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『バーチャロン』シリーズ特化の旅館ゲーセンを作るクラウドファンディングが開始。集会、競技、観戦、配信など今の時代に合わせたプレイ環境を目指す

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 長野県白馬村で旅館「木塵」を運営する木塵は、12月21日(土)よりCAMPFIREにて、クラウドファンディングプロジェクト「白馬に泊まって遊べる業務用バーチャロン専用ゲームセンターを作る」を開始した。期間は2020年3月7日(土)まで。5000万円を目標金額に設定しており、執筆時現在で約550万円が出資されている。

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(画像は「CAMPFIRE」プロジェクトページより)

 本プロジェクトは、初代『電脳戦機バーチャロン』(1995年)から3作品続いた、業務用『バーチャロン』シリーズに特化した旅館併設型ゲームセンターを創設するのが目標だ。

 旅館にはすでに、『電脳戦機バーチャロン フォース』(2001年)の大型筐体をはじめとする各作品の筐体が有志によって提供されており、ファンの企画合宿や世界大会が行われているが、今回のクラウドファンディングは『バーチャロン』の遊べるゲームセンターが少なくなったことを憂慮するとともに、地元高校での授業や部活動など、「楽しめる人を増やしたい!」と企画された。

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(画像は「CAMPFIRE」プロジェクトページより)

 集まった資金は中継配信機材や観客席、大型モニターなどを設置した専用棟の建設や、『バーチャロン』シリーズに関連するグッズを展示するコーナーの設置、リターンのグッズや企画に使われる。また、海外に渡った業務用基板の買い戻し、基板修理専門家の捜索、修理延命にも費用の一部が使われる予定だ。

 リターン品には、旅館「木塵」の永年会員券や宿泊券、自家製の米やニジマスの燻製、旅館「木塵」オリジナルグッズ、特製のスノースケートボード「白虹」、開催予定の業務用『バーチャロン』大会などの宿泊企画などが予定されている。

 そのほか、「握力王」の異名をもつ『バーチャロン』シリーズのトッププレイヤー、エスポワール氏による特別加工(?)のトランプや、直々の指導を受けられるかもしれない宿泊企画「エスポワール BootCamp」、、画面が動く『電脳戦機バーチャロン』筐体模型のワークショップなど、ファンにとって特別な体験ができるリターンも確認できた。

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(画像は「CAMPFIRE」プロジェクトページより)

 11月に発売されたPlayStation 4用ソフト『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』や、クラウドファンディングを成功させた「TANITA ツインスティック・プロジェクト」など、現在も活発な動きを見せる『バーチャロン』シリーズのファンコミュニティからは今後も目が離せない。

ライター/ヨシムネ

ライター
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ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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