2026年5月22日から24日にかけて京都で開催中のゲームイベント「BitSummit PUNCH」にて、弊誌「電ファミニコゲーマー」のブースが出展中。【1階のA-10ブース】にて、全12タイトルのゲームが試遊可能だ。
ブースでは、100件を超える一般公募から選考された5タイトルを展示する「特別推薦枠」や、第四境界の新作『人のゲームカセット』を一足速く体験できる試遊台などが出展されている。
本稿では、手前味噌となりたいへん恐縮だが、今回は当ブースを運営するスタッフ兼ライターのひとりの視点から、現地の状況をご紹介させていただきたい。
初日に会場を訪れて実際にプレイしてくれたみなさんが残してくれたコメントも合わせて掲載している。現場の熱量が、少しでも伝われば幸いだ。
文/TsushimaHiro
“誰か”が遊んだ形跡がある『人のゲームカセット』2時間行列の大盛況
【ゲーム概要】
現実に浸食する“体験”そのものを提供する大人気ブランド「第四境界」がおくる『人の〜』シリーズの最新作。本作は、見知らぬ誰かが所有していた「なぞのゲームカセット」を手に入れるところからミステリーがはじまる。
そこに入っていた「前の持ち主のセーブデータ」をのぞき見ることで、物語は不穏に動き出す。
ブースに展示されている試遊版では、『つねなる光とともに』という正体不明のゲーム画面の”中”で得たヒントをもとにゲームカセットの謎を探ることとなる。
プレイヤーがいる現実の”外”を調査して秘められた謎を解くといった第四境界ならではの「現実とゲームがシームレスに交差するARG体験」が存分に味わえる。
なお、記事執筆時点では第四境界の公式ストアにて7150円(税込)で予約を受付中。一般販売分はすでに売り切れており、次回発送時期は7月末から8月を予定しているとのこと。
【みんなの感想】
「第四境界だ!」「予約しました」
「これ、なんですか!?」「あたらしいゲーム機なの?」
「さわりたい」「はやくあそびたい」
「めっちゃ面白かった」
「タイトルは光なのに不穏なの第四境界って感じする」
「これを見に来たんだよね」など
総じて、第四境界の新作ということもあり幅広い年齢層のユーザーが強い関心を示していた。実際に触って謎解きに没頭する方や、特徴的なディスプレイの写真を撮影していく方が絶えず、体験としての強さを発揮していた。
“予想の5億倍おもろい”と言われたリズム×RPG『UGOMEKU NOTE』
【ゲーム概要】
まるで「小学生の落書きノート」のような手描きビジュアルの世界観が特徴的なリズム×RPG。プレイヤーは「防具を装備できる箇所がほとんど臀部(お尻)」という謎の生物を操作し、魔王を倒す冒険に出る。
怒涛のボケにおもわずツッコみたくなるユーモアやパロディにあふれたシナリオが魅力の本作だが、戦闘は十字キーやWASDをタイミングよく押して攻撃・防御を行うという直感的なリズムゲーム風のシステムを採用している。
予測不可能な展開と、しっかり遊べるリズムアクションのギャップが癖になる本作は、2026年にPC(Steam)での発売を予定している。
【みんなの感想】
「予想の5億倍おもろい」
「おもろいやんけ」
「スタッフロールからが本番です」
「世界がらくがきみたいで面白い」
「戦闘システムが面白い!あと急な展開に笑ってしまいました」
「リズムに乗るぜ!」
「もっちり」
「おもしろかった」
「クセになる……」
「あなどれない」
「謎の可能性を感じる」
「かわいいイラストやシュールな世界が面白い」
「またやりたい」
「UGOMEKU NOTEはいいぞ!」
「アートスタイルがすごく良い!」など
個性が強すぎるキャラクターたちが繰り出すセリフ回しに、思わず試遊台で吹き出してしまう人が続出。また、音楽に合わせて敵の攻撃をガードするゲームシステムも評価が高く、早くも製品版のリリースを熱望する声が後を絶たない。
また、なかには、ブースで作者に直接応援のメッセージを伝えていく熱烈なファンの姿もあり、会場の熱気を大いに高めていた。
キャッチーなビジュアルが人気なリズムゲーム『Under A Groove』

【ゲーム概要】
「遊べるMV(ミュージックビデオ)」をコンセプトにした、新感覚のリズムアクションゲームだ。スタイリッシュで色鮮やかな映像と音楽に合わせ、ワンボタンの簡単な操作で遊べるタイトルとなっている。
アート作品のようなビジュアルから放たれる小気味よいBGMに、ワンボタンと複雑な操作を要求されないためハードルはひくい。
しかし、意外にもリズムのタイミングはシビアに設定されておりたしかな手ごたえを提供してくれる。
【みんなの感想】
「プレイしていて気持ちいい」
「映像と連動していることにより、ワンボタンのシンプルな操作でも飽きの来ない楽しい音ゲーになっていて、とても面白かったです。」
「雰囲気が良い、判定すこし厳しめ」
「画面がきれいです」
「完成度高い!」
「背景がキレイ、もはやアート作品だわ」など
ブースのモニターに映し出される圧倒的なビジュアルと心地よいサウンドが、通りがかった多くの来場者の足を止めていた。リズムゲームが苦手な人でもワンボタンで「演奏している感」を味わえる間口の広さが高く評価された。
開幕戦車でぶっぱなす!砲塔は多ければ多いほど良いユーザーに人気を見せた『多砲塔神教』

