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「Nintendo Switch Online」が9月19日に正式スタート。月額300円からでオンラインプレイに必要、ほか複数の特典も

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 任天堂は9月12日夜、「Nintendo Switch Online」の正式スタート日を9月19日(水)にするとTwitter上で発表した。
 Nintendo Switchにてオンラインプレイを楽しむために加入が必要な有料サービスで、ほかにもさまざまな特典が付与されている。

 価格は個人向けプランが月額300円、3ヵ月分が800円、12ヵ月分が2400円。最大8アカウントまで対応するファミリープランが12ヵ月分のみで4500円。
 Nintendo Switchのニンテンドーeショップから利用券を購入することで加入することができる。また、7日間の無料体験期間も用意されるという。

 「Nintendo Switch Online」の存在はNintendo Switchの発売前から明らかにされており、今年2月には9月からの正式リリースが発表されていた。

 『スプラトゥーン2』『ARMS』『マリオカート8デラックス』のような作品は、無料期間として現在までオンラインプレイを楽しむことができたが、9月19日以降にオンライン上で遊ぶためにはサービスへの加入が必要。
 これらのタイトルだけでなく、基本的に一部のタイトルやサービスを除いて、オンラインプレイを楽しむためにはサービスへ加入が必須とされている。

 このほかにも「Nintendo Switch Online」では、以下の複数の特典が付いてくる。

■Nintendo Switch Online提供サービス&特典
・オンラインプレイ
・Switch用ソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』
・セーブデータお預かり
・スマートフォン向けアプリ『Nintendo Switch Online』
・ほか、加入者向けの限定特典

 セーブデータお預かりは、いわゆるほかのオンラインサービスにも存在するクラウドセーブ機能であり、プレイヤーはNintendo Switch上だけでなくサーバー上にセーブデータを保存することができるようになる。
 ただし任天堂は対戦やランキングで不正が働かれる可能性があるとして、『スプラトゥーン2』などの一部タイトルでは対応しないことを海外メディアGame Informerに対して先日明らかにしていた。利用を考えている場合は各タイトルのストアページでの表記などに注意されたい。

 スマホ向けアプリ『Nintendo Switch Online』は、オンライン上でボイスチャットやフレンドへの招待が行えるという代物。
 ほかにも『スプラトゥーン2』ではバトルの結果や遊んだブキとステージを見ることができる「イカリング2」といった専用サービスも提供されている。同アプリは無料期間中から配信されており、使いづらいボイスチャットの仕様などが徐々にアップデートされていった。

 またファミリーコンピュータの特定作品をオンライン上で無料プレイできる『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』では、サービス開始時には以下のタイトルが予定されている。なお参考として、記事執筆の現時点でWii Uなどにて提供されていたバーチャルコンソールと同様のサービスは、Nintendo Switch上で発表されていない。

■ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
・『アイスクライマー』
・『サッカー』
・『スーパーマリオブラザーズ』
・『スーパーマリオブラザーズ3』
・『ゼルダの伝説』
・『テニス』
・『ドクターマリオ』
・『ドンキーコング』
・『バルーンファイト』
・『マリオブラザーズ』
(このほか、10本のタイトルを予定)

 9月14日の朝7時から配信される「Nintendo Direct 2018.9.14」では、「Nintendo Switch Online」のサービス内容にいついてあらためて公表予定だという。

文/ishigenn

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ライター
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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