Reef Entertainmentは、映画『ターミネーター』、『ターミネーター2』をベースにビデオゲーム化した、シングルプレイヤー向けFPS『Terminator: Resistance』を発表した。
「審判の日」から30年後のロサンゼルスを舞台に、人類に牙を向いたAI・スカイネットとそれに対抗するレジスタンスの戦いを描く。プラットフォームはPS4、Xbox One、PC(Steam)。発売日はヨーロッパでは11月15日、北米では12月3日となる。
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— Reef Entertainment (@Reef_Games) September 19, 2019
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本作はジェームズ・キャメロン監督の二作『ターミネーター』、『ターミネーター2』で詳細には描かれなかった「未来戦争」のシナリオをベースにしたシングルプレイヤー主体のFPSとなる。英雄ジョン・コナーが率いるレジスタンスのメンバー、ジェイコブ・リバーズが主人公だ。なぜかジェイコブはスカイネットから標的にされており、執拗にターミネーターが襲い掛かってくる。
主人公はプラズマ兵器でT-800といった映画で御馴染みのターミネーターと戦いつつ、生存者を救うこともできる。ストーリーミッションだけではなく、豊富なサイドクエストが用意されており、スクラップを集めて取引やクラフトをすることもできる。ストーリーをクリアしていくとレジスタンスレベルがあがり、銃撃だけではなくハッキングによって対抗することもできる。
映画『ターミネーター』シリーズといえば、最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』の日本公開が11月8日に控えているが、今のところ関連性は公表されていない。しかしジェームズ・キャメロンは『ターミネーター:ニュー・フェイト』を新たな三部作の第一作と位置づけており、実は本作『Terminator: Resistance』も何らかのメディアミックス的な戦略が含まれており、実は『ターミネーター:ニュー・フェイト』と関連性が含まれている可能性は捨てきれない。
また『ターミネーター』シリーズの「未来戦争」といえば、映画『ターミネーター4』、ならびにそれをベースにした同名ゲーム作品があったが、本作の場合はあくまで『ターミネーター』、『ターミネーター2』で象徴的に描かれた未来戦争をベースにしているので、『ターミネーター4』とは違う荒廃した未来が描かれそうだ。
開発はポーランドの開発会社Teyonが制作しており、海外ではパッケージ販売もする模様。最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰。またサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトン、ジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングもシリーズに復帰するので、注目度が非常に高い続編となっている。『Terminator: Resistance』の日本展開のアナウンスはないが、映画最新作と合わせて、ぜひ日本での発売を望みたいところだ。
ライター/福山幸司