セガフェス2019にて、「メガドライブ ミニ」があらためて正式発表された。「メガドライブ」バージョンと、海外版メガドライブ「Genesis」バージョンを2019年9月19日に全世界で同時に発売予定。価格はコントローラーがひとつ付属する「メガドライブ ミニ」が6980円、ふたつ付属する「メガドライブ ミニW」が8980円となる。
「メガドライブ ミニ」はカートリッジ挿入部分(※実際のメガドライブカートリッジで遊ぶことはできない)が実際に開閉したり、電源ボタンが可動するなど、実際のメガドライブ同様の可動ギミックが再現されている。テレビへの接続はHDMI、電源はUSBケーブルとなる。なお、メガドライブ本体に付いていたヘッドフォン端子は廃されている。本体は手のひらサイズで小さくなっているが、コントローラーは実際のメガドライブコントローラーと同じ大きさとなる。
ソフトウェア面の機能として、どこでもセーブ機能が搭載される。スキャンライン表示やテレビに合わせた拡大方法、画面表示の設定など、その他の機能は現時点で未発表だ。
収録タイトルは全40タイトル。国民投票で決定した3タイトルを含めた10タイトルが先行して発表された。発売地域に合わせて収録タイトルは変更されため、こちらのリストは日本向け「メガドライブ ミニ」の収録タイトルとなる。
・『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』
・『ぷよぷよ通』
・『シャイニング・フォース 神々の遺産』
・『VAMPIRE KILLER』
・『レッスルボール』
・『ガンスターヒーローズ』
・『コミックスゾーン』
・『レンタヒーロー』
・『スペースハリアーII』
・『魔導物語I』
【更新 2019/3/30 12:45】 「セガフェス情報局」の『メガドライブ ミニ こぼれ話』にて、メガドライブ ミニの一部タイトルが北米版や欧州版も収録することが明らかにされた。言語選択で英語やフランス語を選択すると同時に変更されるそうで、たとえば『バンパイアキラー』であればバージョンが異なる『Castlevania: Bloodlines』、『Castlevania The New Generation』をプレイすることができる。ただしこの機能はあくまで“裏技”的なおまけ要素とされており、全タイトルを収録するわけではないようだ。
ライター/古嶋誉幸