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BitSummitに無料で出展できる『電ファミ特別推薦枠』の出展ゲームを発表します!数多くの応募から選ばれた、現地で実際に試遊できる5タイトルをご紹介

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2026年5月22日~5月24日に開催されるインディーゲームの祭典、「BitSummit PUNCH」にて行われる、電ファミニコゲーマー主催の特別企画「電ファミ特別推薦枠」へ出展するゲームタイトルが決定したことをお知らせいたします。

本企画は、今年のBitSummitにゴールドスポンサー枠で出展が決定している電ファミブースにおいて、インディーゲームの開発者さまを募り、共同でゲームを出展するというもの。出展にかかる費用は、電ファミ編集部が負担します。

「世の中の面白いゲームがもっと知られてほしい!」という思いから、普段のニュースやインタビュー記事とは違った「リアルイベント」という形で、ゲームとゲーマーを繋げられないか、という試みです。

本企画は、1月の募集開始から、たいへん多くの応募をいただきました。

弊誌でこうしたリアルイベントへ大々的に出展するのは初めての試みにもかかわらず、我々の想定の数倍以上のご応募をいただきました。

今回の企画を通し、あらためて「自分のゲームを届けたい」と願っているクリエイターの方々が大勢いらっしゃるということを再認識いたしました。ご応募いただいたみなさまには厚く御礼申し上げます。

一方でブースの都合上、出展できるタイトル数には限りがあります。大変心苦しいのですが、今回共同出展させていただく作品を、編集部にて選考させていただきました。

ご応募いただいたゲームは、どれも素敵なものばかり。編集部内でも意見が別れるなど、悩みに悩み、議論を重ねた結果、5つのタイトルを選出させていただきました。

正直なところ、選考中は「もっと出展枠を確保できれば……!」という気持ちにもなりました。

「枠がもう少し多ければ、ぜひご一緒したい」というゲームも数多く、せっかくご応募いただいたにもかかわらず、今回ご一緒できなかったクリエイターの皆さまには、大変申し訳ない気持ちです。

今回の「電ファミ特別推薦枠」はまだ実施前ではございますが、今後も電ファミでは同様のリアルイベント出展企画の開催を検討していますので、その際はぜひ、ふるってご応募いただけますと幸いです。

さて、本記事では、そんな今年の「電ファミ特別推薦枠」として、非常に多くの応募作品から、僭越ながら編集部にて選考させていただいた5タイトルを、選評とともにご紹介します。

どのゲームも、BitSummit PUNCHの電ファミブースにて試遊できる予定となっております。会場へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

※紹介は順不同となっております。

UGOMEKU NOTE

クリエイター:kagaya

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ひとつめの作品は、ノートに描かれた手書きイラストが印象的なRPG、『UGOMEKU NOTE』です。

本作の選考理由は、その圧倒的なユニークさ。手書きイラストが動きまわるそのビジュアルもそうですが、セリフ回しや演出の端々からもクリエイターの“癖”が存分に感じられ、「これをユニークと呼ばずして、何がユニークなのだ」という勢いたっぷりの作品です。

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本作の主人公は、「グリジャン」という国に住んでいる一般人(人?)の坊や。魔王を倒すはずの勇者が、ゲーム開始30秒で車に轢かれて全身のあらゆる骨を複雑骨折してしまったのですが、なりゆきでこの坊やが次の勇者に選ばれ、冒険に出ることになります。

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繰り返しになりますが、本作『UGOMEKU NOTE』、作中のあらゆる要素のクセが強すぎる!

装備のスロットは「右尻」「左尻」「太もも」しかなかったり、回復アイテムが「ちぢれ毛」だったり……。

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やりたい放題な展開が次々と畳み掛けてくるため、たとえモブキャラの村人に話しかける場合であっても、何が起こるか想像がつかないのが楽しい作品となっています。

かといって、「クセの強さ」だけで勝負しているかというとそんなことはなく、リズムアクション要素のある戦闘などは、ノリノリのBGMも相まって小気味よい。『マリオストーリー』など、往年の名作の影響もうかがえます。

これは他の選出タイトルにも共通することですが、「体験版の先をもっと見てみたい!」と強く思わされました。

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▲「なんいど」が「ないんど」と表記されていますが、おそらく仕様です

