ゲーミング家具ブランドのバウヒュッテが、寒い冬にピッタリのゲーミング着る毛布「ダメ着4G」を発売した。サイズはM、L、XL。ヴィレッジヴァンガードでの価格は各12000円となっている。
なお本商品は、バウヒュッテの姉妹ブランドであるビビラボが展開する超効率的に堕落と着替えからの卒業を目指す「ダメ着シリーズ」のひとつ。商品名の4Gには「For Gamers」という意味が込められており、同シリーズのゲーム特化版である。
特に熱暴走の心配をせずにパソコンの能力をフルに発揮できる冬は、PCゲームにとってオンシーズンだ。コンソールゲームであっても熱暴走は他人事ではないだろう。しかし、部屋の寒さは指先の繊細な動作が求められるゲーマーには天敵となる。
そこで求められるのが「いかに部屋の温度を低くしたまま自分を暖められるか」という相反する環境条件だ。電気代や灯油代がかかり部屋も温めてしまう暖房器具よりも、自分だけを温める着る毛布のほうがゲーマーにとってメリットは大きい。
【新製品】
— バウヒュッテは大阪の会社だよ!💪 (@bauhutte) November 28, 2018
ゲーマーよ、毛布を纏え。
指先、耳、足先などのあらゆる冷えをカットするゲーマー特化型 #着る毛布 がBIBILABとのWネームで爆誕!🔥🕵🏼🔥
ダメ着4G
HFD-M/L/XL-4G-19発売!!🎊https://t.co/p8yj67hvXC pic.twitter.com/k9aO99kyGu
そんな着る毛布シリーズにあってゲーマー向けである「ダメ着4G」は一体どのような商品なのだろうか。基本スペックは通常モデルの着る毛布2019と同等だが、フードをかぶったままヘッドセットを装着できるスリットとゲーミングデバイスと合わせやすい黒と赤のカラーリング、そして生地重量が約1.6倍の超暖か仕様でゲーマーをサポートする。価格はほぼ2倍と高価だが、違いのわかるゲーマー向けと言えるだろう。
ゲームに特化ということで気になるのは指先の保護だが、着る毛布2019と同じ可変ミトン1.1を装備。キーボードとマウス、あるいはコントローラーといった多くのゲーミングデバイスを着たまま操作できる。また、「着たままトイレ」という機能が加えられており、これは部屋に転がる大量のペットボトルのことではなく、服を脱ぎきらなくてもそのままトイレができるシステムとなっている。
【機能まとめ】
— バウヒュッテは大阪の会社だよ?? (@bauhutte) 2018年11月28日
・4モードのヘッドギア
・4モードのミトン
・ダブルジッパー
・ヘッドホンスリット
・着たままトイレシステム
そして極厚の二枚重ねのフリースで、着る毛布シリーズ過去最高の暖かさを実現しました♨?♨ pic.twitter.com/u7u7vRY2tn
前述の通り「ダメ着4G」はダメ着シリーズの中でも非常に高価だ。それだけにバウヒュッテもゲーマー向けにほかのシリーズと比較する着る毛布の選び方や使い方のノウハウを公開している。ダメ着の耐寒性能に関しても検証されており、対象は古いモデルだが冷凍車に入った検証記事が公開されている。
しかし、すでに「ダメ着4G」のバウヒュッテにおける在庫は全てなくなっているという。現在はECサイトであるAmazonとヴィレッジヴァンガードでのみ購入でき、Amazonでは着る毛布カテゴリーのベストセラーにもなっているようだが、追加生産は予定されていない。
もし来年度も新作が登場する可能性があるならば、Razerやロジクールのユーザー向けに黒と緑、あるいは黒と青といった新色にも期待したいところだ。
文/古嶋誉幸