Playmajiは同社が開発中のレトロゲーム互換機「Polymega」の発売日を2020年2月下旬にすると発表した。今夏より始まったプロトタイプの生産は、現在パイロット版の生産に移行しているという。
公式サイトではこのほか、12月現在のCDゲームの互換性リストや、『Polymega』向けライトガンの新機能などが発表されている。
今回発表された「Polymega」向けのライトガン「RGC01 Lightgun」の新機能は、銃の撃鉄の部分にアナログスティックを搭載したことだ。「Polymega」がサポートするゲームの中にこういった機能を利用するよう作られたものは無いが、FPSなどでまったく新しい操作が可能になるという。今後数ヶ月でRGC01 Lightgunの予約など続報が伝えられる予定だ。
アップデートされたCDゲームの互換性リストは、各プラットフォームで公式にリリースされたゲームの90%をフォローしているという。デモ、プロトタイプなど、ここに記載されていないゲームも動作する可能性がある。欧州と日本のPlayStation、欧州セガサターン、PCエンジンのCD-Rom2の情報は後日掲載されるとのこと。
インテリジェントパッチシステムのデモンストレーションも公開されている。これによりローカライズパッチなどをメニューから簡単にロードすることができ、状態を保存したところから新しくパッチを適用してスタートするといった使い方も可能だ。
PlayStationやセガサターンなどのCD ROMゲーム以外に、ユニットを装着することでファミコンやスーパーファミコンなどのロムカセットゲームの動作も可能な「Polymega」。総合機と呼んでも良い広範囲なゲームの動作に魅力を感じる方は多いだろう。2019年の発売を首を長くして待っていた方も多いと思うが、2020年2月の発売までもう少し待って欲しい。
ライター/古嶋誉幸