『UGOMEKU NOTE』は現在、PC(Steam)にてデモ版が公開中。BitSummitにお越しになれない方も、ご自宅で体験することができます。

現在プレイできる体験版の範囲ではハチャメチャさが際立つゲームですが、トレーラー映像の中にはなにやら意味深な展開も……。とにかく先が気になります。

 

Under A Groove

クリエイター:Stab of Bee Project

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『Under A Groove』をひとことで言い表すなら、「遊べるアニメーションMV」。オリジナルMVの演出が、音ゲーのノーツと連動しているのが特徴的です。

画面下部には通常の音ゲーのようにノーツが流れてくるのですが、それと同期して、MV内にも流れ星が振ってきたり、画面内のキャラクターがジャンプしたりと、ノーツと完全にシンクロしたタイミングで、演出が移り変わっていくのです。

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(画像はSteam:Under A Grooveより)

この仕組みにより、最初はノーツを見ながら正確なプレイを目指すこともできますし、慣れてきたら演出の方を見てプレイすることも可能。どうしてもノーツに集中しがちな音ゲーのアニメーションを、プレイしながら楽しむことができます。

さらにはノーツ判定の成否によっては映像の展開も変化するなど、遊び心も満点!この仕組みにより、本作のMVは「音ゲーの背景映像」から一歩先の表現に挑戦しています。

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(画像はSteam:Under A Grooveより)

アニメーションのクオリティも高く、曲によってさまざまなコンセプトがあって遊んでいて楽しいのですが、同時に全体として、アートのまとまりが取れているというのも評価のポイントでした。

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(画像はSteam:Under A Grooveより)

本作の開発を手がけるStab of Bee Projectは、開発者ひとりによるサークルです。「このアニメーションをたった一人で作っているの!?」という驚きもありつつ、今回の特別推薦枠に選出させていただきました。

コロコロフレンズ

クリエイター:ツラヌキマル

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ゲームの画像や映像をパッと見た時に「おもしろそう!」と感じるか否か、という点は、非常に多くの作品がリリースされる現代において重要な要素だと考えています。

その点、『コロコロフレンズ』は応募作の中でもひときわ目を惹いた作品でした。

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本作はタイトルの通り、コロコロ転がるボールを操作してゴールを目指すパズルアクション。

テレビの教育番組のようなテイストやグラフィックの質感が高クオリティで、一目で「遊んでみたい!」と感じさせられました。

実際のゲーム内容も、スティックでの移動と「物にくっつく」という非常にシンプルなシステムながら、ギミックは多彩で、しっかりとおもしろい。

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くっつけたボールを投げて壁を破壊したり、自分より大きなオブジェクトにくっついて転がることで、トゲの床に接触しないよう先に進んだりと、意外にも遊びの幅が広いのも特徴的です。

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同時に、作中に登場するオブジェクトが、カセットテープやパソコンのディスプレイなど、現実世界のモチーフがあるのも、触っていて楽しい気持ちにさせられます。

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要素を削ぎ落として、わかりやすい面白さを作るというのは、言葉ではわかっていても実際にはなかなか難しいもの。個人開発のインディーゲームではなおさらです。

『コロコロフレンズ』からは、そんな「シンプルにするという尖り」を感じます。2人プレイも可能ということで、老若男女問わず、誰でも楽しめるゲームとして、選出させていただきました。

 

Re:Connect

クリエイター:StudioWink

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『Re:Connect』は、ゲームボーイアドバンス風のビジュアルが特徴的な、アクションパズルRPG。

本作の主人公は「デバッグ用AI」。電脳世界で「プログラミングパズル」を解くことで、壊れた機械を修理したり、暴走したAIの「ココロ」を直したりしていくことになります。

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本作の魅力的なポイントは、その「ドライブ感」でしょう。GBA世代のゲームをはじめ、さまざまな過去の名作にインスパイアされた作品、というのが一見の印象ですが、それぞれの要素がインディーならではの勢いで次々と展開されるのです。

体験版の範囲では、通常の探索パートはいわゆる「倉庫番」的なパズルを解いていくことになるのですが、暴走したAIとの戦闘ではそこにいきなり「2Dゼルダ」ライクなアクション要素が追加。

