1月25日に発売されたPC版『BIOHAZARD RE:2』は、ピーク時にはSteamで7万4千人がプレイする同シリーズ最大のローンチとなった。Steamのプレイヤー数が多いゲームとしては、第5位を記録している。シリーズ初の一人称視点へと変更しながら、ホラーゲームとしての原点へと戻り非常に高い評価を受けた『BIOHAZARD 7』のピークプレイヤーは1万8千人だった。
なおカプコンの発表により、同作が発売初週で300万本を売り上げたことも明らかとなっている。
『BIOHAZARD RE:2』は販売本数でも好調な滑り出しだ。パッケージ版のみの統計だが、イギリスの販売チャートでは初登場1位を記録し、1月29日時点でSteamでも世界統計で売り上げ1位となっている。
これらの記録の背景には複数の要因が考えられる。前作『BIOHAZARD 7』の発売は海外では2017年1月24日、日本では1月26日とどちらも週末をずらしての発売だったが、『BIOHAZARD RE:2』は全世界で2019年1月25日の金曜日と週末の発売だった。多くの人が同時に週末にプレイできたことが、プレイヤー数の著しい増加の理由のひとつとして考えられる。
また、ナンバリングタイトルの売り上げは、一般的に前作の評価が大きく影響を及ぼすと言われている。『BIOHAZARD 7』の高い評価が、『BIOHAZARD RE:2』の売り上げに大きく影響を及ぼしたことは想像に難くない。
その他、ワンショットデモと呼ばれる30分限定のデモ版の存在も大きいだろう。全世界で290万人以上がダウンロードしており、クリア率は25%と本作が手強いサバイバルホラーであることを証明している。
クリア率30%以下のリメイク版『バイオ2』ワンショットデモでRTAが流行中。30分どころか3分以下でクリアへ
現在、カプコンのResidentEvil.netでは『BIOHAZARD RE:2』の統計データが続々と集まっている。プレイタイムや主人公やタイラントの合計移動距離、レアな死因に出会ったプレイヤーの割合など興味深い統計データが公開されている。かなり面白い統計となっているので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。
ライター/古嶋誉幸