完敗だ。しかし、大満足だった。
『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』の先行プレイをひと言で言い表すと、こうなるだろう。
新要素「ブーストブレイサー」を駆使してカッコよく狩猟するつもりだった。新モンスター「アラケータ」の突進を相殺でバシッと弾き返すつもりだった。古龍「テオ・テスカトル」も過去作で何度も倒してきたから余裕のつもりだった。
結果、ボコボコにされて帰ってきた。
それでも、新アクションや追加モンスターとの戦いが楽しすぎて、本作への期待は高まるばかりだ。
あらためて、『アセンダンス』は『モンハンワイルズ』の超大型拡張コンテンツである。舞台は本編のストーリークリアから数年後。空に浮かぶ遺跡の新たなフィールド「雲居の遺跡群」で、新たなクエストランク「マスターランク」の狩りが始まる。
「クシャルダオラ」や「ラオシャンロン」といったおなじみの古龍が復活するほか、新モンスターも多数登場。発売は2027年を予定している。
今回はそんな『アセンダンス』を先行プレイし、新アクションや追加モンスターに夢中になっていた様子をお伝えしていく。
※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。
「ブースト状態」のアクションがド派手で超かっこいい!キレイに決まると脳汁がやばい
『アセンダンス』で追加される目玉要素のひとつといえば、新要素「ブーストブレイサー」だろう。ハンターの腕にあるスリンガーに新たな機構が組み込まれた装備で、14武器種それぞれに、狩りの中で使いたくなるアクションが追加されている。
ブースト発動アクションをくり出すと「ブースト状態」に移行する。この状態では既存のアクションが強化されたものに変化し、さらに新たな派生も使えるようになる。

たとえば大剣はブースト中、溜め斬りなどの各種溜めが4段階に増え、より強力な一撃を叩き込めるようになる。
さらに真・溜め斬りは、ブースト発動アクションや溜め斬りから派生する「真・溜め斬り【破斬】」へと強化されている。アクションもかっこよく、モンスターに叩き込めれば超気持ちいい。
いったい何度モンスターに溜めを邪魔されただろうか。他の攻撃をしたほうが効率的にダメージを与えられるかもしれない。それでも狙わずにはいられない魔性の一撃、それが「真・溜め斬り【破斬】」なのだ。
ほかにも、筆者のメイン武器である狩猟笛は、ブースト発動アクション「ブースト響殷撃」で突進しながら攻撃しつつ、ストックしている旋律効果を一度に発動できるようになっている。
今までは大きな隙のある「演奏」を繰り返さなければならなかったのに、一瞬で最大3つの旋律効果が発動できるなんて最強すぎる……!
そのほかの新アクションも、ライトボウガンをダッシュしながら連射できる「ブーストトリガーダッシュ」や、超スタイリッシュな太刀の連続攻撃「無双連斬」など、ついつい狙いたくなるものばかりだ。
また、新アクションや既存アクションの新要素には、モンスターの攻撃にあわせて当てることで大きな隙を生み出せる、相殺効果を持つものが多い。
これまで相殺アクションがなかった武器にも相殺効果を持つアクションが追加され、全武器種で相殺を狙えるようになっている。
派手でかっこいい新アクションに、決まると気持ちいい相殺アクション。やりたいことが多すぎる。しかし、先行プレイの中で全武器のアクションを確認することはできなかった。『アセンダンス』が発売されたら、まずトレーニングエリアに入り浸ることになるだろう。
新モンスター「アラケータ」の突進を相殺で弾き返すのが気持ちよすぎる。夢中になりすぎて時間切れ
相殺アクションが増えた『アセンダンス』にうってつけのモンスター、それが新フィールド「雲居の遺跡群」に生息する新モンスター「アラケータ」だ。
翼には空気を蓄える特殊な器官が備わっており、そこから空気を噴出して、ジェット機のようにハンターめがけて突っ込んでくる。ビュンッと高速の突進をくりかえすので、気を抜いていると見失ってしまいそうになる。
ボス個体は子分を連れており、編隊飛行しながら同時に攻撃してくることもある。
そして筆者が一番お伝えしたいのは、「アラケータ」の突進と、追加された相殺アクションとの抜群の相性だ。
高速で迫る「アラケータ」を相殺アクションではじき返せると超爽快なのだ!
一度その気持ちよさを知ってしまってからは、突進を相殺することに夢中になっていた。
しかし、毎回うまくいくわけもなく、何度も攻撃をくらっているうちに制限時間の20分が経過。結局、一度もクエストをクリアすることはできなかった……。
古龍「テオ・テスカトル」の大技「スーパーノヴァ」は相変わらずの大迫力。見入っていたら体力満タンから一撃で瀕死に
先行プレイで挑めたもうひとつのクエスト、それが古龍「テオ・テスカトル」の討伐クエストだ。過去作で何度も討伐してきたから大丈夫だろうと思っていたら、見事にボコボコにされた。
『アセンダンス』には、『モンハンワイルズ』に登場しなかった古龍として「クシャルダオラ」や「ラオシャンロン」、新古龍「グンドラージャ」などが登場することが明らかになっていた。そこに炎王龍「テオ・テスカトル」も名を連ねることとなる。
近くにいるとダメージを受ける「龍炎纏い」状態と、一定時間後に爆発する粉塵を駆使する「粉塵纏い」状態。2種類の強みは本作でも健在だ。
近づけば龍炎のダメージや粉塵爆発がとても厄介。かといって距離をとれば、突進で一気に詰めてきたり、火炎放射で攻撃してきたりする。適切な回避や、隙を見ての攻撃が重要だ。
そして「テオ・テスカトル」といえば、やはり大技「スーパーノヴァ」だろう。安心してほしい。本作の「スーパーノヴァ」もド派手で超強力だ。

大量の粉塵によって引き起こされる大爆発は広範囲の地面を焦がし、爆発直後は「テオ・テスカトル」の姿が見えなくなるほどの煙が立ち込める。体感では、過去作を超えるド派手な「スーパーノヴァ」となっている。
その迫力に圧倒されて見入っていると、体力満タンの状態でも一撃で瀕死に追い込まれてしまう。「スーパーノヴァ」の予備動作が見えたら回避に徹しよう。
取材であることを忘れるほど真剣にクエストクリアを目指したが、ぜんぜん倒せる気がしない……! 結局「テオ・テスカトル」も一度も討伐することはできなかった。
悔しい結果となったが、リベンジの機会はすぐそこにある。9月17日から9月21日(一般公開日は9月19日から21日)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」にて、『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』の“世界初”となるプレイアブル出展が実施されるのだ。
カプコンブースでは、今回の先行プレイと同じ「アラケータ」と「テオ・テスカトル」のクエストにくわえ、初心者向けの「チャタカブラ」討伐クエストを試遊できる。
ぜひブースまで足を運び、新アクションのかっこよさや、追加モンスターたちの強さを体験してみていただきたい。







