだが本作はいわゆる「ソウルライク」ではなくあくまでも「アクションRPG」とのこと。ゲームに慣れて、しっかりとシステムを使いこなせればキリトのように華麗に立ち回ることも不可能ではないかもしれない。

そんな、『SAO』世界での冒険を疑似体験できる『Echoes of Aincrad(エコーズ オブ アインクラッド)』はPS5、Xbox Series X|S、Steamにて7月9日(Steam版は7月10日)発売予定となる。

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ライター
塵と埃と霞を食べて生きています。座右の銘は「寝なければ時間は無限」。
編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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