ソニー・インタラクティブエンタテインメントのゲーム開発振興プログラム「China Hero Project」は、新作の大規模対戦アクションゲーム『RAN: Lost Islands』を発表した。プラットフォームはプレイステーション4で、価格や発売時期は未定だ。
『RAN: Lost Islands』のジャンルは「三人称視点サバイバルゲーム」となるが、ゲーム内容の詳細は2019年3月8日の時点では明らかにされていない。
China Hero Projectが公開したトレイラーを見る限り、一般的なサバイバルゲームにも2チームに別れたチームデスマッチをしているようにも見える。侍が登場する近接戦闘主体のサバイバルゲームということなら、現在も盛り上がり続けるバトルロイヤルゲームジャンルにおいても個性的なものとなるだろう。
17世紀を舞台にしており、火薬を使った鉄砲や爆弾といった武器より、刀やレイピアなどの冷兵器を主軸にした戦いが描かれる。トレイラーでは、ヨーロッパの戦列歩兵風の兵士VS侍という珍しい組み合わせの戦いも確認できる。
『RAN: Lost Islands』を開発するのは2018年に設立された新興デベロッパーJOLLY ROGER GAME。ストラテジーと対戦アクションを融合させたマルチプレイゲーム『Tiger Knight』を開発したスタッフが所属している。
チームに所属するメンバーは中国内デベロッパーで平均して5年ゲーム開発に従事しているという。上記の『Tiger Knight』のようにPCでゲームをリリースした経験はあるものの、コンソールでもゲームをリリースするという夢のために独立した。
公式サイトではベータテストなどの情報をいち早く届けるため、メーリングリストの登録を呼びかけている。本作が気になる方はそちらに登録して続報を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