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「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル『Witch the Showdown』は、連撃をいなすリズムが気持ちよすぎてやめ時を見失う。マルチタスクの攻防が難しすぎて泣きそうになっていたのに、慣れると踊っているだけで敵が倒れていって脳が焼かれた【TGS2026】

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誰が言ったか、「パリィって、音ゲーだよね」。

近年のゲームでは定番の「パリィ」というアクション。相対する敵の攻撃にタイミングよくボタンを押していく爽快感がリズムゲームと重ね合わせられているわけですが……。

そんな「パリィの音ゲーっぽい気持ちよさ」を追求した新作ゲームが、今回紹介する『Witch the Showdown』です。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_001

いきなり本気のボスから始まる戦闘は「イントロからクライマックス」といった感覚で、息つく暇のない攻防が楽しめますし、初見では避けるのが難しい苛烈な連撃も、譜面を覚えるように身体になじませることで、華麗に回避可能。

そして慣れてきたらスコア狙いの無限リトライ編へ……と、ゲームサイクル全体にリズムの整った気持ちよさを感じられるゲームになっているんです。

今回は、そんな本作を東京ゲームショウ2026出展ブースで試遊体験。アクションゲームはもっぱらゴリ押し派の筆者。初見の時はあまりの忙しさに泣きそうになっていたのですが、プレイを繰り返すうちに高速パリィの気持ちよさに目覚めることができました。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_002

取材・文/なからい
編集/海ソーマ

※この記事は『Witch the Showdown』の魅力をもっと知ってもらいたいPerp Gamesさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


パリィや回避を駆使してコンボを繰り出すカードバトルがマジで忙しい

さて、本作『Witch the Showdown』は、剣や魔法を操る美少女たちがサシで決闘〈デュエル〉を繰り広げる高速カードバトルです。

特徴的なのは、敵が繰り出す連撃を「パリィ」「ドッジ」といった回避行動でうまくいなし、カードの使用コストとなる「マナ」を貯める必要があること。

「ずっと俺のターン!」といった都合のよいことはなく、きちんと回避を行いつつ攻撃に転じてくださいね、というデザインになっています。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_003

そして、本作の戦闘スタイルは、攻撃を避けてマナを貯めた後にじっくりカードを選べる「ターンベース」モードと、回避行動と同時並行でカードを繰り出していく「リアルタイム」モードの2種類を自由に選択できるようになっています。

まずは「ターンベース」モードを選んで、敵の挙動と自分のカード回しをじっくり覚えるのも良いですが、筆者は個人的に後者の「リアルタイム」モードを推します。

なぜかって? なぜならマジで忙しいから!

ドッジやパリィは左手のキー、カードの発動は右手のキーで操作するのですが、「どのカードを出そうか……」なんてマゴマゴしていると、あっという間に左手がお留守になって敗北してしまいます。

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一般的なアクションゲームであれば「このボタンは弱攻撃」「このボタンが強攻撃」といった具合でボタンと行動が直結していると思います。

一方で本作はデッキ構築型のカードバトルを採用しているため、ランダムに引いてきた手札をどう使うか、瞬時に判断を下す必要もあるんですよね。もちろんカード間のコンボ・シナジー要素も存在するので、初見では脳がオーバーヒートすること必至。

「回避と攻撃、それぞれ別の人が担当してもゲームとして成り立つんじゃないか?」と思うくらいのヒリつき具合を味わえます。

ところで、読者のみなさまは「チェスボクシング」という競技を聞いたことがあるでしょうか。

なんでもチェスのラウンドとボクシングのラウンドを交互に行って対戦するというエクストリームなスポーツだそうですが……。

それどころか本作『Witch the Showdown』のリアルタイムモードは、左手でボクシングをしながら同時に右手でチェスをするかのような忙しさが楽しめるゲームとなっているんです。脳から変な物質が出てハイになれます。

音ゲーみたいな「リズム感重視」のパリィアクションが気持ちいい

ボクシングとチェスをリアルタイムで同時に行うようなゲーム……。

「そんなの無理ゲーじゃん!」と思う方もいるかと思いますし、実際筆者も初見の数回は即死を繰り返し、サジを投げそうになりました。

でも不思議なことに『Witch the Showdown』というゲームは、初見の難しさとは裏腹に、プレイを重ねるとけっこう早い段階で「あれ、なんか頑張れば勝てそうだぞ……?」と感じさせられます。