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かと思えば、AIのココロを修理するパートでは、「ヨロコビとカナシミ、どちらの感情を残すか?」といった、プレイヤーに重大な選択を突きつけるような展開もあったりと、さまざまな名作の「好きな要素」を詰め込んだような印象でワクワクします。

パズル自体も、最初はシンプルな倉庫番風パズルなのですが、徐々に本作の「電脳世界とデバッグAI」という設定を生かしたものが出現。

「ケーブルを装置に繋ぎ合わせてオブジェクトを遠隔操作する」など、今後のギミックのバリエーションにも期待が膨らみます。

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「ただのパズルの詰め合わせ」にとどまらず、プレイヤーの選択がストーリーに関わって展開していくさまも、まさしく「RPG」といったところ。

前述の通り、プレイヤーは「デバッグAI」として、AIのココロを修復する冒険に出ることになるのですが、そのココロをどうするかはプレイヤー次第です。

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▲AIのココロを修理するパートでは、「ココロを切断しないように」と念押しされます。切断したらどうなっちゃうの……?

 

クトゥルフ神話カードゲームADV Erase-missing link-

クリエイター:#6 (サークル名:永久パピルス)

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(画像はSteam:クトゥルフ神話カードゲームADV Erase-missing link-より)

『Erase-missing link-』は、クトゥルフ神話を題材としたカードゲームアドベンチャー。京都の街を舞台に、「イレイズ」と呼ばれるカードゲームをめぐる物語が描かれます。

最高ランクになると「魔法使いになれる」と噂されているカードゲーム「イレイズ」。主人公の中学生・夏八木うずらは、学校生活の中で強敵とのカードバトルに挑んでいくことになります。

一方で、彼女の暮らす京都の街では奇妙な連続不審死事件が発生しており、その謎も解き明かしていくことに……。

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本作を選出した理由は、「やりたいことをやる」という、インディーゲームのスピリットをひしひしと感じたからです。

メインとなるアドベンチャーパートや、パズル+カードバトルに加え、TRPGライクの膨大なステータス要素やダイスによる成功判定、NPCとの交流、作中には実在する京都のお店が登場するなど、欲しいものを全部詰め込んだようなコンセプトにワクワクするゲームとなっているんです。

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もちろん、クトゥルフ神話らしく「正気度」のパラメーターも存在。正気度ロールの結果によっては、まともに行動できないこともあるかもしれません。

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(画像はSteam:クトゥルフ神話カードゲームADV Erase-missing link-より)

体験版で遊べるストーリーの序盤は、王道カードゲームアニメのような導入でありながら、ここからクトゥルフ神話の要素がどのように絡んでくるのか、非常に惹きこまれます。

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本作を手がける「永久パピルス」は、10年以上にわたってTRPGのシナリオを制作してきたサークル。

ガチのTRPG勢が、そのエッセンスをアドベンチャーゲームに落とし込んだらどうなるのか?この作品も「この先がどうなるのか見てみたい」という感覚を強く覚えた作品でした。

ちなみに本作、実在する京都の商店街「京都三条会商店街」とのタイアップ企画が発表されています。実在の店舗がゲーム内に登場したり、関連するミニシナリオなどが実装予定とのこと。今後の展開にも要注目です。

 

 


いかがだったでしょうか。選考基準に「ユニークであること」を掲げた今回の電ファミ特別推薦枠。

僭越ながら総評を述べさせていただくと、今回採用させていただいた5タイトルは、プレイ映像を一目見ただけで「おもしろそう!」「このゲームにはなにかがある……!」と感じた作品ばかりだったように思います。

日ごろ「面白そうなゲームを届ける」という仕事をしている我々編集部としても、たいへん勉強させていただきました。

繰り返しになりますが、今回選出させていただいたゲーム以外にも魅力的な応募作品は数多く、悩みぬいた結果、ご縁があったのがこちらの出展タイトルとなりました。

あらためまして、ご応募いただいたすべての開発者さまに御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。

BitSummitを含む今後のリアルイベントにおきましても、今回と同様の企画の開催を検討しておりますので、その際はぜひご応募いただければと思います。

また、本年の「BitSummit PUNCH」電ファミブースでは、「特別推薦枠」以外にも、数多くのゲームを展示します。

総数は15タイトル前後となる予定ですので、会場にお立ち寄りの際はぜひお越しください!

ライター
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