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Keyの恋愛アドベンチャーゲーム『サマポケ』を遊んだら、夏の思い出の半分が“メガネの男”で埋まっていた。加納天善がおもしろすぎて、ギャルゲを買ったはずが“男しかいない秘密基地”に通い詰めていた

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『Summer Pockets REFLECTION BLUE』は、美少女ゲームブランド「Key」が贈る真夏の物語だ。ひと言でいうなら“ギャルゲ”というやつ

もちろんその「真夏の物語」という看板に偽りはなく、『サマポケ』のシナリオは“美少女との夏っぽいエモ”の塊となっている。

『サマポケ』レビュー・感想・評価:遊んだら、夏の思い出の半分が

美少女たちとの出会い。

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美少女たちとの交流。

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どのヒロインでも、個別ルートの最後にはガチ泣きさせられる。

もう一度言うが、『サマポケ』はギャルゲである。ギャルゲなのだから、その思い出は美少女たちで埋め尽くされているはずだ。というか、そうあるべきだ。あってくれ。

なのだが……。

『サマポケ』レビュー・感想・評価:遊んだら、夏の思い出の半分が

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……??? おかしい……どこまでいっても、このメガネの男がまとわりついてくる

メガネの男と卓球をする。

メガネの男とかき氷を食べる。

メガネの男と一緒に、頭からわかめを被る。

『サマポケ』を振り返ると、半分以上がこのメガネの男との思い出になってしまう。俺はギャルゲをしていたはずなのに……どうして。

この男はいわゆる“ギャルゲの友人枠”にあたる。だが、そんな肩書きでは到底収まらないほど、自分の記憶に焼き付いてしまった。その名も「加納天善」。今回はこいつについて語らせてください。

なお本作は、2018年6月29日に発売された『Summer Pockets』に新ヒロイン・新ルートを追加した、いわばパワーアップ版である。攻略できるヒロインが増えているわけだ。なのに、加納天善がおもしろすぎるせい(おかげ)で、筆者の1周目は誰との恋仲にもなれなかった

文/袖キャノン
編集/竹中プレジデント


初対面の時点でもうおもしろい、加納天善

というわけで、卓球で出会い、卓球で交流し、卓球と関係ないところで笑い泣きさせてくるおもしろ卓球男「加納天善」について。

冒頭の時点でわかるとおり、俺が『サマポケ』を語ろうとするときに、常にいちばん手前の引き出しに居座っている“おもしれー男”だ。

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まず、出会いからしておもしろい。

<出会いまでの経緯>
ほかキャラ「天善のこと呼んできてくれ、あいつなら山にこもってる」←わかる

山の奥に秘密基地があり、「たぶんここかな」みたいな感じで中へと入る←わかる

「天井からつり下がりながら腹筋をしている男が1人」←何!?!?!?

ほかのヒロインとの出会いは、「灯台の上から話しかけられる」だの「夜の浜辺でたまたま出会う」だの、とにかくエモい。なのにこいつだけは違う。ミノムシみたいな格好で腹筋しているところに出くわすのだ。“雰囲気”もへったくれもない。

この時点でもうおもしろさの片鱗が出ている。なんなら“片鱗”どころではないかもしれない。

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その後、ごく自然な会話の流れで卓球の練習に付き合わされる

「まあそういうもんか……そういうものなのかな……!?」と思いながら読み進めていくと、始まったのは“卓球をしている描写の文章”ではなく、ガチの“卓球ミニゲーム”だった。

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やけに多い難易度/モードの選択肢、そして“卓球のために作られたチュートリアル画像”。それらを見せられた末に始まるのは、3方向のいずれかから飛んでくるピンポン玉を、タイミングよく天善のほうへ打ち返すというもの。

わりとしっかりめに反射神経が要求されるミニゲームを、プレイさせてくるのである。ノベルゲームを読んでいたはずなのだが

同じように野球ミニゲームを搭載していた『リトルバスターズ!』の場合、それはヒロインとの交流の手段であり、野球そのものがストーリー上でも重要な意味を持っていた。つまり“ミニゲームと本編がしっかり関係している”タイプである。

だが『サマポケ』の卓球は、基本的に相手が男で、ストーリーにもあんまり関係ない。これが“ギャルゲの開始数分後”の絵面か……?