そしてこの感覚がどうやら、音ゲーを意識した「回避行動のリズム感」にあるようなんです。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_005

先述したとおり、本作の攻防は非常にスピード感があって反応が難しいのですが、一方で連撃のタイミングはどれも小気味良いものが多い印象。

無理やりタイミングをずらしてくるような攻撃は少なく、一度身体で覚えれば、自然とリズムに乗って回避できるようなケースも増えてきます。

実際、ひとたびコツをつかんでからの戦闘は爽快そのもの。うまく避けきって敵を倒した時の達成感がめちゃくちゃ快感で「パリィの気持ちいいところ詰め合わせ」のようなゲームになっているんですよ。

開発者さんによれば、こうした挙動は意図して調整しているとのこと。

なんでも本作のコンセプト自体が音ゲーのプレイフィールに影響を受けているとのことで、回避行動のリズム感が、そのままプレイの気持ちよさや、「攻撃パターンを身体で覚えていく」感覚に直結しているようなんです。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_006
特定方向への回避が必要な攻撃もあるのですが、予告として矢印マークが表示されるのも音ゲーっぽい。

繰り返し遊んだ音ゲーの譜面のように、敵の攻撃に対して身体が勝手に動くようになる。結果として、回避に割く脳のリソースが減っていき、パリィの爽快感を味わいながら、手札のカード回しを気にすることができるようになっていくんです。

「そういえばこのゲーム、キャラがめっちゃかわいいな……」

と、戦場に華を咲かせる美少女たちの一挙手一投足に気を配る余裕も(ちょっとだけ)出てきます。

『Witch the Showdown』レビュー・評価・感想:「パリィは音ゲー」を追求したボスラッシュバトル_007

いわゆる「初見殺し」の要素はあるかもしれないけど、決して理不尽ではない設計です。プレイを重ねていくと確実に上達を感じられますし、テンポがうまくハマった時には「夢中で踊っていたら、気づいた時には敵が倒れていた」といったこともしばしば。

音ゲーを意識したアクション要素の丁寧な作りこみが『Witch the Showdown』を「ただ忙しいだけの高難度ゲー」ではなく、「ちゃんと上達できて、達成感を感じやすいゲーム」にしていると感じました。

また、本作が1vs1の戦闘に特化した「ボスラッシュ」形式をとっているのも、戦闘のコンセプトとうまくかみ合っています。

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攻撃のエフェクト音も派手なので、慣れると本当に「音だけ」で避けられるようになる。

前座のザコ戦や小手調べの様子見行動などはすっとばして、最初から全力で殺しにかかってきてくれるので、それぞれのボスが音ゲーの「イントロ1秒目からクライマックスな曲たち」のようなプレイフィールなんですよね。リトライも爆速なので、たとえ負けてしまったとしても無限に繰り返したくなります。

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そして、なんと言ってもゲーマー心に火が付くのはこのリザルト画面……!
この見た目も、なんとなく音ゲーっぽさを感じますよね。

撃破にかかった秒数や回避行動のミス数などが表示されるので、一度倒した敵でも「さらなるハイスコアを……」と高みを目指したくなりますし、ノーダメージ狙いでタイムアタックなんかをやり始めようものならリトライが止まらなくなります。


公式には「パリィ×デッキ構築×ボスラッシュの死にゲーアクション」をうたう本作。

一見その欲張りすぎるマルチタスク具合に面食らうかもしれませんが、アクションの手触りやリプレイ性に細かくこだわった気持ちよさは、ぜひプレイして体感してほしいと感じました。

Citales Gamesが開発し、Perp Gamesが販売する『Witch the Showdown』は2026年11月19日よりPC(Steam)にて早期アクセス開始予定。PS5、Xbox Series X|S向けにも2027年発売予定です。現在はSteamにてデモ版が配信中です。

ライター
スパイスからカレー作っちゃう系の元バンドマン。占いも覚えたが占いたいことがないのですぐ忘れた。思い出のゲームは『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』
編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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