プロ声優による朗読劇と主題歌ライブが目の前で見られる「ぐだぐだライブ」
本イベントのステージで一際異彩を放ち、絶大な人気を集めていた催しものとして「ぐだぐだライブ」が挙げられる。これまでの「ぐだぐだイベント」の数々を、プロの声優陣が生アフレコで朗読、それを目の前で視聴できてしまうというリッチな企画だ。
ステージに出演してくれたのは、沖田総司を演じる悠木碧さん、土方歳三の星野貴紀さん、坂本龍馬の加瀬康之さん、岡田以蔵の吉野裕行さん、河上彦斎の白石晴香さん、近藤勇の新垣樽助さんだ。
目の前で以蔵さんをたしなめる龍馬と、以蔵さんのブチギレ演技を見られるという豪華体験に、客席のマスターたちは夢中である。
また、それぞれ主題歌ライブも披露された。六花さん、乃藍さん、KOCHOさん、Tetsu Yamamotoさん、310さんが登場し、高らかに歌い上げた。
映像は公式YouTubeチャンネルなどでも視聴できるので、気になった方はぜひ視聴してみてほしい。
「もっとも冠位選定されたサーヴァントランキング」発表
また、ステージイベントではマスターが見守る恒例のデータ発表が行われた。今回は、「もっとも冠位選定されたサーヴァントランキング」だ。データは、2026年6月末時点までの集計結果となる。
星5サーヴァントの堂々1位の発表はもちろんのこと、低レア(星1〜3)サーヴァントの冠位選定ランキングもクラスごとに3体ずつ発表されていた。まずは、★5のランキングからの披露であった。
もっとも冠位選定されたセイバーはアルトリア・ペンドラゴンとアーチャーはギルガメッシュと原作キャラふたりがさすがの存在感を発揮した。
つぎにレア度が変わり、ランサーは妖精騎士のなかでも屈指の人気を誇るメリュジーヌ、ライダーはオジマンディアス、キャスターは救世主トネリコ、アサシンは河上彦斎、バーサーカーはアルトリア・キャスター、エクストラⅠは謎の代行者C.I.E.L、エクストラⅡはU-オルガマリーがトップとなった。
つづいて、もっとも冠位選定された★1(C)、★2(UC)、★3(R)、★4(SR)のサーヴァントも発表された。
セイバーは1位が斎藤一、2位は宮本伊織、3位はアルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕。アーチャーは1位エウリュアレ、2位がバーヴァン・シー、3位がエミヤとなった。
ランサーは1位がクー・フーリン、2位は謎のアルターエゴ・Λ、3位は原田左之助。ライダーは1位がクリームヒルト、2位が牛若丸、3位は実装から間もないヒッポリュテがランキングに躍り出た。
キャスターは1位がギルガメッシュ、2位が陳宮、3位が序章から登場するクー・フーリンが根強い人気を見せる。また、アサシンは1位が両儀式、2位が岡田以蔵、3位が燕青(新宿のアサシン)となった。
バーサーカーは1位がヘラクレス、2位が水着のジャンヌ・ダルク〔オルタ〕、3位は夏の織田信長だ。
それぞれ、エクストラⅠとエクストラⅡの冠位選定ランキングも公開されていた。
エクストラⅠは1位がアストライア、2位がヘシアン・ロボ(新宿のアヴェンジャー)、3位が徐福に。
エクストラⅡは、1位が謎のヒロインXX、2位がケット・クー・ミコケルとアーチャーにひきつづきランクイン。3位にはテノチティトラン(トラロック)が食い込んだ。
超巨大滑り台。いりぐちは、まさかのお〇り?
道中、リヨ氏の描くマンガ『ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order』に登場する主人公やマシュ、セイバーが出迎えてくれる超巨大すべりだいも設置されていたのを発見した。
おこさんたちも楽しんで遊んでる様子が見られる、とても愉快なアトラクションではあるのだが、特徴はその入口にある。
おしり……じゃない、よね?これ、ギリギリセーフ?
主人公が身体をいい感じにクネらせておなかのしたを通らせてると解釈していいのか、一瞬不安になる形状である。
令呪シールに、推し英霊との2ショットも楽しめる
会場には『FGO』の要素をたっぷりと楽しめるコンテンツが充実している。
そのなかには、登場人物が右腕に宿す「令呪(れいじゅ)」を体のどこかに貼り付けられるシールを貼る体験も実施されていた。さっそく筆者も体験する。
令呪を宿したつぎは、推しの英霊と2ショットを撮影することのできる「英霊召喚フォトスタジオ」だ。合計460体の英霊から1体を選択し、写真を撮影することができる。
しかも、英霊たちは再臨の姿も選択可能という用意周到さ。誰を選ぶか悩みつつ、筆者は推しのランスロットさんと撮影することにした。
これは素晴らしいサービスなので、ぜひゲーセンなどにも設置してほしいものだ。
また、会場には聖杯モチーフの「イライラ棒」形式のミニゲームや、フォトスポット、食堂(フードコート)、購買部(グッズ購入コーナー)など、それぞれ学園祭をテーマにしたエリアが点在しており、開場から最後までファンの列が絶えることはなかった。
- (制限時間20秒のイライラ棒、筆者は残り7秒でなんとかクリア)
- 多数のグッズも販売されており、列も数時間待ち
「食堂」のサンプル。じつはスタッフの内製だった
余談だが、筆者が密かに感動したトピックを紹介したい。
プレスルームでは、今回のイベントで販売された食品のサンプルが撮影用に展示されていた。
あまりにも美味しそうに作られていたのだが、これは業者への発注ではなく運営スタッフの方が「趣味で」制作したものだという。
さすがにクオリティ高すぎない?
なかには氷を使ったものもあるため、溶けない氷の質感から細部にいたるまで、素人目にみてもプロ級のクオリティにしか見えない。
食品サンプルひとつにも徹底的にこだわりぬく。『FGO』という作品は、こうしたスタッフ一人ひとりの尋常ではない作品愛と、趣味の延長線上にある向上心によって支えられているのかもしれない……と、妙に納得してしまった。
第2部終幕を迎えたあとでの“11周年”という大きな節目を「学園祭」という形で祝ったこの2日間。推しと過ごした幻のような学園生活の記憶は、人理修復の旅路においてマスターの心にのこりつづけると思う。
ところで、筆者は会場を去る前に、ひとつ気になる記述を思い出した。
それは、『Fate』シリーズの原作者である奈須きのこ氏によるイラストボードへのメッセージだ。
「BIGな夏が来る…!」
会場では2026年の夏イベントにあらたな水着英霊としてはやくもリリスをはじめハベトロット、キングプロテア、紅閻魔が発表されていたが……これは、夏イベントの規模のことを言っているのだろうか。
『FGO』のさらなる展開への期待を胸に、このレポートを締めくくりたい。





