【ゲーム概要】
「砲塔は多ければ多いほど良い!」というロマンを力技で体現した、パワー系ローグライト戦車シューティングゲーム。プレイヤーはソ連学園戦車部の指導教師となり、見下ろし型の戦車戦に挑む。
最大の特徴は、戦車にありったけのソケットを使って好きなだけ砲塔を増設できてしまう点だ。
一例として、素早い軽戦車に超巨大な砲塔を無理やり載せるなど、「ぼくのかんがえたさいきょうのせんしゃ」を組み上げて戦場を蹂躙することも可能だ。
【みんなの感想】
「同士指揮官たち集合!」
「建物が良くできているゲームでした」
「操作はむずかしいけど、面白い」
「操作がむずかしいけど雑に詰めるとすぐにやられるところや、跳弾など戦車戦における大事なところも作りこまれていて良い!Good!」
「全部ぶっこわそうぜ!!」
「多いのは良い!!」
「使うアイテムを考えながら決めて進まないとむずかしいけど、キャラや車両が作りこまれていて良かったです」
「ウオオオオオオオ」など
跳弾システムや車両ごとの特性、破壊可能な建物のオブジェクトなど、戦車ゲームとしての「コアな部分」が非常に硬派に作り込まれている点がプレイヤーから絶賛された。
「多いのはいいことだ」と叫びながら、試行錯誤して自分だけの最強戦車を組み上げるロマンに浸るユーザーの姿が目立っていた。
ふたりプレイが超人気で遊ばれ続けた『コロコロフレンズ』
【ゲーム概要】
球体の可愛らしいキャラクターを操作してゴールを目指す、直感的でカオスな物理パズルアクションゲーム。操作はシンプルに「転がる」ことと、ステージ上のあらゆるモノに「くっつく」のふたつだけだ。
1〜2人プレイに対応しており、モノを転がして運んで足場にしたり、ギミックを解いたりして進む。
ふたりプレイでは友達と協力して難所を乗り越えることもできれば、お互いにくっついて邪魔し合う(友情崩壊?)こともでき、物理演算ならではの「計算通りにいかないハプニング」を笑いながら楽しめるパーティーゲームに仕上がっている。
【みんなの感想】
「キャラクターがとてもかわいい」
「コロコロ楽しい!」
「親子で遊べてうれしかった」
「たのしい」
「ころころころころ」
「子どもと遊べて良かったです。ありがとうございました」
「またあそびたい」
「つぎはいつできるの?」など
操作が非常にシンプルでわかりやすいため、とくに親子連れや友達同士でのふたりプレイが大人気。思い通りに転がらないキャラクターの挙動に、ブースからは終始楽しそうな笑い声が響いており、「もう一回やりたい!」と離れがたくなるプレイヤーも続出した。
GBA風のビジュアルと手ごたえ抜群のパズルが人気の『Re:Connect』

【ゲーム概要】
本作は電子回路のバグをなおしながら、電脳世界を冒険するパズルアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは生まれたばかりのデバッグAIとなり、コードをつなげることで電気を送ったり、風を出してギミックを動かしたりといった操作を行いながらステージを進む。
バグを取り除きながら、感情をもつAIたちの「ココロ」を修復していく物語が特徴となっている。Steamに加え、Nintendo Switch版のリリースも予定されている。
【みんなの感想】
「コードをつないでギミックが動いたときの爽快感がすごい!」
「パズルが直感的でわかりやすくて面白かった」
「AIたちのお話がどうなっていくのか、つづきが気になります」
「グラフィックと音楽の世界観にめっちゃ引き込まれた」
「プログラミングっぽいパズルだけど、難しすぎなくてちょうどいいバランス」
「Switch版が出たら、寝転がりながらじっくり遊びたいです」など
パズルを解いた時のスッキリ感と電脳世界を描くアートワークが見事にマッチしており、じっくりと思考の海に没入するプレイヤーが続出。ゲームシステムと物語のテーマのリンク性に感心する声も多く寄せられた。
京都が舞台のクトゥルフ神話カードゲームADV『Erase-missing link-』

【ゲーム概要】
本佐生は、実在する京都の街とクトゥルフ神話を題材としたTRPG風のパズル×カードゲームだ。日常パートで街の人々と交流して探索や技能を成長させながら、「最高ランクになれば魔法を使えるようになる」と噂されるカードゲーム『イレイズ』の大会に挑む青春ストーリーが描かれる。
しかし、それと同時に街では「連続不審死事件」という怪奇ミステリーが進行。プレイヤーはやがて、背後に潜むクトゥルフ神話の恐るべき謎に迫っていくこととなる。
【みんなの感想】
「舞台、京都なんですか?やります」
「かわいいけど不穏」
「落ちものパズルが好きならぜひ」
「パズル部分がおもってたよりやり応えあった」
「クゥトゥルフと京都!?」
「キャラがかわいいから気になった」
「ストーリーのつづきが気になる!」など
総じて、「京都×カードゲーム×クトゥルフ神話」という異色の組み合わせが来場者の好奇心を強く刺激していた。
また、落ち物パズルの要素を取り入れたゲーム部分の完成度も高く、「ただのノベルゲームじゃなくて、パズルがしっかり面白い」とやり応えを評価する声が相次いでいた。















