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令和のドパガキ(30歳)が、前情報ほぼ0で映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』を観てきた。ミリ知らでも問題なし!徹頭徹尾ずーっと死闘!大満足!

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──現在、9連敗中。次の「モータルコンバット」に敗れたとき、人間界は魔界に支配される……。

『モータルコンバット/ネクストラウンド』レビュー・評価・感想:ミリしらでも問題なし!徹頭徹尾ずーっと死闘!令和のドパガキ大満足!_001

『モータルコンバット/ネクストラウンド』!!

世界的人気を誇る格闘ゲーム『モータルコンバット』を題材とした映画シリーズ。本作は『ネクストラウンド』の副題通り、第二弾となる作品です。

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(画像は映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』特報映像より)

人間界と魔界の代表者同士が戦う武闘大会「モータルコンバット」の模様が描かれる本作。

……ですが、筆者は原作ゲームのプレイ経験はおろか、第一弾である前作映画を観たことすらありませんでした(結構話題になってたのに)

そんな私のもとに、編集部から「この映画の試写会に行ってレポ記事を書いて!」とのお達しが。

「原作ゲームの予習をしていった方がいいですか?」と尋ねたところ、驚きの返答が。

「新規層向けの初見感想が欲しいから予習しないでいいよ。というか原作ゲーム、日本語版売ってないし……

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なんで???

話を聞くと、ゲーム内で登場する「FATALITY(フェイタリティ)」という演出があまりにグロすぎるためなのか、この約30年間日本語版の販売が途絶えているとのこと。そうなんだ……。

「じゃ、じゃあせめて映画の前作だけでも観ておきますか……?」

「それも大丈夫。前作だとまだモータルコンバット始まってないから。あ、あと前作の主人公はオリジナルキャラだし」

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なんで???

映画のタイトルが『モータルコンバット』だったのに?

そんなこんなで一抹の不安を抱えつつも、指示通りあえてなんの前知識もなく観てみました。

その結果……

「(せーのっ)モータルコンバット、最高〜〜〜!!!」

死闘に次ぐ死闘にアドレナリンやらドーパミンやらが大放出!
原作知らないし……前作観てないし……と尻込みしていたのも完全に杞憂でした。一切の知識がないゆえに展開のメタ読みができないからこそ、令和のドパガキ(30歳)も大満足な、ジェットコースター的鑑賞体験ができました。

疑問なんかブッ飛ばしてガンガン進むタイプの作品だったし、むしろシリーズの入門としてもかなり良さそうでした。

この記事ではネタバレを極力避けつつ作品の魅力を紹介していきますので、興味が湧いた方は予備知識がなくてもぜひ観に行ってみてください!!!

<記事公開時点での最新映像が埋め込みで入ります>

絵・文/福田ナオ
編集/anymo

※本記事は『モータルコンバット/ネクストラウンド』の内容を一部紹介しています。物語のネタバレはふくまれませんが、前情報ナシでの鑑賞を予定されている方はご注意ください。

※この記事は映画『モータルコンバット』の魅力をもっと知ってもらいたい東和ピクチャーズさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。

世界で大人気の格ゲーを映画化。に、日本は……?

あらためて、まずは原作ゲーム『モータルコンバット』シリーズの概要から。

『モータルコンバット』は、アメリカのミッドウェイゲームズ社(同社の倒産以降は販売元:ワーナーブラザーズ、開発元:NetherRealm Studios)による対戦格闘ゲーム。

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(画像は『Mortal Kombat: Legacy Kollection』Steamストアページより)

シリーズ累計販売本数は全世界で8,000万本を超えており、格闘ゲームのジャンルを牽引する作品のひとつです。

もっとも特徴的なのは「フェイタリティ」と呼ばれるトドメの一撃で、「脊髄ぶっこ抜き」のような残虐かつ痛快な描写が多くのファンを虜にし続けています。

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(画像は『Mortal Kombat: Legacy Kollection』Steamストアページより)

しかしあまりにショッキングな内容ゆえか、日本向けの販売については、1996年の『モータルコンバットトリロジー』を最後に途絶えています(Steamで海外版をダウンロードするなど、最新作を国内で遊ぶ方法は一応ある)。

