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『うたわれるもの』シリーズ『偽りの仮面』と『二人の白皇』PC版がSteamで本日発売

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 DMM GAMEは、Steamで『うたわれるもの 偽りの仮面』『うたわれるもの 二人の白皇』を本日発売する。本作は独特の世界観を舞台にしたアドベンチャーゲームとシミュレーションRPGを融合した作品だ。なお、Steam版は日本語・英語・中国語(繁体字)に対応する。価格は未定。

 『うたわれるもの』シリーズは、2002年に第一作『うたわれるもの』がPCから発売。『恋姫 ~K・O・I・H・I・M・E~』『BE-YOND ~黒大将に見られてる~』などを代表作に持つシナリオライター菅宗光氏の作品だ。

 古代日本とファンタジーがミックスされた独自の世界観で展開する戦国絵巻は好評を博した。ビジュアルノベルをベースとしたアドベンチャーパートで仲間たちと交流し、戦乱に巻き込まれ戦いを余儀なくされるのをシミュレーションRPGで描いている。以後、この路線はシリーズで踏襲されることなる。

 人気を決定付けたのは2006年にPS2でリメイクした『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』、テレビアニメ化がされた。2015年にまさかの続編が二部作として発売されることが発表され、それぞれ『うたわれるもの 偽りの仮面』と『うたわれるもの 二人の白皇』としてPS3、PSvitaで発売された。なお、現在ではHDリメイクされた『散りゆく者への子守唄』と合わせて全三部作がPS4で発売している。

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(画像はSteam『うたわれるもの 偽りの仮面』より)
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(画像はSteam『うたわれるもの 偽りの仮面』より)
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(画像はうたわれるもの 二人の白皇
より)
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(画像はうたわれるもの 二人の白皇より)

 今回、Steamで発売されるのは2015年以降に展開したシリーズ2作目『偽りの仮面』、3作目であり完結編の『二人の白皇』だ。これらは新しい「ヤマト」と呼ばれる世界観を舞台にしており、主人公も1作目とは違うので『偽りの仮面』からプレイしてもまったく問題はない。ただし3作目の『二人の白皇』は、『偽りの仮面』はプレイした後に触るほうが理解が深まるだろう。公式サイトの「シリーズ指南書」でも、『偽りの仮面』からプレイするのを推薦している。

 なおスマートフォンでは『うたわれるもの』シリーズのアドベンチャーパートだけ抜き出したものが無料配信中なので、『散りゆく者への子守唄』のアドベンチャーパートをプレイして、『偽りの仮面』からプレイするのもアリだろう。

 『散りゆく者への子守唄』に続いて『偽りの仮面』は2015年にテレビアニメ化されたが、『二人の白皇』もアニメ化されることが決まっている。またスマートフォンでは『うたわれるもの ロストフラグ』が展開中だ。まだまだ展開が続く『うたわれるもの』シリーズ。まだ触ったことがないという人は、Steamでの配信を契機にプレイしてみててはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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