任天堂は1月30日、2020年3月期の第3四半期(2019年4月~12月)の決算短信を公開した。『ポケットモンスター ソード・シールド』の売り上げが1606万本を超え、10月31日発売の『ルイージマンション3』や6月28日発売の『スーパーマリオメーカー2』も500万本以上の売り上げを突破したことが報告されている。
そして、これらのゲームのプラットフォームであるNintendo Switchは、2019年9月に発売されたNintendo Switch Liteを含め、2020年3月期の第3四半期期間中で1774万台を売り上げた。12月にテンセントと協力して中国でも販売がスタートし、全世界での累計販売台数は5248万台となった。内訳はNintendo Switchが4730万台、Nintendo Switch Liteが519万台となっている。
任天堂のゲーム専用機販売実績によると、スーパーファミコンの累計販売台数4910万台。Nintendo Switchは2017年3月の発売から約2年と10ヶ月でスーパーファミコンの販売台数を追い抜いたことになる。
Nintendo Switchより販売台数の多い据え置き型コンソールは、1億163万台のWiiと6191万台のファミリーコンピューターを残すのみとなった。Wiiは発売から約6年と8ヶ月で1億台を突破。単純計算ではNintendo SwitchはWii以上に好調な売り上げといえる。
この結果を受け、任天堂はNintendo Switchの2019年4月1日から2020年3月31日の年間販売台数予想を、1800万台から1950万台に上方修正している。
ライター/古嶋誉幸