Electronic ArtsとDICEは『バトルフィールドV』(以下、BFV)の新ゲームモード「ファイアストーム」のトレイラーを公開した。「ファイアストーム」は、3月25日より実装予定のシリーズ初のバトルロイヤルモードだ。開発にはCriterion Gamesも携わっている。
ファイアストームは一般的なバトルロイヤルゲームを、『BFV』ならではのゲームシステムに落とし込んでいる。ゲームモードの詳細は完全には明らかにされていないが、公式ページの説明では4人の小隊が16チーム、64人がひとつの戦場で戦うとされている。マップの破壊や拠点を占拠する要素も特徴として挙げられており、マルチプレイでおなじみの要素がこのモードでも楽しめそうだ。
トレイラーでは戦車を含むさまざまな車両が登場し、こちらも目玉のひとつとなっている。戦場にある車輪を持ったものは全て車両とあるとおり、戦争の兵器とは思えないトラクターで走り回るシーンも確認できる。『BFV』らしい強力な車両を巡る攻防もファイアストームの魅力になるだろう。
また、赤いスモークでマーキングした場所に航空支援を要請するシーンも収録されている。所有する兵器だけでなく支援攻撃として強力な火力を利用できるのも、『BFV』をバトルロイヤルにしたファイアストームならではの要素と言えるだろう。
ゲームの目玉として『BFV』リリース当初から話題となっていたファイアストーム。販売を担当するElectronic Artsからは『Apex Legends』が同じくリリースされているが、ゲーム内容が大きく異なるため両者が食い合いになることはないとEAは太鼓判を押している。ようやく公開となるファイアストームは、現在飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を増しているバトルロイヤルジャンルで、いったいどのような地位を獲得するだろうか。
ライター/古嶋誉幸