ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、「プレイステーション 4 Pro」のHDD容量2TBモデル「PlayStationR4 Pro ジェット・ブラック2TB」を、2018年11月21日(水)に発売することを発表した。希望小売価格4万4980円+税。
また合わせて、ワイヤレスコントローラーDUALSHOCK4の新色「カッパー」を、数量限定品で発売することも発表。こちらの希望小売価格は6480円+税となる。
参考価格として、先月10月12日より5000円値下げしたばかりの1TBのPS4 Proが3万9980円+税なので、約5000円を上乗せすると2TBにアップグレードされたPS4 Proが手に入ることになる。
近年のゲームソフトの容量はますます肥大化している。最近では『レッド・デッド・リデンプション2』が、PS4史上初のブルーレイディスク2枚組み、100GB近くの容量だったことは記憶に新しい。PS4もインストールされているゲームはバージョンアップして随時更新されていくので、そのたびに本体容量は少しずつ圧迫していく。
PS4のシェア機能を使って、ゲームのプレイ動画をSNSに載せるためのに、動画を保存する受容も増えている。たとえばTwitterだと動画投稿の時間制限は当初は30秒だったが、近年では最大2分20秒に伸びている。『Marvel’s Spider-Man』はそういったTwitterによるプレイ動画の投稿が、口コミによって爆発的な広がりを見せたタイトルだ。
このようなゲームソフト、プレイ動画という、ますますハード側の余裕のある容量が求められている状況に対して、PS4 Proの新型2TBモデルは朗報といったところだろう。
なお、DUALSHOCK4の新色「カッパー」に合わせて、2016年12月に発売していた「ゴールド」、「シルバー」のDUALSHOCK4も数量限定で同日11月21日より再発売するという。「カッパー」とは銅のことであり、これで金・銀・銅と揃うことになる。PS4で東京オリンピックを前に、三色のメダルと同じDUALSHOCK4をそろえてみてはいかがだろうか。
文/福山幸司