スパイク・チュンソフトは、 Larian Studiosが開発したRPG『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』(以下、ディヴィニティ:オリジナル・シン 2)の日本語版を10月31日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4となっている。
【お知らせ】PS4『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』の発売日が2019年10月31日に決定いたしました。9月以降はどの週にも話題作が待ち構えていますが、本作もよろしくお願いいたします。#ディヴィニティ #divinityoriginalsin2https://t.co/WnX4Ojl0yz pic.twitter.com/Egz55fmFKs
— スパイク・チュンソフト (@spikechunsoft) July 31, 2019
『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2』は、海外ではバンダイナムコエンターテインメントより2017年に発売されたRPGだ。2014年に発売された前作『ディヴィニティ:オリジナル・シン』は、戦略性の高いタクティカルな戦闘や、攻略自由度の高いクエスト、濃密な世界の作り込みや膨大なテキスト量で名作と呼ばれるほどの高い評価を得た。今作ではそれらの要素はそのままに、新たな種族や魔法、ユニークなバックグラウンドを持った6人のオリジンキャラクターをベースとするキャラクターメイキングなどが盛り込まれ、さらなる進化を遂げている。
ゲーム内の世界では「ソース」(直訳すれば“源”)と呼ばれる力が存在しており、「ソース使い」とソースの力を危険視する「神聖騎士団」が対立。今作では、神が自らの身を犠牲に「虚無」から世界を救おうとしたが失敗し、「虚無」の使いであるヴォイドウォークンが台頭、世界に死と破壊がもたらされる物語が描かれる。ソース使いである主人公は神聖騎士団に捕らえられ、孤島へと送られるところから物語は始まる。
戦闘は前作から引き続きターンベースとなっており、周囲の環境や高低差を有利に使って勝利を目指す。シングルプレイだけでなく、最大4人までのマルチプレイにも対応している。またキャラクターメイキングは前作より自由になり、リザードやドワーフなど人間以外の種族を選ぶことが可能になった。主人公の種族が違えば、世界に住まう人々の反応も違うものになる。一部BGMを変更することができる好みの楽器の選択など、ゲームプレイには直接関与しない選択肢も増えている。
そしてパッケージ版には、予約特典として恒例の(?)序盤攻略ガイドブックをご用意しております。パッケージ版は本日より順次予約開始です。#ディヴィニティ #divinityoriginalsin2 pic.twitter.com/DUuCNqfpet
— スパイク・チュンソフト (@spikechunsoft) July 31, 2019
日本語版『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2』の予約者には、序盤攻略ガイドブックが特典として配布される。クエストマーカーが出ないなど、近年の親切なRPGとは少し違う部分もある『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2』。ゲームに慣れるまでの序盤をサポートするガイドは新米ソース使いには心強いアイテムとなるだろう。
長らく日本語版が待ち望まれていた『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2』だが、PlayStaiton 4ではついに公式日本語版がリリースされる。9月以降に買うゲームを大量に抱えるゲームファンも多いと思うが、ぜひその中に本作も加えてほしい。
ライター/古嶋誉幸