したがって、1992年から続く長寿シリーズでありながらも世界と日本では知名度に大きな差がある作品なのです。

2021年に同名タイトル『モータルコンバット』として実写映画化。こちらは日本でも公開され、真田広之さん・浅野忠信さんら、ふたりの日本人俳優の名演も話題となりました。

そして……きたる2026年6月5日には、本記事で紹介する続編『モータルコンバット/ネクストラウンド』が公開予定です。

(トンチキっぷりを楽しむ)覚悟は、いいか

ここで今一度映画のキービジュアルをよくよく見てみると、「格ゲー原作なだけあって……なんかいろんなヤツがいるな……」と気づくことでしょう。

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↑かっこいい
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↑かっこいい
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↑こわい
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↑どうした?
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↑マジでどうした?

「グラサンのシブい欧米のおじさん」と「白目剥いて笠を被っている浅野忠信」がどうして同じ画面に収まっているんだ…?とウッカリ冷静になりかけますが、受け入れていきましょう。

ふつうだったら交わることのなさそうなキャラクターたちが一堂に会するカオスさもこの作品の魅力なのです。

……いや!

取り繕うのはやめましょう。

「カオスさもこの作品の魅力」な〜んてマイルドな言い方では生ぬるい。

ハッキリ言ってしまえばこの作品……

だいぶトンチキ映画だ!!!!

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白目の浅野忠信の異物感がずっとすごくてかなりおもしろい

キャラの顔ぶれの多様性もさることながら、そもそも前述の通り、前作の『1』でタイトルにもあるモータルコンバットが開催されていないのもやっぱりなにかがヘンなんですよ。

だから細かいことをツッコむのはやめて、トンチキ要素としてすべて受け入れてしまえばいい……。

ただ!!
おかしな魅力的な人たちが次から次へと登場してカッコいいバトルを繰り広げまくるので、笑ったり、アツくなったり、時には青ざめたりすることでしょう!なので、力を抜いて情のジェットコースターに心を委ねれば確実に楽しい気分になれる!そんなエンタメ映画に仕上がっています。

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特に人気が高いのは、おそらく真田広之演じる「ハサシ・ハンゾウ(スコーピオン)」でしょう。実際、めっちゃかっこよかった。まさしく「海外の人が考えるスーパー忍者」なんだけど……そこがいい。そこがいいんだよ……!

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とにかくずっと戦ってて、たのしい。

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(画像は映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』特報映像より)

この作品の気持ちいいところはにかくず〜〜〜っと戦いまくっているところ。
ミュージックステーションの歌唱パートくらいの頻度でバトルしてたと思います。いや、もっと高頻度かも。

戦う理由は人間界の代表者たちと魔界の代表者たちがぶつかり合う武闘大会「モータルコンバット」。人間界側が敗北すると魔界に人間界の支配権を奪われてしまうという、まさしく人類の存亡を賭けた戦いです。

特筆すべきは「緊張感のないただのモブ戦」がほぼ存在しないこと。
大量の雑兵相手をバッタバッタとなぎ倒してメインキャラクターの強さを誇示するようなことはなく、戦闘のほとんどがメインキャラクター同士のシリアスな死闘。

手に汗握る命のやりとりを冒頭からクライマックスまでたっぷり味わうことができます。

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(画像は『Mortal Kombat Ⅱ | Official Trailer』より)

エゲツないグロ描写に定評のある作品だけに、「いつ誰の脳天がカチ割られてもおかしくないぞ〜」とドキドキしながらスリル満点の鑑賞を楽しめる!

