Raw Furyは、ローグライトファーミングシミュレーター『Atomicrops』の早期アクセス販売を9月5日より開始することを発表した。
対応プラットフォームはPC(Epic Games Store)。価格は発表されていないが、9月5日には本体価格の50%オフセールが実施され、その後1週間かけて毎日割引率を落としていく、少し変わった販売形態を採用している。2020年にはコンソール版の発売も予定されている。
『Atomicrops』は、人類文明が崩壊したあとの世界を舞台に、祖父から受け継いだ世界最後の農園を経営するファーミングシミュレーターだ。世界最後の人類が住む町の食料源として、放射線により突然変異した危険なモンスターや野盗がはびこる荒野で武器を手に農業を営む。
ゲームは「農業・結婚・殺害」の3本の柱から成り立っており、町で人々と交流し武器や農具をアップグレードし、ヘリで危険な農地に赴いて農業を行うことを繰り返す。荒野を探索してより良い農作物を作り、お金を稼いで人々の信頼を集め、牛や馬、あるいは配偶者の力を借りてさらに荒野を開墾する。
農業シムではあるが、基本は見下ろし視点のツインスティックシューターだ。敵を銃で攻撃しながら農業をやるのは難しそうだが、開墾や種まき、肥料や水やりは可能な限りシンプルにまとめられている。
農地のある荒野には崩壊前の世界の遺物も残されており、よりよい世紀末農業を行うにはそれらの探索も必要になる。新たな農作物や農具を手に入れれば、さらに良い作物を生産することができるだろう。
Raw Fury初のFPS(Farm Protection Simulator)の早期アクセスがついにスタートする。かわいらしいが少し毒のある2Dアートと、ツインスティックシューターとファーミングシムを合体させたゲームシステムに興味があれば、最も安く購入できる9月5日に忘れずに『Atomicrops』を入手してほしい。
ライター/古嶋誉幸