映画『エイリアン』を題材にしたホラーゲーム『Alien: Isolation 2』が、2026年6月のSummer Game Fest 2026で発表されました。
前作の『Alien: Isolation』は映画『エイリアン』の15年後を舞台にしたサバイバルホラー。たった1体のエイリアンからひたすらに逃げるというゲームなのですが、エイリアン側の学習能力が極めて高く、プレイヤーの行動に対応してくるということで、数多くの悲鳴と、それ以上の賞賛が寄せられた作品でもあります。
そんな高評価ホラーゲームの続編として満を持して登場するのが、『Alien: Isolation 2』です。
今回はメディア向け試遊会のSGF Play Daysにて、本作を試遊する機会をいただいたのですが……これがもう、ただことではないほど怖い!
ということで本稿では、立ち入った時点で恐ろしくなる異様に凝ったブースや、プレイ中に思わず絶叫をあげてしまうほど怖い本作のプレイレポートをお届けします。ぜひ最後までお読みください。
ブースが本気すぎて、ゲームをする前から既に怖い
本作の恐ろしさは、ゲームを始める前から始まっていました。
なにしろ、試遊用のブースに入った時点で既に怖い。というのも、用意されたブースは全体が黒く染め上げられ、おまけに内部はライトを消してるので、ほぼあらゆる視界が真っ暗なのです。あるのは壁にかかったディスプレイから映し出される、ほのかな光だけ。
そんな、異様なほどに暗い部屋に集められた10人ほどの人間が、いまからプレイするホラーゲームの説明を受けるのです。そのシチュエーションがすでにホラーと言っても差し支えはないでしょう。
肝心の説明はというと、
「エイリアンは倒せません、隠れて、やり過ごして、ただ逃げてください。」
怖いって!始める前から怖いって!
ゲームをプレイする前から怖さを演出して、このゲームを存分に楽しんでもらおうというセガさんの心意気を感じました。
ただただ聞き手を怖がらせるだけの説明が終わってプレイブースに通されると、ネットカフェのように仕切られた真っ暗な部屋が並んでいます。部屋の中は、タイトル画面が映ったディスプレイで、ほんのり青白く照らされていました。
暗いのも怖いけど、明るいのも怖い。「ああ、これからエイリアンから逃げるのか」と思うと泣きそうでしたが、勇気を振り絞ってプレイを開始しました。
エイリアンが出てくる前から怖い世界で、怯えながら探索
プレイを始めると、まずは薄暗い森を探索するところから始まりました。
なにをしたらいいのかよくわかってないけれど、とりあえずエイリアンが出てくることだけは知っています。「もしかしたら“ヤツ”が出てくるかもしれない」という恐怖に怯えつつ探索を始めました。
それがもう、怖いのなんの。ずっと“ヤツ”が出てきそうな雰囲気なんですよ。薄暗いし、視界は悪いし、映像のクオリティが高いからリアルすぎて息苦しいです。
しばらく探索していると墜落した宇宙船を見つけました。英語だったので完璧にはわからなかったのですが「生きてる人がいるかも!探しに行こう!」的なノリです。そしてハッチを見つけて入ることになるんですが……。
主人公はまだ、エイリアンから逃げるって知らないからいいよな……。軽く流れを聞かされている筆者は「入ったら絶対エイリアン出るじゃんか……」とイヤイヤ気分なのに、躊躇なくハッチをあけてしまいました。
いざ入り込んだ宇宙船は、内部も薄暗くて不気味な雰囲気です。おそるおそる探索していると、電力不足で開かないドアと、壊れている電源のセットを見つけました。これを修理すれば先に進めるらしい。
恐る恐るレバーを引いても直らなかったので、何度か引いたんですが、それがまた怖い。レバーを引いてる間に“ヤツ”から襲われるんじゃないかという恐怖が、常に背中を突き刺してゾワゾワします。
そしてようやくドアがひらくようになりました。ドアをあけて部屋に入ると、なんだか意味深なパソコンを触ることができます。これか? これなのか? エイリアンが出てくるきっかけは。正直、触りたくないです、触りたくないんですけど触るしかないので触ります。
あ、なんかパソコンの画面に文字が出てきた。あっ、文字が赤くなった、ヤバい。
嗚呼アッ!!!!!!!