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ヒロインたちと卓球ができるモードも用意されてはいるのだが、天善と初めて会ったこの時点では、そんな贅沢は許されない。

ラリーがある程度続くと、画面左側のゲージがマックスになる。すると天善が突如、「天善ゾーン」なる領域を展開してくるのだ。それまで一切、説明のなかった代物である。

「天善は天善ゾーンを展開した!」←一旦ぜんぶ説明してくれない??

天善ゾーンってなんだよ。

……いや天善ゾーンって本当に何……?

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極めつけは、“こう”(「堕天流・幻想隣人」)なって、“こう”(「ハンムラビ砲・天」)

稀に見る大説明放棄をかましたけれど、許してほしい。

「天善のテンションがマックスになったことで展開された『天善ゾーン』のなか、羽依里(主人公)が唐突に必殺技『堕天流・幻想隣人』を放ち、天善はそれに対抗して天善なりの必殺技『ハンムラビ砲・天』で打ち返す」──こんなものを律儀に書いていたら、こちらの気が狂う。

しかしよくよく考えてみると、「初対面で卓球をふっかけたうえ、天善ゾーンとハンムラビ砲を仕掛ける天善」のインパクトに紛れているだけで、「初対面で卓球に応じ、初見の技に対処したあげく唐突に必殺技を放つ羽依里」も相当に狂っている。

こいつら、魂レベルで“何か”が共鳴していないとおかしい。

そして本当に怖いのは、ここまでの流れがすべて“初対面のいちシーン”だということ

まあ必殺技のくだりは「本気の勝負をしてくれ」を選んだときくらいしか見られないのだが、それでも「天井からつり下がって腹筋→卓球をふっかける」という導入部分は、どの選択肢を選ぼうが絶対に見ることになる。怖い。

ずっと安定しておもしろい、加納天善

さらに、加納天善が本当におもしろいのはここからだ。

初対面のシーンと変わらないテンションが、以降の日常シーンでも無限に続く。しかもそのすべてが、先ほどの一連の流れに匹敵するおもしろさなのだ。“はずれ回”という言葉とは一切無縁の男。それが加納天善

ゲームシステム的に言えば、「1日の行動可能回数を消費してヒロインと仲良くなる」のが正しいプレイスタイルである。だが自分の1周目は違った。ヒロインを無視し、「秘密基地へ行く(天善+もうひとりのアホと遊ぶ)」をひたすら連打していたのだ。

安定性もあるし爆発力もある男、加納天善。そのおもしろさの真髄を知っていただくために、以下、個人的に好きなシーンをいくつか紹介したい。

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自分が『サマポケ』全体を通してもトップレベルに好きなシーンがこちら。

「かき氷を作りまくる→シロップを買い忘れたので砂糖水しかない」という場面で、天善(+男たち)はある行動をとる。具体的にどうなるかと言うと……

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こう。

天善のメガネが赤く塗りつぶされている。何……? 怖……。

いや、この直後に「メガネを赤く塗ったらイチゴ味になるんじゃないか?」みたいな理論が出てくるので、理屈としては理解できる行動ではある。だが、そもそもメガネを赤く塗りつぶされた男が画面にいるという状況自体がおもしろすぎる。

この立ち絵が現れた瞬間の衝撃はすさまじかった。ギャルゲって、こういう笑わせかたをしてもいいんだ。

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その後、野郎どもでほかの味(色)も試していく。そして最終的に天善が辿り着いた境地が、“メガネ全体で色をばらけさせることにより、味をミックスする”というものだった。芸術的な天善。目にちっちゃいステンドグラス載せてんのかい。

実際、このシーンのせい(おかげ)で、ただでさえ高かった天善への好感度は天元突破した。初対面で心を掴んでおいて、その次には死ぬほど笑わせに来る。ずるい。こんなの好きになるしかないじゃん。

無自覚のままオタクをたらし込んでいくタイプの男である、加納天善。

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天善と三谷良一(右の男)の武勇伝を聞かせてくれる回もある。エロ本を買うために、嵐のなか、海の向こうのコンビニまで船を出したというのだ。

このくだり、本当に羨ましかった。俺もこいつらと一緒に絶体絶命エロ本ハントがしたかったよ……。

『サマポケ』はまだ途中までしかプレイしていないのだが、グランドルートでこいつらと嵐のなかエロ本を買いに行くくだり、あったりしません?

