『SONIC PICO PARK』は「Summer Game Fest 2026」にて初めて発表された、累計販売本数800万本を突破した「PICO PARK」シリーズの最新作であり、2026年に35周年を迎えた『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズとのコラボ作品でもある。
電ファミ編集部では、2026年6月6日から6月8日にかけてアメリカ・ロサンゼルスで開催された「Summer Game Fest Play Days」にて、本作を一足先に体験することができたので、そのプレイフィールをお届けしよう。
また、現地では「PICO PARK」シリーズの開発者である三宅俊輔氏とPICO PARK株式会社代表の島津真太郎氏へのインタビューも実施している。合わせてご覧いただきたい。
初対面でも拙い英語でも、自然といい感じの会話が生まれる
現地では、自分を含めたアジア人記者3人と、メーカー広報のアメリカ人1名の4人協力プレイで試遊を実施した。
そこで印象的だったのは、初対面かつお互いに拙い英語(かつ、比較的シャイな3人)であったにもかかわらず、本作をプレイしていると自然にいい感じの会話が生まれた、ということだ。
本作はステージ型のゲームで、1ステージごとにさまざまなギミックを協力してクリアしていくことになる。各ステージは、基本的にプレイヤーみんなで息を合わせて協力しないとクリアできないようになっているので、そこで会話が自然に発生するというわけだ。
実際、試遊現場では「Sonic, you go first(君のソニック先に行きなよ)」とか「Get on the Tails’ head(テイルスの上に乗って)」といったようなコミュニケーションが活発に行われていた。
1ステージあたりのテンポも良くリトライも迅速なので、ミスったとしてもまったく「ギスる」ようなこともない。
むしろ、ミスによって「おいおいソニック、何してんだよ~」というような軽口が出てきたりと、さらなるコミュニケーションの呼び水となっていた。
『ソニック』というIPが乗ることで、さらに協力プレイが「はかどる」
ここで注目すべきなのは、ソニックやテイルズといった親しみ深いキャラが操作キャラであることによって、「協力がはかどる」ようになっていることだ。
実際、現場では時間も限られていたため、自己紹介することも、一緒に遊ぶ記者の名前を聞くこともなくゲームを遊び始めた。たとえプレイヤーの名前がわからなくても、「ソニック」と呼べば1Pを指していることがわかるし、「ナックルズ」と呼ばれれば3Pとしてプレイしている自分を指していることが瞬時に理解できる。
そうして会話しながら、同じ画面でキャラを操作することで、「自分がどうしたいのか」も伝えやすい。
このあたりの体験は、『ソニック』というIPとコラボしたことの非常にポジティブな結果だと感じる。
もちろん、ゲーム性にもソニックらしさが散りばめられている。テイルズが飛行で3人ぶん引っ張ったり(重そうにしていてかわいい)、スプリングやループ、リング(1回までミスしても耐える)などのシリーズ定番ギミックは、爽快感を与えてくれる。スピンダッシュの独特な挙動も、面白い手触りになっていた。
総じて、「キャラクターの見た目をソニックキャラにした」以上のシナジーが生まれており、より豊かな協力プレイ体験を味わえるようになっているのだ。
最後に余談をひとつ。
別日程で『バーチャファイタークロスロード』のプレゼンテーションを取材していた際、本作の試遊があまりに盛り上がりすぎて、取材に支障が出るという一幕があった。壁一枚を隔てた向こう側から、おおきな歓声と笑い声がひっきりなしに漏れ聞こえてきたのだ。それくらい、本作の試遊現場は盛り上がっていたのである。
『SONIC PICO PARK』は、Steamストアページがオープン中。発売時期は現時点では未定となっている。興味のある方は、ウィッシュリストに入れて続報を待とう。