なさけなく叫んでしまいました…。なぜなら、エイリアンがいきなり真後ろに降りてきたから。しかも、ちらっとこっちを向いた気がする…あぁ、怖い…。音を立てずに静かにしてたら“ヤツ”はどこかに行きました。
なんといってもあのエイリアンですから、全身がぬらぬらと光っててデザインがグロい、しかも動き方もなんだか気持ち悪い。おまけにグラフィックが綺麗なおかげで、リアルすぎてしんどい。逃げよう、ああ、今すぐ逃げよう。ドアを開けて進もうとすると……。
“ヤツ”がいる。
部屋の外の、廊下の出口側をウロウロしてる。これじゃあ脱出できません。移動したら気づかれるかもしれない、でもこの部屋にいたら“ヤツ”が帰ってくるかもしれない。よし、ひとまず部屋を出て、“ヤツ”と反対側の廊下に向かおう。タイミングよく“ヤツ”は反対側を向いてるし。
意を決して反対側の廊下へGO!あ、もしかしてドアを開けた物音に気づかれて
あああああああああああ!!!!!!!!!!!
殺されました。
もしこれが家で遊んでいたなら、間違いなく壁ドンされるくらい叫んでしまいました。このゲームのなにがヤバいって、見つかった時の「死が確定する」感覚がヤバいんですよ。
本作の主人公はお世辞にも動きが機敏とは言えず、エイリアンに見つかったらひとたまりもありません。
そのことが分かっているから、見つかりそうになるだけで動悸がするぐらいの恐怖が湧いてきますし、いざ見つかってから捕まるまでのわずか数秒で「ああ、これから殺されるんだ」と脳が認識しちゃうのがヤバいです。本当に怖い。
想像を遥かに超える恐怖が襲いかかってきました。「エイリアンが出てくる」というのはタイトルの時点でわかっていたはずなのに、それでもこれだけ怖いのですから、恐ろしいゲームです。
ちなみに船内なんですが、部屋と廊下はガラス張りになっていて、エイリアンがどこにいるかは、なんとなくわかるようになっています。なので、今度はエイリアンが出口とは逆に移動したとき、脱出することにしました。
あら、エイリアンさん。出口と逆に移動しましたね? そんな隙をみせたらこうやって出口に向かって……エッ!!! なんでいるの!!! さっき反対側に行ったよね!?!ごめん、ごめんって!
あ゛あ゛あ゛!!!!
殺されました。ちゃんと確認したはずなんですけどね、逆側に移動したのを。
闇雲に出ようとしても無理なので、ガラス越しにエイリアンを観察することにしました。すると衝撃の事実が。なんと、しばらく観察していると、エイリアンが天井に向かって飛び、そのなかに消えていったのです。
そうか、さっきは天井内を移動してこちらに迫ってきていたのか。
もー!ズルいよ!!
「エイリアンがどこから来るのかわからない」状態が怖すぎて、エイリアン見えてる間は逆に安心する不思議
観察してわかったことなんですが、エイリアンはめちゃくちゃ怖いけど、見えてる間は安心します。なぜなら、急に襲われるかもしれないという心配をしなくていいから。
このゲームで一番怖いのは、どうしても見えない位置にエイリアンがいる場合に、足音だけでどこにいるのかを確認するしかないというときです。10秒くらい足音がしなくなったから離れたかな? とドアを開けると真横で突っ立ってて殺されることもあります。ふざけんな。
脱出するため試行錯誤を重ねていると、急に肩を叩かれました。
「ヒィ!?」
「あの〜、お楽しみ中のところ申し訳ないんですが、そろそろ時間でして……」
ええええーーーー!
もっと遊びたかった! いや、怖いからもう遊びたくないんだけど、でも遊びたい!
なんだか矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、心からそう思いました。試遊させていただいた時間は60分だったのですが、濃厚な体験だったので本当にあっという間でした。
恥ずかしながら、筆者は前作をプレイしたことがありませんでしたが、何の支障もなく本作を楽しむことができました。なので、前作を未プレイの方でも、本作を楽しく怖がることができるという点には、太鼓判を押すことができます。いや、いっそ未プレイの方のほうが、純粋に“恐怖”を味わえるかもしれません。
襲われる時は叫んでしまうくらい怖くて、最初は視界に映るだけで恐ろしかったエイリアンでしたが、プレイしていくうちに“見えている間は急に襲われないから安心できる”という不思議な感覚を味わえたのが新鮮でした。
試遊させていただいた60分では脱出の糸口すら掴むことができなかったので、製品版が発売したらリベンジしたいです。
そんな、「怖すぎてエイリアンが見えているうちは安心できる」恐怖のホラーゲーム『Alien: Isolation 2』はPC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2 向けに近日発売予定です。
このゲームをプレイするときは、ぜひ真っ暗な夜に、カーテンを締め切って、電気を消して遊んでみてくださいね(目を悪くしない範囲で)。