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「けどよ! よりにもよって巨乳ものだぜ!」←最高すぎる。

結局のところ俺らは、“美少女との忘れられない恋愛”と同じくらい“大親友とバカやった思い出の共有”に憧れていたのだ。ギャルゲをプレイしていて、まさかそちらに刺されるとは思わなかった。

「俺も今度、友達と遠出してエロ本を買いに行くか……」とか言おうとしたのだが、そもそも最近はコンビニにエロ本が置いていない。

現代社会において、高校生のガキが罪悪感なく買えるエロい本は『異種族レビュアーズ』あたりが限界である。そういう点も含めて、やっぱり天善と良一が羨ましい。

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「夜の海で、頭にわかめを被った天善とはちあわせするシーン」←ここまでの数々のおもしろすぎる言動を考えると、もはや平常運転に思えてくる。天善ってずっとこうなんだろうな……。

ちなみにこのシーンは、共通ルートの夜に強制で挟まるイベントである。つまりヒロインの数だけわかめ天善を見ることになるわけだが、本作の攻略可能ヒロインは7人(+加藤うみルート)。わかめ天善も8回である

もっとも、単に俺の読解力が低いだけかもしれないし、まだ読んでいない別ルートで明かされるだけで、じつはわかめ天善が物語上で超重要な役目を果たす可能性もある。そのときを楽しみに待ちたい。

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そのほか、「パリングルスで卓球台を作ったことがある」というエピソードや、「卓球はしたいが……何も失いたくない!」というセリフなど、共通ルート/個別ルート関係なく、天善はずっとおもしろい。

ミニゲーム要素では、天善を“テンゼン★4”としてなぜか入手(捕獲?)できるうえ、クリティカルで999ダメージを出してすべてを粉砕してくる。

白状すると、秘密基地で天善たちと遊ぶのが楽しすぎるあまり、俺が初見でたどり着いたのはうみちゃんルート……つまり、ほかのヒロインの誰とも仲良くならなかったルートだった。

だって!!!! 天善がおもしろくて!!!! 良一がおもしろくて!!!! あいつらは俺の親友なんだから!!!!!

ヒロインたちもめちゃくちゃかわいい

ここまで天善の話ばかりしてきたので完全に霞んでいるが、『サマポケ』のジャンルは“恋愛アドベンチャー”である。わかりやすく言えば“ギャルゲ”だ。そのジャンルが示すとおり、本来は「美少女たちと仲良くなり、恋人になったりならなかったりする」ゲームなのである

当然ながら、ヒロインたちも天善&良一に負けず劣らず魅力的だ。なお「ヒロインと張り合う野郎ども」という構図の異常性については、ひとまず考えないようにしよう。考えなかったことにしよう。

今回はそんな8人のヒロイン(うち恋愛対象となるのは7人)から、自分が現時点で個別ルートをクリアした4人を紹介させてほしい。

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加藤うみ。主人公の又従姉妹(はとこ)にあたる少女で、控えめに言ってかわいい。

得意料理はチャーハン。共通シーンの朝食/夕食では、だいたいチャーハンを食べさせられることになる。そのせいで、初見の共通シーン中はずっと「チャーハン食べたいな……」という思いが何度も頭をよぎっていた。

これ、既プレイの人だったら「我慢できなくなって結局リアルでもチャーハンを食べた」ってところまで含めて共感してくれるはずだ。うみちゃんのチャーハンはだいぶ飯テロ。

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共通ルートでは、毎日の始まりと終わりにほぼ必ずうみちゃんとの掛け合いがあるので、プレイしていれば絶対に愛着が湧いてくる。

うみちゃんって俺の“妹”だったかもな……(大不審者)

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そして、うみちゃんルート(俺が天善と遊びすぎて初見でたどり着いたルート)でも、“恋人になる”という方向には進まない。

