ゲームブック好きにぶっささりまくる『ヴェリタステイルズ:暗黒城の魔女』

【ゲーム概要】
ヴァニラウェア出身のゲーム業界30年の職人が、6年の歳月をかけて作り上げた100%手づくりの読書型のRPG。古き良きゲームブックの手触りをデジタルで再解釈した意欲作で、プレイヤーは本の世界の主人公を操作し、魔女が住まう危険な暗黒城へと挑む。
画面上で鉛筆を使って数値を書き込み、サイコロを振って運命の判定を行うシステムが採用されており、TRPGのような没入感を提供してくれる。
また、自らの選択で結末が分岐し、自らの手でページをめくるというゲームブック特有のテイストがふんだんに盛り込まれている。
一方で、ゲームオーバーになっても直前に時を巻き戻せるデジタルならではの親切設計も搭載。Steamストアページによると本作のテキストボリュームは約30万字で、想定プレイ時間は20時間。2026年のリリースに向けて開発が進められている。
【みんなの感想】
「ゲームブック愛にあふれていて良かった!!楽しみにしてます」
「はじめてのタイプのゲームでした。ストーリーもイラストも良く、楽しかった」
「まさにゲームブックを体現している感じで楽しかったです!」
「なつかしさもあり、こういうゲームを待っていた」
「つづきが気になる!」
「面白かったです。ボイスも良かった」
「このようなゲームの完成図は最初からイメージされていたのでしょうか」
「テンポが良くてとても楽しかった」
「なつかしさと新しさを感じられた。絵本をめくるように進むのが楽しい」
「良いゲームです」「期待通りの面白さでした」「ソーサリーを思い出した」
「テキストを読む手が止まらず、楽しい時間を過ごせました」「絶対に買って遊びます」
「細部までのこだわりがすごい」「めちゃくちゃ面白い」
「ゲームブックが好きだったのでなつかしかったです。買います」
「いつもやってるゲームのロジックを見たようでとても面白かったです」
「リリースしたら買います!」など
『グレイルクエスト』『ソーサリー』『ファイティング・ファンタジー』などの名作群をリスペクトした作品であるためか、過去にゲームブックに熱中した層からは「懐かしい!」「こういうのを待っていた」と喜びの声が続出した。
一方で、はじめてゲームブック的体験をした若いユーザーからは「絵本をめくるようで新鮮」と好意的に評価されていた。会場には本作を手がけた西村芳雄氏も駆けつけ、熱量高く語るプレイヤーの感想に熱心に耳を傾けている姿が印象的だった。
TRPG好きに刺さりまくったゲーム『Saga & Seeker』

【ゲーム概要】
本作は生成AIの活用をもちいて、プレイヤーの自由なテキスト入力にシームレスに対応し、自作キャラやあらかじめ用意されたキャラたちとの予測不能な交流から物語が紡がれていく内容が特徴。既存の選択肢を選ぶのではなく、自分の言葉で行動や会話を入力することでゲーム側が柔軟にストーリーを進行させてくれる画期的なシステムとなっている。
プレイヤーは自身のパーティに参加させるキャラクターの性格や口調などを詳細に設定でき、自分だけの英雄や悪役を作り出すことも可能。さらに、用意されたキャラクターの中にはひろゆき氏やヨコオタロウ氏といった著名人も登場する。
本人監修のもと、非常に解像度の高いセリフ回しを楽しめるようになっている。
【みんなの感想】
「友達がいない自分にとって最高のゲームだ!!」
「ノブナガがおもしろかったです!」
「自分で物語をつくることが遊びとして作られていた。ムニーを遊んでみてほしい」
「ひろゆきのキャラが立ちすぎて面白い」「ニーチェ最高」「ローエンがかっこいい」
「TRPGに最近ハマっているのでとても面白かったです!」
「スキルなども考えてくれるのがすごいと思いました」
「すごく未来を感じました!」「キャラのクセが強すぎて面白かった」
「AIを使ったゲームのなかでもトップクラスに面白い」
「楽しいゲームだった」「キャラ像にブレがなくてとても良い」「がんばってください」
「はじめて遊ぶタイプのゲームでしたが、シナリオを自由にできて面白かった。いろんなクエストをキャラを変えてプレイしたくなりました」
「もともと興味はあったのでプレイできてうれしかった。次のクエストをやりたくなります」
「TRPGみたいでおもしろかったです」など
TRPG好きな層に深く突き刺さったのはもちろんのこと、有名人をパーティに参加させてカオスな対話を楽しむなど、人それぞれの遊び方が生まれていた点が印象的だった。
なかには織田信長をドラゴンに突撃させて見事に討ち取るという荒業を成功させるプレイヤーも現れた。総じて、AIを駆使して「自分の言葉がそのままゲームに反映される」という自由度の高さに、多くの来場者が「未来を感じる」と感嘆していた。
かわいい絵とは裏腹にどす黒いテーマが人気のタイピングゲーム『Pain Pain Go Away!』

