Art Games Studioは、A2 Softworksが開発する雪山登山をテーマにしたサバイバルシミュレーター『Climber: Sky is the Limit』のSteamページをオープンした。価格は未発表、発売日は「Coming Soon」となっている。
『Climber: Sky is the Limit』でプレイヤーは登山家として、厳しいヒマラヤ山脈に挑むことになる。登山ルートを選び最適な計画を立て、アイスアックスや食料などの適切な装備を選択してヒマラヤ山脈へと旅立つ。登山シミュレーターではあり、世界でもっとも厳しい環境のひとつであるヒマラヤ山脈で生き残るサバイバルゲームとしての側面もある。
雪山は常に死と隣り合わせだ。吹雪のような猛烈な悪天候、クレバス、雪崩。登山中は常に最悪の事態を想定して適切なタイミングで装備を使用して生き残らなければならない。あえて難しい道を選ぶことで、吹雪が来るよりも早く山頂にたどり着けるかもしれない。
過酷な一日の最後はキャンプを張って体力を回復させる。山の天候は変わりやすく、日が落ちるのも早い。事前の登山計画で1日にどこまで進むかの計画を立て、風の影響を受けにくい場所にキャンプを張ることも重要になってくる。
プレイヤーの命を守る装備にはそれぞれ重量が設定されており、軽装であればあるほど体力も減りにくくなる。しかし、不測の事態ではもしものためにバッグに入れておいた装備が役に立つかもしれない。ほんの少しの非常食のあるなしが生死を分けることもあるだろう。どのような装備を山に持ち込むかを考えるのは、登山のもっとも面白いパートのひとつになるという。
『神々の山嶺』のような山岳小説の世界をゲームとして体験できそうな『Climber: Sky is the Limit』。ゲームに興味があればSteamのウィッシュリストに登録し、ゲームの発売を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