どちらかといえば“お兄ちゃんと妹”のような関係性に着地する。これがまた良いのだ。もしここで恋仲になっていたら、鷹原羽依里に失望していた。

うみちゃんは“俺の妹”じゃない。“鷹原羽依里の妹”なんだよなあ……。

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空門蒼、駄菓子屋バイトの美少女。

このスチルだけを見ると「儚げ美少女」のようだが、実態は野郎どもに次ぐギャグ担当だ。ボケとツッコミの両方をこなせるので、掛け合いの相手を選ばない。コスパが良い。

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それにしても、あまりにもギャグ顔が似合いすぎている。よく見たら(よく見なくても)美少女のはずなのに、この顔のイメージが先行して、ギャグ要員としてしか蒼のことを見られない

ぜんぶ、この違和感がなさすぎるまぬけ顔差分が悪いよ。

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もちろん、個別ルートや専用スチルでは、ちゃんと美少女をやってくれる。それまで天善たちと同じくくりで扱っていたおもしろ女が、急に顔の良さと人格の良さを見せつけてくる。それが蒼ルートだ。おすすめです。

正直、蒼の好きな部分がだいたいは個別ルート以降の話なので、あまり深くは語れない。くやしい。

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「†満月を喰らいし乳房†」、「おっぱいさん」こと水織静久。←待って、“オタクコミュニティのなかで激化したカスの悪ノリ”ではないんです。信じて。

この異名は、“共通シーンに入る前、プロローグでヒロインたち全員と出会っていく流れ”のなかで、彼女だけが本名ではなく「満月を喰らいし乳房」と表示されることに由来する。

共通ルートで紬か静久と行動するまで本名が判明しない仕様のため、プレイヤーの行動次第では、ずっと「満月を喰らいし乳房」さんのまま名前が変わらない。

しかも、ほかのヒロインと比べてひとりだけかっ飛ばし具合が違うにもかかわらず、無印版では“サブヒロインのうちのひとり”だったらしい。こんなおもしろい女がアッパーバージョンでの昇格枠でいいわけないだろ

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初対面での自称が「†満月を喰らいし乳房†」であることから察せられるように、会話中にも隙あらばおっぱいネタを挟み込んでくる。

話題の流れを問答無用でおっぱいに引き寄せ、最終的にはすべてをおっぱいで包み込む女、水織静久。

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ゲームの進めかたによっては、顔を合わせるのが2回目なのに、羽依里(はいり。主人公)のことを「パイリくん」と呼んでくる。しかもこの場合、静久の本名はまだ判明していない。

そのため、この一瞬だけ「鷹原パイリ」と「満月を喰らいし乳房」のコンビが誕生してしまうことになる。おしまいだよ。

静久がここまでおっぱいを擦り倒す理由が気になる方は、ぜひ静久ルートへ行ってほしい。初対面で恥ずかしげもなく「†満月を喰らいし乳房†」を名乗ってきた美少女に泣かされる体験なんて、ここ以外のどこを探してもない。ほかにあってたまるか。

ただ、個人的には紬ルート→静久ルートの順番で攻略してほしい気持ちもある。詳しくは書けないが、この順番で進めるのが、いちばん静久ルートを楽しめるはずだ。(俺に『サマポケ』を布教してきた友達の受け売り。本当にありがとう友達)

紬ヴェンダース……好きだ……

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最後に紹介するのは、“俺が『サマポケ』でいちばんかわいいと思っている美少女”こと「紬ヴェンダース」である。“王道ゆるふわ金髪美少女”ですよ、“王道ゆるふわ金髪美少女”。

そもそものビジュの良さ、性格の良さ。そして「脳を焼かれすぎて、半月間くらいずっと余韻に浸る羽目になった」個別ルート。どこをとっても最高の美少女、それが紬ヴェンダースだ。

ただし今回は、「紬ルートありえんくらい泣いた」とか「今これを書いている最中にも思い出してちょっと喰らってる」といった“個別ルートのどうこう”は一旦置いておきたい。ここで伝えたいのは、紬のかわいさそのものである。

実際、“紬があまりにもかわいすぎる”という一点だけでもプレイし始める価値はあると思う。ありまくると思う

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まず、通常立ち絵からして大優勝している。金髪ツインテ、透き通った緑のお目目、そしてかわいい制服。

「王道ゆるふわ金髪美少女(+ドイツ人とのハーフ)」という単語から想像する、まさにそのとおりの姿だ。いや、想像を軽々と超えてくると言っていい。あまりにも顔がよすぎて、もはや“覇気”すら感じられる。

