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超常現象? 物理で殴ればいい。Remedy期待の新作『CONTROL Resonant』はまさかの近接アクション全振り。殺意マシマシの武器で怪物をボコボコにする爽快ゲームだった【Summer Game Fest 2026】

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Remedy Entertainmentによる期待の新作ゲーム『CONTROL Resonant』をひと言で言うなら「超常現象を物理でボコボコにするゲーム」だ。

街の構造すらも変えてしまうほどの超常現象を前にした時、人々はどう反応するだろうか。普通なら、なすすべもなく恐れおののくしかないだろう。

しかし、本作の主人公・ディランはそんなものには屈しない。変貌してしまった大都会を舞台に、不気味な敵たちをスピーディかつ重みのある近接アクションで次々となぎ倒していく。まるでホラーアドベンチャーにスーパーヒーローが殴り込みをかけたような爽快さなのである。

これまで『Alan Wake』や前作『CONTROL』では、TPSに近いシステムでストーリー性の高いゲームを展開していたRemedy。しかし今作では、近接アクション中心という方向に大きく舵を切ってきた。作風の変化もさることながら、そんな初めての挑戦で「ここまでやるか」と驚くほど“ガチ”なアクションゲームに仕上がっているのが本作だ。

ちなみに、『CONTROL』といえばハイセンスで難解なストーリーが特徴だ。本作もその流れを継いではいるのだが、新主人公であることや、上記のようなアクション主体ぶりも相まって「情報は後から追えばいい。とにかく戦闘だ!」という楽しみかたもできる。そのため前作を未履修の初心者にもおすすめだ。

そんな本作をアメリカ・ロサンゼルスにて一足先に試遊する機会をいただいたので、以下その内容を紹介させていただこうと思う。

『CONTROL Resonant』試遊レポート&開発者インタビュー:超常現象を物理でボコボコにするゲーム_001

取材・文/海ソーマ
編集/竹中プレジデント


とにかく敵を殴る、斬る、叩く!想像以上に“アクションゲーム”だった

さて、冒頭でもお伝えしたが、本作の最大の特徴はゴリゴリの「近接アクション」であるという点だ。主人公のディランは「アベーラント」と呼ばれる謎の物体を手にしており、これを剣やムチ、ハンマーなどの武器に変化させて敵を蹴散らしていく。

武器はメイン、サブ、そしてコンボ用の3つのカテゴリがあり、それぞれ状況や効果に応じて複数の中から選べるようになっているのだが……

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ムチでしばいたり……
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ハンマーでぶん殴ったり。

殺意が高い。装飾の一切ない、「敵を殺すことに特化した」とでも言えるようなデザインの無骨な武器を手に不気味なクリーチャーたちをボコボコにしていくディランが頼もしすぎる。

操作は簡単。攻撃はメインとサブの2通りで、攻撃ボタンを連打してコンボを繋げていく。サブ武器は長押しすれば溜め攻撃を放つことも可能だ。モーションがしっかり作り込まれているおかげで、わりと適当に動かしているだけでもカッコイイ動きかたができるので見ていて楽しい。

前作からの流れを説明すると、彼は被験体として研究施設でずっと暮らしていたために外の世界をあまり知らず、戸惑いつつ異形との戦いに巻き込まれていくのだが……そんな設定すら吹き飛ばすかのようなスタイリッシュパワフルアクションを見せてくれる。お姉さんのジェシー(前作主人公)もきっと誇りに思うだろう。

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ちなみに、記事ではお伝えしづらいのだが、敵を攻撃したり武器を出したりするときのサウンドが気持ちいいのも印象的だった。無機質かつ生物感も感じさせるような独特の効果音が、バトルの爽快感をより高めている。

正直、本作の概要を初めて聞いたときは「近接アクションって、前作と全然違うけど大丈夫なのかな……?」と思っていたのだが、とんでもない。本作は想像以上に“アクションゲームしてる”ゲームだったのだ。

ボスは「巨大な頭」!?インパクトがあり過ぎる

異形のクリーチャーをなぎ倒しながら荒廃した街を進んでいくと、本作の試遊の目玉であるボスバトルに到達した。

そこで待ち受けていた「共鳴体」とよばれる強敵は……

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なんと、「浮遊する巨大な頭」というインパクトのありすぎるデザインだったのである。いや、怖いって!