そして原作や前作の知識を入れずに観にいくと、勝敗の予想が全くつかないのでこれはこれでオススメです

「まあコイツならこんなところでは負けないだろう…」、「あの技で逆転勝利するんだろうなあ…」といった勘が働かない。戦っている両者が等しく魅力的に見えて、どちらが勝っても不思議じゃないのです。

次から次へと知らないキャラや技が登場するので、「なにこの人知らないよ!!でもかっけ〜〜〜!!!」と終始ワクワクできます。

『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編を読んでいる時もこういうワクワクがあったような気がします。

あと、アクションシーンって今まで「人が素早くいっぱい動いててすごいな」ぐらいの感覚でポケーっと眺めがちだったんですけど、この作品は一挙一動にだいぶハラハラさせられました。「この作品だと死ぬ時はかなりあっけなく死ぬからな」って雰囲気をムンムンに出しているし、実際死んでいるので。

アクションにあまり馴染みのない私ですら、アドレナリンなのかドーパミンなのかわかりませんが脳に興奮物質がブシュブシュ分泌されるのを感じました。アクションが好きな人には、尚更たまらない仕上がりなのでは!!

フェイタリティは打ち上げ花火だ!伝統芸能だ!

原作ゲームの目玉要素である「フェイタリティ」。

トドメの一撃として相手を真っ二つにしたり串刺しにしたり……残虐の限りを尽くした「最後の一発」をお見舞いする……!

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私も鑑賞前に「もちろん実写映画版にもフェイタリティはあるぞ」ということだけは教えてもらっていました。

ゴア表現が得意なワケではないので内心ビクビクしていたのですが……

いざ観てみるとこれがめちゃくちゃクセになる!!!

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たとえばロボットモノの作品なら、決着の際に敵機体が盛大に爆発するじゃないですか。
視聴者はそれを観て、闘争の緊張から一気に解放されるワケです。

そういうわかりやすい決着の演出──解放のカタルシスが、生身の人間同士の勝負にあったっていい!

それが、『モータルコンバット』におけるフェイタリティなんだ!!

という気概を感じました。

あるいは、闘争という名の祭りの最後に上がる打ち上げ花火のよう。それはそれは真っ赤で……綺麗で……。楽しい時間の終わりにふさわしい景気の良さが、フェイタリティにはあります

ゴア表現って突き抜けるとバカバカしさ……いや、清々しさすら感じさせるんですね。もはやある種の様式美。いや、伝統芸能かもしれません。

この映画の一番美味しい部分なので、トレーラーのスクショ画像での匂わせはしません!ぜひご自分の目で確かめてみてください。(ちなみにグロさのレベルとしては、『寄生獣』とか『進撃の巨人』が観られる人なら問題なさそうでした)

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以上、『モータルコンバット/ネクストラウンド』の作品紹介&感想をお送りいたしました。

痛快なアクションとキャラクターの魅力でガンガン進んでいく本作。
ところどころにあるツッコミどころやトンチキ要素も満載で、鑑賞後に「誰かと感想を語りてぇ〜〜〜!」となること間違いなしです!実際、一緒に試写会に参加した方々と感想を語りあっていたら瞬く間に時間が溶けていました。

ジャンルはまったく違いますが、『KING OF PRISM』シリーズや『超かぐや姫!』のような勢いマシマシ系な作品が好きな人とも相性が良いはず。

というわけで、『モータルコンバット/ネクストラウンド』は2026年6月5日公開です!
しかも!IMAXでも上映されているとのこと。超高画質・高音質な「フェイタリティ」、ドーパミンがヤバそう。ゴシャッ!とか、ブシャッ!みたいな音を鮮明に浴びることができます。すごくいいね。

前作や原作知識がない人は、あえてそのまま観にいくのもマジでオススメです!!

前作が気になる人は、各種サブスクでも見放題配信があるのでチェックしてみてください!私も(なぜかモータルコンバットが始まってない)前作が気になったから観ま〜す!!

ライター
ゆとり世代とZ世代の狭間に位置する1995年生まれ。アホすぎて右スティックでカメラを操作するタイプのゲームが全くできなかったのですが、つい最近『ダークソウル』で苦手を克服したので新たなゲームライフを満喫中です。普段は 「福田ナオ絵」というTwitterアカウントに毎日漫画を投稿しているのでよかったらご覧ください。
Twitter:@fukku7010gmail1
編集者
3D酔いに全敗の神奈川生まれ99’s。好きなゲームは『ベヨネッタ』『ロリポップチェーンソー』『RUINER』。好きな酔い止めはアネロンニスキャップとNAVAMET。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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