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通常立ち絵が美少女すぎるのはもちろんだが、紬はどの差分でも安定して100点を出し続けてくる。

「ねこのパジャマ」「✌✌」「あまりにもかわいいジト目」「威嚇」など、上の画像に載せた差分を見てもらうだけでわかるように、とにかく表情が豊かなのだ。小動物みたいでかわいいね、紬ヴェンダース

念のため書いておくと、これらは「自分(筆者)がとくに好きな差分」を選んだにすぎない。ゲームプレイ中に見ることのできる差分は、どれもこの4つと張り合えるくらいかわいい。ぜひ実際にプレイして、「どの表情でもずっとかわいいな……」という感覚を味わってみてほしい。

それはそれとして、個人的なお気に入りは左下のジト目差分だ。かわいい。一家に一台ジト目紬ヴェンダースがほしい

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日常シーンでの発言もいちいちかわいい。プレイしていくうちに、“美少女”というよりは「マスコットにしては顔がすぎるやつ」、もっと言えば「なんかちいさくてかわいくて、表情も豊かなやつ」みたいに思えてくる。

上の画像のシーン(静久ルートでのシーン)でのボイスなんかは、ぜひ実際にプレイして確かめてみてほしい。ここに音声を載せられないのが悔しいくらい、“脳の溶ける”ボイスをしているので。

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口癖の「むぎゅ」がよすぎる。『リトバス』の「わふー!」と渡り合えるレベルだ。(「能美クドリャフカと渡り合える」は、俺のなかで最上級の褒め言葉)
『サマポケ』レビュー・感想・評価:遊んだら、夏の思い出の半分が
うわあ!!!! 急に美少女!!!!! ←間違い。紬ヴェンダースはもとより美少女である。

急にすごい美少女が出てきて驚いちゃった。すごい美少女のすごい膝枕。このシーン、初見のときはがっつりうろたえてしまった。

普段の紬ヴェンダースへの認識が“かわいいマスコット枠”だからこそ、ときどきスチルで美少女成分を見せつけられると、「うわあ!!!! 急に美少女!!!!!」みたいな反応しかできなくなってしまう。唐突に顔の良さを再認識させてくるの、心臓に悪い。

『サマポケ』レビュー・感想・評価:遊んだら、夏の思い出の半分が
紬ヴェンダースのジト目だ!!! 紬ヴェンダースのジト目ですよみなさん!!! 「とくに貴重というわけでもないけれど、その差分が出てくるたびに見とれる」で有名な、紬ヴェンダースのジト目!!!
『サマポケ』レビュー・感想・評価:遊んだら、夏の思い出の半分が
ウワーーーーーッッッッ(大横転) これ公式サイトのスチル紹介ページに載ってるってマジ?

さっき「マスコットにしては顔が良すぎるやつ」とか言ってすいませんでした。紬ヴェンダースは「“かわいいマスコット”も“ギャルゲのメインヒロイン”も、どちらもこなせる最強ヒロイン」です。

ここまで読んで、少しでも紬ヴェンダースに心を惹かれた方。あなたは素晴らしいセンスを持っている。

今すぐにでも『サマポケ』を買って、紬ルートをプレイしましょう。この夏の思い出が「加納天善」と「紬ルート」の二色に染まること間違いなしです。(紬ルートが終わったらすぐ静久ルートをやってくれ。以上、私情)


魅力的なヒロインたちや魅力的な卓球狂い男(実質名指し)との充実した夏休みを楽しめる『Summer Pockets REFLECTION BLUE』。

今回紹介しきれなかったほか4人のヒロインたちも、当然のように魅力にあふれているので、少しでも興味が湧いたなら公式サイトなんかも見てくれるとうれしい。しろは、鴎、美希、識のことを語れなかったのは、だいぶ痛手なので。

というわけで。みなさんも、この夏にぜひ『サマポケ』をプレイしてみてほしい。そして、みんなで加納天善の底知れぬ狂気に呑み込まれていってほしい。加納天善が本当におもしろいのは、ここからだ。


©VISUAL ARTS/Key

ライター
いろんな事やってます。 主にゲーム全般とVTuberのオタク。最近は名取さながアツい。
Twitter:@sodekyanon
編集者
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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