Bethesda Softworksはモバイル向けRPG『The Elder Scrolls: Blades』の延期を発表した。新たなリリース時期は2019年初頭。公式サイトではアーリーアクセスへの登録も実施されている。
対応プラットフォームはiOS、Android。日本国内でのサービスは未定だ。
The Elder Scrolls: Blades will release in Early 2019 for iOS and Android devices. We are incredibly excited for you to play Blades and you can still sign up for Early Access at https://t.co/uuFPob6YWJ.
— The Elder Scrolls (@ElderScrolls) November 29, 2018
『The Elder Scrolls: Blades』は『Fallout Shelter』に続くBethesdaの人気フランチャイズのモバイルゲームスピンオフだ。今年のE3にて正式発表され、スマートフォンとは思えない美麗なグラフィックが披露された。
モバイルゲーム向けに新たに設計された『Fallout Shelter』とは違い、『The Elder Scrolls: Blades』はこれまでのシリーズ作品と同じ一人称視点3D RPGとなる。タッチパネルとモバイルに特化した『The Elder Scrolls』と言えるだろう。
プレイヤーは古代から続く騎士団「Blades」の一員として、壊滅した故郷の復興を目指す。シングルプレイコンテンツとしてダンジョンやフィールドを探索したり、故郷を復興しカスタマイズすることができる。アビスと呼ばれる無限に続くダンジョンに挑むことも可能だ。
魔法、装備品、アビリティといった従来のシリーズ作品と同じ主人公のカスタマイズ要素も健在だ。
操作もスマートフォンに特化しており、横画面での両手操作と縦画面での片手操作の両方に対応している。一方でこれまでのフランチャイズのように戦闘と探索がシームレスではなく、エンカウント方式へと変更となっている。
また、モバイルゲームならではの特徴としてマルチプレイにも対応しており、ほかのプレイヤーと戦うアリーナモードが用意されている。攻撃も防御もリアルタイムで行われる本格的な剣戟アクションだ。
6月に行われたE3 2018で発表されたときは2018年秋リリース予定だったが、少々の延期となった。スマホでタムリエルを冒険するのはもう少し先になりそうだ。
文/古嶋誉幸