『FINAL FANTASY VII REMAKE(以下FFVIIリメイク)』のディレクターを務める野村哲也氏は、同作の『Part 2』の開発にすでに着手していることをPlayStation.Blogに掲載された『FFVII リメイク』の情報記事に寄せたメッセージで明かした。
2020年3月3日(火)に発売予定の『FFVIIリメイク』は、1997年に発売されたPlayStation用ソフト『FINAL FANTASY VII』を、当時の主要スタッフと現在の最先端技術で新たな物語として生まれ変わらせている。リメイク版は複数作にわたって展開される予定であり、3月に発売される第1弾は原作のストーリーにおける「ミッドガル脱出」までを描く予定となっている。
PlayStation.Blogに掲載された記事にはプロデューサーの北瀬佳範氏、ディレクターの野村哲也氏、ゲームシナリオライターの野島一成氏などの主要スタッフがメッセージを寄せており、次作への着手についてコメントしたのは野村氏である。また、シナリオデザインの共同ディレクターを担当している鳥山求氏は、ウォール・マーケットにある蜜蜂の館のリメイクに関して「クラウドの女装が大幅にショーアップして登場します」とメッセージを寄せている。
また、最新ビジュアルと、バトルシステムに関する情報も公開されている。
新たに公開されたキービジュアルでは、青空を眺めるエアリスと、娘のマリンを肩に乗せてスラムの教会を訪れるバレットの姿を確認できるほか、神羅カンパニー所属の特殊工作部隊「タークス」と反新羅をかかげる組織「アバランチ」のキャラクタービジュアルも紹介されている。
バトルシステム関連の紹介では、直感的なアクションバトルとは別に回避や防御を自動で行い、演出やコマンド選択に集中して原作『FINAL FANTASY VII』のようなコマンドバトルを楽しめる「クラシックモード」が搭載されている。「クラシックモード」中でもマニュアル操作ができるので、状況に合わせてマニュアル操作とセミオート操作を切り替え可能だ。また、クラウドの固有アビリティや、マテリアを解放して武器を強化していく「武器成長」システムや、「マテリア」や「召喚獣」といったシリーズおなじみの要素のほか、原作にはなかった新しいミニゲームも紹介されている。
ライター/ヨシムネ