『Titanfall』スピンオフ、基本無料バトルロワイヤル『Apex Legends』発表。3人一組で戦う“タイタン無し”のヒーローシューターに

 Electronic ArtsとRespawn Entertainmentは、Free-to-Playの新作FPS『Apex Legends』を正式に発表した。発表と同時にPC、PlayStation 4、Xbox Oneでサービスが開始されており、日本語にも対応している。

 なおPlayStation 4版はPlayStation Plusに未加入でもプレイ可能、Xbox One版ではプレイするにはXbox Live Goldへの加入が必要となる。また、クロスプラットフォームプレイには現時点で対応していないが、対応に向けて作業が進行しているという。

 『Apex Legends』は『Titanfall』の世界観をベースにしたバトルロワイヤルシューターだ。アビリティの異なる8人のレジェンドからひとりを選び、戦闘に参加する。ヒーロー同士の差は戦術、パッシブ、アルティメットの3種のアビリティのみで、スピードや火力などに差は無いという。公式Youtubeチャンネルでは、各レジェンドを紹介する映像「Meet the Legends」が公開されている。

 なお『Titanfall』からの変更点としては、移動アクションとしてスライディングは残っているものの、ゲームバランスの観点から『Titanfall』の特徴だったウォールランやダブルジャンプ、そして巨大ロボ「タイタン」は廃止されている。

(画像は『Apex Legends』公式サイトより)

 一般的なバトルロワイヤルシューターとは異なり、ほかのプレイヤーがすべて敵となるソロモードは存在しない。ひとりで参加しても必ず3人でチームを組むことになる協力重視のゲームだ。ひとつのマッチに最大60人20チームが参加する。

 ほかに珍しい点として、蘇生が間に合わず味方がキルされた場合でも味方を復活させる手段が存在している。死亡地点に残されるバナーを手に入れ、リスポンビーコンを起動させると、そのプレイヤーは初期状態でふたたび降下可能となる。

 また、あらかじめチームを組んでくるプレイヤーや、ボイスチャットの有無でチームバランスに大きな偏りが出ないよう、味方と情報を共有するるPingシステムはかなり多くの局面で使えるような仕様になっている。武器や弾薬の場所、敵の位置といった情報はマーカー付きで味方に教えることができる。

(画像はTwitch | Apex Legends Reveal Streamより)

 ストーリーとしては、『Titanfall 2』の後の出来事が描かれている。『Titanfall』シリーズで描かれたIMC(星間製造企業)とミリシアとの戦争が終わり、戦場となった惑星フロンティアから撤退。それと同時に、タイタンを含む価値ある物資のほとんどが引き払われ、荒れ果てたフロンティアは人の住めない土地となった。

 フロンティアに住んでいた住人のうち、勇気ある人々は新たな生きる場所を求めて、辺境の惑星であるアウトランズへとたどり着く。そこは資源と可能性、そして危険に満ち溢れている新たなフロンティアだった。アウトランズでも無数の血が流れたが、時は流れ争いは形を変えていった。富と名声を求めるレジェンドたちが戦う新たな戦場は、「Apexゲーム」と呼ばれる血みどろの競技だ。

(画像はTwitch | Apex Legends Reveal Streamより)

 海外メディアGameInformerは開発元であるRespawnにインタビューを行っている。その中で、本作の開発はゲーム内にタイタンを登場させる観点から始まったものの、ゲームバランスを取ることが難しく、最終的に今の形に落ち着いたと答えている。

 『Titanfall』シリーズお馴染みのウォールランやダブルジャンプ、そしてタイタンといった要素は、バトルロワイヤルという形には収まりが悪かったようだ。

(画像はTwitch | Apex Legends Reveal Streamより)

 気になる課金要素だが、キャラクターや武器スキン、セリフといったコスメティックアイテムが主となる。リアルマネーで購入できるApexコインを消費すれば、ルートボックスに当たるApexパックや、ショップで売られているコスメティックアイテム、新しいレジェンドが購入できる。Apexパックからは特定のコスメティックアイテムと交換できるクラフトメタルも入手できる。

 また新レジェンドはApexコインだけでなく、レベルアップ時に取得できるレジェンドコインでも購入することができるため、時間をかければお金を払わなくても手に入れることができる。同じFPSで見ると、『Overwatch』『Rainbow Six Siege』と同様の課金要素になると見てよいだろう。

 もちろん長期的なサポートも計画されており、新たなマップや武器、レジェンドなどの追加が予定されている。ゲームは約3ヶ月ごとに更新されるシーズンで区切られており、シーズンごとの限定装備やApexパックが報酬となるバトルパスの販売も行われる。

(画像はTwitch | Apex Legends Reveal Streamより)

 タイタンが登場しない『Titannfall』バトルロワイヤルゲームの登場は先週から噂されてきたが、発表された新作ではそれ以上に『Titanfall』シリーズの要素が削られており、同じく噂されている新作の登場を心待ちにしてきた方は残念な思いをしているかもしれない。とはいえ、本作をもって『Titanfall』シリーズが終わるとも考えにくい。『Apex Legends』は無料で遊べるので、まずは初心者ガイドを一読のうえ、ゲームをプレイしてみてほしい。

ライター/古嶋 誉幸

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ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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