12月20日よりヘンリー・カヴィル氏主演のウェブドラマシリーズ『The Witcher』のファーストシーズンがNetflixで公開された。全8エピソードに渡り、モンスターハンターである主人公ゲラルトの戦いが描かれる。
そんなウィッチャーの冒険を見た視聴者は、自分の冒険心にも火をつけられたようだ。ドラマが公開されてから数日、Steamで『The Witcher 3: Wild Hunt』をプレイする人が急増していることがSteam Chartの統計から判明した。
⚡ヘンリー・カヴィル主演⚡
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) December 20, 2019
大陸を渡り歩き
怪物を狩り
賞金を得る
超人パワーを秘めたミュータントで
史上最強のモンスターハンター
⚔ゲラルト⚔🔥
エルフ・ドワーフ・人間…
様々な種族が共存する世界で、彼は己の正義を貫く―#ネトフリ オリジナル『#ウィッチャー』配信開始! pic.twitter.com/FuGtmGG7vF
Steam Chartによると、12月19日まではピーク時に平均しておよそ1万5千人、11月には2万6千人がゲームをプレイしていたが、ドラマが公開された20日ごろから徐々にプレイヤー数が伸び始め、23日には3倍の4万8千人以上がゲームを遊んでいる。
これは非常に評価が高いDLC第二弾「血塗られた美酒」がリリースされた2016年5月、そしてゲームが半額でセールされた2016年6月のSteamサマーセール時にゲームをプレイしていた人数とほぼ同じだ。現在1月3日までのSteamウインターセールで、ゲームが70%オフの1990円でセールされていることも関係しているだろう。
加えて、『The Witcher 1 Enhanced Edition』と『The Witcher 2: Assassins of Kings Enhanced Edition』のプレイ人数も増加傾向にあることが分かる。
プラットフォームを越えてプレイヤーの実績やプレイタイムの統計を取るサービスPlaytrackerは、同様の動きがXboxやPlaystationでも起きていることを報告している。
長くゲームの続編製作に暗雲をもたらしていた、ゲームの原作者であるアンドレイ・サプコフスキ氏とゲームを開発したCD Projekt REDとのロイヤリティの支払いに端を発する関係悪化が友好的な解決に向かっていることを、海外メディアGame Informerが伝えている。
ドラマはすでにセカンドシーズンの製作も決定しているが、もしかすると、今後ゲラルトの新たな冒険がゲームでも観られるかもしれない。
ライター/古嶋誉幸