【ゲーム概要】
少女の心を蝕む「トラウマワード」をタイピングで打ち消していくという、異色の心療タイピングゲーム。プレイヤーは裏の心療内科のカウンセラーとなり、特殊機器「P2GA」を使って患者の深層心理へとダイブする。
家出少女や「母親を殺した」と思い込む少女など、彼女たちの心の闇は非常に深く重い。プレイヤーはタイピングの力で彼女たちの痛みを癒しながら、事件の真相を解き明かしていくこととなる。
可愛らしいビジュアルとは裏腹に、えぐみのあるサスペンスストーリーが展開される本作は、現在Steamにて発売中だ。
【みんなの感想】
「言葉って怖いですよね。プレイヤーが入力するときもつらい気持ちで入力していく。楽しいのに怖いゲームでした」「世界もストーリーも良かったです!」買います」
「絵が思っていたより怖い」
「ハラハラしながらプレイできて楽しかった」
「おススメできる作品でした。演出も良かったです」
「キャラのかわいらしさとは裏腹にトラウマの造形がすごくてかなり面白かった」
「なつかしかった」
「タイピングとストーリーがすごくかみ合って引き込まれました」
「ストーリーが気になった」
「キャラもストーリーも良かったです!」
「女の子たちがかわいかった……」
「キャラがかわいい!」「キャラクターがとてもかわいい」
「続きが気になる!女の子がかわいい!」「switch版で買います」など
キュートなキャラクターデザインと、不気味でシリアスな深層心理の世界とのギャップに引き込まれる人が多数。タイピングというゲーム性がプレイヤーの没入感をさらに高めており、なかには高難度モードに挑戦して、試遊の持ち時間を忘れてしまうほど画面に集中し続けるユーザーの姿も見受けられた。
誰を信じればいいのかわからないと評判のゲーム『勇者パーティはぜんめつしました。』

【ゲーム概要】
ダンジョンの奥深くで「詰み」状態に陥ってしまった勇者一行から、たったひとりだけを選んで脱出を目指すローグライト風ダンジョン探索アドベンチャーだ。
「はい・いいえ」しか喋れない勇者や、魔法が使えない魔法使いなど、仲間は全員絶望的に壊れており、まともな状態ではない。
可愛いピクセルアートに反して、「誰の命を救うのか」という究極の選択と、疑心暗鬼に陥るダークな物語が容赦なく展開される。
また、バトル中のユニークな「武器破壊システム」など、戦略性も奥深い一作となっている。2026年7月22日に発売される予定だ。
【みんなの感想】
「だんだん(敵が)強くなっていくのが楽しかったです!キャラがかわいい!」
「僧侶は呪いが好きなの……?強いしアヤシイよね?」「魔法使いの子がかわいい!」
「ダレが好き?」「ほかのキャラでプレイするのがたのしみです!!」
「武器破壊システムがサイコーです!」「武器破壊システムが楽しい。ストーリーの続きも気になります!」など
魅力的なキャラクターたちと、全滅寸前という絶望的なシチュエーションが話題を呼び、試遊を待つ行列が途切れることはほとんどなかった。
仲間たちの不穏な言動から「誰を連れて行けばいいのか……」と本気で頭を抱えながらプレイする人も多く、物語の続きが気になって仕方ない様子だった。
いたずらが楽しいと高評価の見守りADV『事故物件だよ!うらみちゃん』

【ゲーム概要】
本作は、プレイヤーが地縛霊の「うらみちゃん」を操作し、アパートの一室の現在と過去を行き来して住人の未来を変えるという見守りゲームだ。
殺害されてしまう運命にある住人「野呂井さん」を救うため、うらみちゃんは過去に戻り、念力を使って部屋のモノを動かすなどの小さな「異変(イタズラ)」を起こす。
間接的な干渉で殺人事件を未然に防ぐため奔走する、ホラーチックなアドベンチャーとなっている。
【みんなの感想】
「おばけった♡」
「うらみちゃんかわいー♡」
「かわいい」
「イタズラ楽しかったよ!」
「おばけったかわいい」
「はじめてやる感じで新鮮」
「怖くなかったからよかった!」
「もっとズームさせてくれ」
「ゴースト二次創作描くぐらい楽しかった」など
老若男女を問わず、主人公である地縛霊「うらみちゃん」の愛らしいルックスや仕草にメロメロになるプレイヤーが続出。ホラー要素は控えめで、ポルターガイストを使って部屋の住人にイタズラを仕掛けるという斬新なゲーム性が「怖くなくて楽しい」と非常に高く評価されていた。
以上が、電ファミニコゲーマーのブースで出展中のゲーム全12タイトルと、初日に会場を訪れたみなさまからいただいたコメントとなる。
今回、ブースでフライヤーをくばりながら試遊台を見守っていた筆者にとって、何よりも嬉しかった出来事がある。
それは、来場者の方々から「電ファミの記事を読んで来ました」と直接声をかけていただいたり、プレイの合間に気さくに感想を語りかけてくださる方がたくさんいたことだ。
画面の向こう側にいるプレイヤーたち、つまり「読者でありお客さん」がゲームに驚き、笑い、真剣に悩む生の表情や感情をすぐ目の前で見ることができる。
いちライターとしての個人的な感想にはなるが、これこそがクリエイターやメディアとユーザーが直接交流できる「BitSummit」という祭典の持つ素晴らしい点なのだと、深く身に染みて実感した。
本イベントは、いよいよ最終日となる本日5月24日の17時まで開催されている。
本稿を読んで少しでも気になったタイトルがあった方は、ぜひ京都の「みやこめっせ」の1階・A-10ブースへ気軽に足を運んでいただきたい。未知なるゲームとの出会いと、現場でしか味わえない熱い体験があなたを待っているはずだ。
ちなみに、筆者のおすすめはツッコミどころ満載でリズム×RPG愛にあふれた『UGOMEKU NOTE』だ。
『スーパーマリオRPG』や『トマトアドベンチャー』などのリズムが重要となってくるRPGや、『ボボボーボ・ボーボボ』などのギャグマンガに対する深いリスペクトや愛を感じられる最高のおふざけ満載なタイトルになっている。