このボスは、浮遊して移動しつつ岩やタクシーを飛ばして攻撃してくる。攻略方法は単純。攻撃をかいくぐって近づき、武器で殴る。ただそれだけだ。デザインは子供が泣きそうなくらい怖いけど、我らがディランにはそんなものはお構いなし。近接攻撃コンボでボコっていく。

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ボスを倒すときにはトドメのアクションを行えるのだが、今回ディランが見せてくれたのは「目玉をメッタ刺しにする」といういくらなんでも殺意が高すぎるムーブだった(ショッキングなので画像は自粛)。

しかし、最後には「お前も昔は人間だったんだろう……」と憐みの感情を見せる。

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彼はただ単に衝動や憎しみだけで戦っているキャラクターではない。戦いの場では容赦ないが、同時に人々を助けたいと願う気持ちや倒した敵を憐れむ優しい心も持った複雑なキャラクターなのである。

……え、今までボコボコにしてた奴らって、元は人間だったの?

じつは攻撃だけじゃなく回避も大事。難しめミッションにも挑戦してみた

ここまで本作の戦闘アクションを紹介してきたが、じつはただ単に敵を殴っていれば勝てるという単純なものではない。

試遊の後半では、ゲームの中盤辺りに当たるコンテンツを体験させてもらったのだが、これが強烈な攻撃を持った敵複数体に囲まれるというもので、なかなかに歯ごたえのあるものであった。

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敵の押し寄せる陥没穴からの脱出を目指すミッションだ。

もちろん、まだ十分に操作やシステムを理解しきれていないという理由もあるだろうが、一気に体力ゲージを削られて撃沈、という場面を何度も体験することになってしまった。

そこで重要になってくるのが「回避」のアクションだ。ボタンを押すことで小さく跳躍して敵の攻撃をかわせるというごく単純なものなのだが、これを使いこなせるか否かが生死の分かれ目となる……ような気がした。いわゆる脳筋プレイだけでは突破しきれない奥深さも合わせ持っているのだ。

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ビームを振りまく怪獣みたいなやつも登場。さすがにひたすら殴るという戦法は通用しない。

たとえば、コンボ中に敵が攻撃の予備動作に入ったら欲張らずに回避したり、追尾するビームを放ってきたら長押しのダッシュで逃げ回ったりという具合。敵の攻撃が苛烈になってくると、いかに回避を駆使してダメージを受けない状況にするかが重要になってくるのだ。

ちなみに、ジャストで回避を発動すると画面がスローモーションになる。けっこう大雑把に連打しててもちょくちょく出せたのだが、これが出ると「決めてやった」という気持ちになれてうれしい。

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猛攻を必死にかわしている様子。

そんな風に回避を意識しつつ戦ったら、はじめは困難に思えた大量の敵との戦いも無事に突破することができた。敵を蹴散らす爽快感もありつつ、攻撃されないように立ち回るという緊張感のある戦いも楽しめる。このバランスがかなり絶妙だ。

スーパーヒーローも無敵ではない。状況に合わせた戦い方を見極めることが勝利への近道なのである。


今回のデモを総評すると、『CONTROL Resonant』は「想像以上にしっかりしたアクションゲーム」だった。

主人公が超常現象に恐れおののくことなく立ち向かい、殺意の高い武器で敵を殴りまくる爽快感。だけどボスのデザインは普通に怖いし、難しめの所では油断するとすぐ死ぬ。この緩急というか、はっちゃけとシリアスのバランスが本作のユニークさなのではないかと思う。

TPSかつストーリー主体のイメージが強かったRemedyが、ここまでのアクションゲームを作り上げたという事実は、素直に驚きだ。

武器ごとのツリーやさまざまなスキルなど、今回の試遊だけでは紹介しきれなかった要素もたくさんあるので、「不気味なクリーチャーをボコボコにしてみたい」という欲求を抱えている方はぜひ本作の発売を楽しみに待っていただきたい。

『CONTROL Resonant』は2026年9月24日発売予定。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)となる。

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編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。
編集者
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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